愛知県美術館:栄のど真ん中で出会う、クリムトとピカソ
名古屋・栄の複合文化施設「愛知芸術文化センター」内にある愛知県美術館。クリムト、ピカソ、マティスから現代美術まで、約8,000点のコレクションを10階の展示室で堪能できます。
はじめに:都市の中心で世界のアートに触れる
名古屋・栄の中心部にそびえる愛知芸術文化センターの10階に1992年に開館した愛知県美術館は、20世紀を中心とした国内外の優れた美術作品を収蔵する、中部地方を代表する美術館です。コンサートホールや劇場と一体化した複合文化施設ならではの、多角的なアート体験が可能です。
時代背景:国際芸術祭「あいち」の拠点
愛知県は2010年から国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」(現・国際芸術祭「あいち」)を開催しており、当館はそのメイン会場の一つです。3年に一度、世界中の現代アーティストの最新作が展示され、国際的なアートシーンの最前線に触れることができます。
3つの見どころ
- クリムト「人生は戦いなり(黄金の騎士)」: グスタフ・クリムトの金箔を用いた華麗な作品。日本で鑑賞できる数少ないクリムトの油彩画です。
- ピカソ・マティス・クレー: 20世紀美術の巨匠たちの作品が充実しています。
- 木村定三コレクション: 熊谷守一の油彩画を中心に、日本画や古美術も含む多彩なコレクション。
鑑賞のコツ
常設展「APMoAコレクション」は年4回の展示替えがあり、テーマ展示で毎回異なる切り口でコレクションを紹介しています。10階という高層階にあるため、展示室からの眺望も見どころの一つです。
施設情報・アクセス
- 住所: 〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
- アクセス: 地下鉄東山線・名城線「栄駅」から徒歩3分
- 開館時間: 10:00~18:00(金曜は20:00まで、入場は閉館30分前まで)
- 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
- 公式サイト: 愛知県美術館
豆知識
クリムト「人生は戦いなり(黄金の騎士)」は、金地の輝きが印象的な、日本で見られる数少ないクリムトの油彩画です。同じ愛知芸術文化センターには愛知県芸術劇場もあり、アートと舞台をはしごできます。