福井市美術館(アートラボふくい):彫刻家・高田博厚の魂が宿る、「みる」と「つくる」の美術館

福井市美術館(アートラボふくい):彫刻家・高田博厚の魂が宿る、「みる」と「つくる」の美術館

美術館

戦前戦後をフランスで過ごした彫刻家・高田博厚の作品を核に開館した福井市の美術館。愛称「アートラボふくい」の通り、鑑賞だけでなく市民の創作発表の場としても親しまれている。

はじめに:彫刻家の魂と、市民の創作が交わる場所

福井市美術館は、「アートラボふくい」の愛称で親しまれている、福井市ゆかりの彫刻家・高田博厚(1900-1987)の作品を核とする美術館です。曲線を描くガラス張りの外観が印象的な建物の中で、高田の彫刻作品を常設展示するとともに、多彩な分野の企画展や、市民が自らの制作活動を発表できる場も設けています。

時代背景:フランスで培われた、幅広い交友と美意識

高田博厚は、戦前・戦後の激動期にフランスへ渡り、ロマン・ロランをはじめとする幅広い分野の文化人と親交を結びながら制作を続けた彫刻家です。帰国後、その人物像を伝える多くの肖像彫刻や、思索に満ちた作品群を福井の地に残しました。当館はこうした高田の遺した仕事を軸に、「みる」だけでなく「つくる」ことも大切にする美術館として運営されています。

3つの見どころ

  • 高田博厚の彫刻コレクション: ロマン・ロランなど、交友のあった文化人の肖像彫刻を含む、静謐な魅力を放つ作品群を常設展示しています。
  • ガラス張りの現代建築: 曲線を描くガラスファサードが印象的な建物自体も、鑑賞体験の一部となっています。
  • 市民参加型の企画: 「アートラボ」の名の通り、市民の創作活動の発表の場としても機能し、地域に根ざした運営が特徴です。

施設情報・アクセス

  • 住所: 〒910-0006 福井県福井市下馬3-111
  • アクセス: JR福井駅よりバスで約15分
  • 開館時間: 9:00~17:15(入館は閉館30分前まで)
  • 休館日: 公式サイトの開館カレンダーで要確認(展示替え期間・年末年始など)