大阪市立美術館:天王寺の杜で90年、2025年リニューアルで生まれ変わった名門

大阪市立美術館:天王寺の杜で90年、2025年リニューアルで生まれ変わった名門

美術館

1936年開館、日本で3番目の公立美術館。国宝・重文を含む約1万3500件を収蔵し、約2年半の大改修を経て2025年3月にリニューアルオープンしました。

はじめに:昭和のはじめから大阪の美術を支えて

大阪市立美術館は、1936年(昭和11年)に天王寺公園内で開館した、日本で3番目の公立美術館です。敷地は住友家の本邸があった場所で、名庭「慶沢園」とともに大阪市に寄贈されました。国宝・重要文化財を含む約1万3500件の収蔵品を誇り、2022年から約2年5か月におよぶ大規模改修を経て、2025年3月1日にリニューアルオープンしました。

コレクション:日本・中国美術の宝庫

コレクションの柱は日本と中国の美術です。中国絵画の「阿部コレクション」、石造彫刻の「山口コレクション」など寄贈コレクションの層が厚く、仏教美術から近世絵画、近代工芸まで幅広くカバーします。リニューアルでは、国の登録有形文化財である昭和の建物外観を保存しつつ、地上階から直接入れる新エントランスや無料ゾーンを新設。「ひらかれた美術館」として生まれ変わりました。

3つの見どころ

  • リニューアルされた本館建築: 昭和モダンの重厚な外観と、明るく開放的になった新しい館内の対比が楽しめます。
  • 中国美術の名品: 王維や石濤など中国絵画史を彩る作品を含む阿部コレクションは、世界的に知られています。
  • 慶沢園と天王寺の眺め: 隣接する林泉回遊式庭園「慶沢園」や通天閣の眺望とあわせて、天王寺散策の核になります。

施設情報・アクセス

  • 住所: 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
  • アクセス: JR・地下鉄「天王寺」駅、近鉄「大阪阿部野橋」駅から徒歩約10分
  • 開館時間: 9:30~17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替え期間