富山市ガラス美術館:隈研吾が設計した、街の図書館と一体化するガラスの殿堂

富山市ガラス美術館:隈研吾が設計した、街の図書館と一体化するガラスの殿堂

美術館

建築家・隈研吾が設計した「TOYAMAキラリ」内に、2015年開館。世界的ガラス作家デイル・チフーリの大型作品や、市民ギャラリーとしての機能もあわせ持つ、富山市の新たなシンボル。

はじめに:図書館と一体化した、ガラス芸術専門の美術館

富山市ガラス美術館は、富山市の中心市街地に2015年(平成27年)に開館した美術館です。建築家・隈研吾が設計した複合施設「TOYAMAキラリ」の中に、市立図書館本館と一体となって入居しており、木・ガラス・石を組み合わせた独特の外観が、街のランドマークとなっています。富山市が1980年代から取り組んできたガラス工芸振興の集大成として設立されました。

時代背景:地場産業としてのガラス工芸から、芸術としてのガラスへ

富山市は1985年から「ガラスの街とやま推進事業」に取り組み、市民のガラス工芸家育成や作品収集を長年にわたり続けてきました。その蓄積を発展させるかたちで開館した当館では、現代美術としてのガラス表現の第一人者、アメリカのデイル・チフーリによる巨大なインスタレーション作品を常設し、国内外から高い評価を得ています。

3つの見どころ

  • デイル・チフーリの常設インスタレーション: ガラス美術の巨匠による、天井高を活かした大型の色彩あふれる作品群を鑑賞できます。
  • 隈研吾の建築「TOYAMAキラリ」: 木・ガラス・石を融合させた外観と、図書館と美術館が一体化した独自の空間構成が魅力です。
  • 富山のガラス工芸コレクション: 地場産業として育まれてきた富山のガラス工芸の歴史と現在を紹介しています。

施設情報・アクセス

  • 住所: 〒930-0062 富山県富山市西町5-1
  • アクセス: 富山地方鉄道「中央通駅」より徒歩約5分
  • 開館時間: 9:30~18:00(金・土曜日は20:00まで、入場は閉館30分前まで)
  • 休館日: 第1・第3水曜日、年末年始