鳥取県立美術館:ほぼ最後発の県立美術館が、倉吉に開いた「OPENNESS」の実験

鳥取県立美術館:ほぼ最後発の県立美術館が、倉吉に開いた「OPENNESS」の実験

美術館

全国の都道府県立美術館としてはほぼ最後発となる新館が、2025年3月に倉吉市で開館。「ひらかれ、つながる」をコンセプトに、現代アートを中心とした意欲的な展示を展開する。

はじめに:約10年の準備を経て実現した、日本ほぼ最後の県立美術館

鳥取県立美術館は、2025年(令和7年)3月、鳥取県倉吉市に開館した新しい美術館です。都道府県立の美術館としては全国でほぼ最後発となる新設館であり、約10年におよぶ準備期間を経て実現しました。「OPENNESS!(ひらかれ、つながる)」をコンセプトに掲げ、現代アートを中心とした意欲的な企画展や、地域と協働するプログラムを展開しています。

時代背景:ゼロから構想された、21世紀型の美術館

鳥取県はこれまで独立した県立美術館を持たず、県立博物館の一部門として美術行政を担ってきました。長年の悲願であった専門美術館の設立にあたり、鳥取県は美術品の収集をほぼゼロから始めるという異例のスタートを切り、現代美術を核とした新しいコレクション形成と、開かれた運営方針によって、後発ならではの独自色を打ち出しています。

3つの見どころ

  • 「OPENNESS!」のコンセプト: 開館直後から意欲的な現代アート展を展開し、従来の県立美術館の枠にとらわれない運営を志向しています。
  • 新設ならではの現代的な建築: 2025年開館の新しい建物は、最新の展示環境と快適な鑑賞動線を備えています。
  • 倉吉市の白壁土蔵群: 美術館周辺には江戸期の面影を残す倉吉の白壁土蔵群があり、あわせて散策を楽しめます。

施設情報・アクセス

  • 住所: 〒682-0022 鳥取県倉吉市駄経寺町2-3-12
  • アクセス: JR「倉吉駅」よりバスで約10分
  • 開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで、夜間開館日は21:00まで)
  • 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始(12月29日~1月3日)