岐阜県現代陶芸美術館:東濃の陶都に建つ、世界の現代陶芸を集めるビエンナーレの拠点
美濃焼の産地・多治見市の複合文化施設「セラミックパークMINO」内に2002年開館。国際陶磁器フェスティバル美濃の会場としても知られ、国内外の現代陶芸を専門に紹介する。
はじめに:やきものの町・東濃に建つ、現代陶芸専門の美術館
岐阜県現代陶芸美術館は、美濃焼の産地として知られる岐阜県多治見市の複合文化施設「セラミックパークMINO」内に、2002年(平成14年)に開館した美術館です。伝統的な焼き物としての陶磁器ではなく、現代美術としての陶芸表現に焦点を当てた専門美術館は日本でも珍しく、国内外の意欲的な作家たちの作品を数多く収蔵しています。
時代背景:伝統産地から、現代陶芸の国際拠点へ
多治見市を含む東濃地方は、美濃焼の産地として1300年以上の歴史を持つ、日本有数の陶磁器の里です。当館は3年に一度開催される「国際陶磁器フェスティバル美濃」の主要会場でもあり、世界各国から寄せられる現代陶芸の優品を紹介することで、伝統産地としての東濃を、現代陶芸の国際的な発信拠点へと押し上げる役割を担っています。
3つの見どころ
- 国際陶磁器フェスティバル美濃の受賞作: 世界各国から集まった現代陶芸の優品を、コレクション展を通じて随時紹介しています。
- セラミックパークMINOの建築: 建築家・磯崎新が設計した複合文化施設内にあり、広大な敷地と現代的な建築美も見どころです。
- 美濃焼の産地散策: 多治見・土岐・瑞浪といった周辺の窯元やギャラリーとあわせて、やきものの町を巡る旅を楽しめます。
施設情報・アクセス
- 住所: 〒507-0801 岐阜県多治見市東町4-2-5
- アクセス: JR中央本線「多治見駅」よりバスで約20分
- 開館時間: 10:00~18:00(入館は17:30まで)
- 休館日: 月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始
