六本木アートナイト:一夜限り、眠らない街がアートに変わる東京の祭典

六本木アートナイト:一夜限り、眠らない街がアートに変わる東京の祭典

芸術祭
開催時期毎年2026年は10月31日〜11月1日。3年ぶりのオールナイト開催

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2009年に始まった六本木アートナイトは、六本木の美術館や商業施設、街頭を舞台に夜間を中心に開催されるアートの祭典。森美術館・国立新美術館・サントリー美術館など、アートの街ならではの一斉連携が魅力です。

はじめに:夜の六本木が、ひと晩だけ巨大な美術館になる

六本木アートナイトは、東京・六本木の街全体を舞台に2009年から開催されているアートの祭典です。美術館やギャラリー、商業施設、公共スペースが一斉に連携し、夜間を中心にアート作品やパフォーマンス、ライブイベントが街のあちこちに出現します。「生活の中でアートを楽しむ」という新しい東京のライフスタイルの提案として始まりました。

成り立ち:巨大ロボットが立った春の夜から

第1回が開かれたのは2009年3月28日から29日にかけての一夜でした。メインアーティストはヤノベケンジ。高さ7メートルを超える《ジャイアント・トらやん》が六本木ヒルズアリーナに立ち、夜通し火を噴く光景は多くの来場者の記憶に刻まれています。第2回は椿昇が《ビフォア・フラワー》を発表し、以後も草間彌生、蜷川実花、名和晃平ら日本の現代アートを牽引する作家たちが参加してきました。2013年から2015年にかけては日比野克彦がアーティスティックディレクターを務めています。主催は東京都、東京都歴史文化財団アーツカウンシル東京、港区、六本木アートナイト実行委員会という官民の共同体制です。

絶対に知っておきたい!3つの見どころ

1. 美術館トライアングルの一斉参加

六本木には森美術館、国立新美術館、サントリー美術館という「六本木アート・トライアングル」と呼ばれる3つの美術館があります。アートナイトの夜は各館が連携し、開館時間の延長や関連プログラムで街全体を盛り上げます。デザインの拠点である21_21 DESIGN SIGHTも加わり、徒歩圏内にこれだけの文化施設が集まる街は国内でも稀有です。

2. 街頭に出現する巨大インスタレーション

六本木ヒルズアリーナや東京ミッドタウンの芝生広場など、普段は買い物客が行き交う場所に、巨大なインスタレーションやパフォーマンスが出現します。六本木商店街の店先や路上にも作品が置かれ、見慣れた街並みが一晩だけ別の顔を見せます。

3. 夜通し楽しめる「オールナイト」の高揚感

終電を気にせず、深夜の街を歩きながらアートをはしごする体験は、眠らない街・六本木ならでは。2026年は10月31日の夕方から11月1日の朝にかけて、3年ぶりにオールナイトでの開催が予定されており、フランスに注目する特集企画「RAN Focus」も組まれています。

訪れる前に知っておきたいこと

  • 参加無料のプログラムが中心: 街頭の作品やパフォーマンスの多くは無料で楽しめます(一部プログラムや美術館の企画展は別途料金が必要な場合があります)。
  • 公式マップを入手しよう: プログラムは広範囲に点在するため、公式サイトやマップで見たい作品をチェックしてから回るのが効率的です。
  • 夜歩きの装備を: 屋外を長時間歩くので、歩きやすい靴と羽織るものがあると安心です。

開催概要

  • 開催地: 東京都港区・六本木地区一帯(六本木ヒルズ、東京ミッドタウン、六本木商店街ほか)
  • 主な会場: 森美術館、国立新美術館、サントリー美術館(21_21 DESIGN SIGHTや街頭の公共空間も会場になります)
  • 開催ペース: 毎年
  • 開催時期: 2026年は10月31日〜11月1日。3年ぶりのオールナイト開催
  • アクセス: 東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅から徒歩
  • 主催: 東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、港区、六本木アートナイト実行委員会

まとめ

六本木アートナイトは、美術館の外へアートがあふれ出す、都市型アートフェスティバルの代表格です。夜の東京を歩きながら、思いがけないアートとの出会いを楽しんでください。