特別展「卑弥呼の鏡 ―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―」

特別展「卑弥呼の鏡 ―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―」

開催予定
会期
2026年10月31日2027年1月11日
所要時間
90分〜120分(当サイトによる目安)
所在地
〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2
混雑状況
九州国立博物館の公式X(@kyuhaku_kohoXで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

太宰府の九州国立博物館で、2026年10月31日(土)から2027年1月11日(月・祝)まで特別展「卑弥呼の鏡 ―三角縁神獣鏡がヤマト王権をつくった―」が開催されます。邪馬台国の女王・卑弥呼と結びつけて語られてきた三角縁神獣鏡を主役に、古墳時代の王権の成立とその変容を描き出す特別展です。所要時間の目安は90分〜120分。考古学ファンはもちろん、古代史ミステリーに関心のある方なら誰でも楽しめる内容です。

「卑弥呼の鏡」はどんな展覧会?

三角縁神獣鏡は、縁の断面が三角形で神像と獣像をあしらった銅鏡です。中国の史書に記された、魏の皇帝が卑弥呼に贈った「銅鏡百枚」との関係が古くから議論され、邪馬台国論争でも常に主役級の存在であり続けてきました。本展は、この三角縁神獣鏡をとおして古墳時代の王権の成立と変容を描き出す企画で、「卑弥呼が手に入れた鏡」「各地で同じ鏡が出土する理由」「中国の鏡の模倣品」「権威の象徴の変化」といったテーマに沿って展示が構成されます。魏の年号を刻んだ紀年銘鏡から国宝の鏡まで、教科書で見た名品の実物に出会えます。会場の九州国立博物館は、東京・京都・奈良に次ぐ4番目の国立博物館として2005年に太宰府の地に開館した、「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」ことをテーマとする博物館です。特別展とあわせて、4階の文化交流展示室(平常展示)で九州とアジアの交流史をたどるのもおすすめです。

主な展示内容・注目作品

  • 各地の古墳から出土した三角縁神獣鏡の数々
  • 魏の年号を刻む正始元年銘鏡
  • 勾玉文帯神獣鏡
  • 浮彫式獣帯鏡(国宝)
  • 王権の象徴の変化を物語る埴輪

見どころ3選

  • 邪馬台国論争の主役を間近で。卑弥呼の鏡か否か、長年議論されてきた三角縁神獣鏡をまとめて見比べられる貴重な機会です。
  • 魏の年号を刻んだ紀年銘鏡。「正始元年」の銘は卑弥呼が魏に使いを送った時代の証人であり、古代東アジア交流の実像に迫れます。
  • 王権誕生の物語。鏡の分配から権威の象徴の移り変わりまで、ヤマト王権がかたちづくられていく過程を展示でたどれます。

料金・開館時間

  • 会期:2026年10月31日(土)〜2027年1月11日(月・祝)
  • 会場:九州国立博物館(福岡県太宰府市)
  • 開館時間:日〜金曜 9時30分〜17時(入館は16時30分まで)、土曜は夜間開館で9時30分〜19時(入館は18時30分まで)
  • 休館日:月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日(火)、12月24日〜31日
  • 観覧料:一般2,000円、大学生1,200円、高校生以下・18歳未満無料
  • 最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット

九州国立博物館は太宰府天満宮の裏手の丘にあり、動く歩道のある連絡トンネル「虹のトンネル」で天満宮側と直結しています。学問の神様・菅原道真公を祀る太宰府天満宮への参拝や、名物の梅ヶ枝餅を売る参道の食べ歩きは定番のコースです。苔と白砂の庭が美しい光明禅寺、古代九州の中枢だった大宰府政庁跡や観世音寺まで足を延ばせば、展覧会で触れた古代史の余韻をそのまま現地で味わえます。会期序盤の11月は、紅葉の名所として知られる宝満宮竈門神社も見頃を迎える時期で、古代史と秋の景色をあわせて楽しむ小旅行にぴったりです。

まとめ

特別展「卑弥呼の鏡」は、日本古代史最大の謎のひとつに、国宝を含む鏡の実物から迫る意欲的な展覧会です。会期は2026年10月31日から2027年1月11日まで。高校生以下・18歳未満は観覧無料なので、子ども連れの家族での歴史体験にもぴったりの内容です。土曜の夜間開館を利用して、ゆっくり古代のロマンに浸るのもおすすめです。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

九州国立博物館

九州国立博物館

〒818-0118 福岡県太宰府市石坂4-7-2

太宰府天満宮に隣接する、東京、京都、奈良に次ぐ日本で4番目の国立博物館。「日本文化の形成をアジア史的観点から捉える」という独自のコンセプトで、体験型の展示が充実しています。

美術館の詳細・アクセスを見る →

九州・沖縄で開催中・開催予定の企画展