『現代アート、超入門!』:「わからない」から始める、現代美術のやさしい歩き方
デュシャンの便器からポロック、ウォーホルまで。「なぜこれがアートなの?」という素朴な疑問に一つずつ答えながら、現代アート鑑賞の勘所を教えてくれる定番入門書です。
はじめに:「わからない」はあなたのせいではない
『現代アート、超入門!』(藤田令伊 著)は、現代美術に苦手意識を持つ人のために書かれた入門書です。マルセル・デュシャン「泉」、ジャクソン・ポロックのアクション・ペインティング、アンディ・ウォーホルのスープ缶。「これのどこがすごいの?」と誰もが思う代表作を一点ずつ取り上げ、その革新性を平易な言葉で解説します。
この本の3つの見どころ(読みどころ)
1. 作品を「問い」として見る方法
現代アートは美しさではなく、常識への挑戦状。各作品が「何に対する問い」だったのかという補助線を引いてもらえるだけで、意味不明だった作品が急に雄弁になります。
2. 20世紀美術史の流れが一本の線になる
印象派以後、絵画が写実から解放され、ついには「物」や「概念」までアートになっていく流れを、章立てに沿って無理なく追えます。美術史の知識ゼロでも大丈夫です。
3. 鑑賞の実践アドバイス
「まず3分見る」「タイトルを後から読む」など、美術館ですぐ使えるテクニックが具体的。入門書でありながら実用書としても優秀です。
この本を読んだ後の、おすすめのアクション
現代美術館に行ってみる: 東京都現代美術館、金沢21世紀美術館、国立国際美術館など。本書で学んだ「問いとして見る」方法を、実際の作品で試してみてください。
まとめ
『現代アート、超入門!』は、現代美術の展覧会を「怖くない場所」に変えてくれる一冊です。芸術祭デビューの前の予習にも最適です。
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