富山県美術館:立山連峰を望む、アートとデザインの新拠点

富山県美術館:立山連峰を望む、アートとデザインの新拠点

美術館

2017年に全面開館した富山県美術館は「アートとデザインをつなぐ」をコンセプトに、ピカソ、ミロ、シャガールなど20世紀の巨匠の作品と、屋上のオノマトペの屋上庭園が人気の美術館です。

はじめに:富山から発信するアート×デザイン

富岩運河環水公園内に位置する富山県美術館(TAD)は、旧・富山県立近代美術館のコレクションを引き継ぎ、2017年に開館しました。「アート」と「デザイン」を結ぶ、全国でも珍しいコンセプトの美術館です。内藤廣設計の建物は、アルミとガラスを多用した軽快なデザインが特徴です。

時代背景:ものづくりの街・富山とデザイン

富山県は薬売りの伝統から続くパッケージデザイン、鋳物や漆器などの伝統工芸、そしてアルミサッシや医薬品など近代産業のデザインの蓄積があります。この「ものづくりとデザイン」の伝統を踏まえ、純粋美術だけでなくデザインにも焦点を当てています。

3つの見どころ

  • 20世紀美術の巨匠たち: ピカソ、シャガール、ミロ、エルンストなど、20世紀の巨匠の作品約150点を常設展示。
  • オノマトペの屋上: 屋上庭園には「ふわふわ」「ぐるぐる」など、オノマトペ(擬音語・擬態語)をテーマにした遊具が設置。立山連峰を望む絶景も。
  • デザインコレクション: ポスターや椅子など、20世紀のデザイン史を代表する作品群。

鑑賞のコツ

屋上庭園は入場無料で、晴れた日には立山連峰の大パノラマが広がります。環水公園内にはスターバックスの「世界一美しい」と称される店舗もあり、散策とセットで楽しむのがおすすめです。

施設情報・アクセス

  • 住所: 〒930-0806 富山県富山市木場町3-20
  • アクセス: JR「富山駅」北口より徒歩約15分、バス「富山県美術館」下車すぐ
  • 開館時間: 9:30~18:00(入館は17:30まで)
  • 休館日: 水曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
  • 公式サイト: 富山県美術館

豆知識

屋上庭園「オノマトペの屋上」は、グラフィックデザイナー・佐藤卓さんの監修によるものです。世界のポスターを集めたコレクションでも知られ、「デザインを見る美術館」としての顔を持っています。