ウフィツィ美術館:ルネサンスの都フィレンツェで、ボッティチェッリと出会う
メディチ家のコレクションを核に開館したフィレンツェの美術館。ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」「春(プリマヴェーラ)」など、イタリア・ルネサンス絵画の最高峰が集います。
はじめに:メディチ家が遺したルネサンスの至宝
ウフィツィ美術館は、イタリア・フィレンツェにある美術館で、その建物はもともとメディチ家の行政庁舎(ウフィツィ=「事務所」の意)として16世紀に建てられました。メディチ家最後の当主アンナ・マリア・ルイーザが、一族のコレクションを都市フィレンツェに遺贈したことをきっかけに、18世紀に美術館として一般公開されました。
コレクション:イタリア・ルネサンスの精髄
ジョットからボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ、ティツィアーノまで、13世紀から17世紀にかけてのイタリア絵画を中心とするコレクションは、ルネサンス美術史をそのまま体現しています。とりわけボッティチェッリの部屋は、フィレンツェ・ルネサンスの精神そのものを象徴する空間として世界中の美術ファンを惹きつけています。
3つの見どころ
- ボッティチェッリ「ヴィーナスの誕生」: 貝殻の上に立つ女神を描いた、ルネサンス絵画を代表する一枚。世界で最も再現される絵画のひとつです。
- ボッティチェッリ「春(プリマヴェーラ)」: 神話上の人物たちが花園に集う、寓意に満ちた大作。ヴィーナスの誕生と並ぶ代表作です。
- ティツィアーノ「ウルビーノのヴィーナス」: 横たわる裸婦像の伝統を確立した、官能的で優雅な傑作です。
施設情報・アクセス
- 所在地: イタリア・フィレンツェ(Piazzale degli Uffizi 6, 50122 Firenze)
- アクセス: フィレンツェ中央駅から徒歩約15分
- 開館時間: 8:15~18:30
- 休館日: 月曜日、1月1日、12月25日
代表作ギャラリー



作品画像はパブリックドメイン(出典: Wikimedia Commons)