小林古径ー歴史と物語を描くー
- 会期
- 2026年10月10日 〜 2026年11月23日
- 会場
- 田辺市立美術館
- 所要時間
- 45分〜60分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒646-0015 和歌山県田辺市たきない町24-43
- 公式サイト
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和歌山県田辺市の田辺市立美術館で、2026年10月10日(土)から11月23日(月・祝)まで、田辺市立美術館開館30周年記念特別展「小林古径ー歴史と物語を描くー」が開催されています。設備改修のための長期休館を終えた同館が、展覧会を再開して最初に開く特別展です。明治から昭和にかけて活躍し、生前に文化勲章を受章した日本画家・小林古径(1883‐1957)の芸術を、歴史上の人物や物語を主題として描いた作品を中心に振り返ります。所要時間の目安は45分〜60分。同時開催の「近代日本画コレクション展」(本館会場)もあわせて見るなら60分〜90分を見込んでおくとよいでしょう。
小林古径ー歴史と物語を描くーはどんな展覧会?
小林古径は、日本画表現の近代化が進んだ明治から昭和にかけて、古典を新しい時代の感覚をもって活かした格調高い作品を描き、没後も不朽の評価を得ている画家です。本展が注目するのは、古径が画家として活動を始めた初期から画想を展開した歴史画、説話画という分野。そこには、古径の表現が成熟してゆく様や個性がよくうかがわれると館は紹介しています。様々な歴史や物語の舞台となってきた地にある田辺市立美術館が、開館30周年の記念として、古径の特徴的な創作の分野に光を当てる企画です。特別協力は小林古径記念美術館と公益財団法人脇村奨学会が務めます。
主な展示内容・注目の作品
- 小林古径《竹取物語》(昇天)(別離)1917(大正6)年、京都国立近代美術館蔵。かぐや姫の物語を描いた作品で、チラシの表裏に場面が使われています
- 小林古径《清姫(下図)》1930(昭和5)年頃、個人蔵。清姫を主題とした下図です
- 小林古径《道成寺》大正末〜昭和初期頃
- チラシには、このほか明治期の作品を含む歴史上の人物画も図版として掲載されています
小林古径ー歴史と物語を描くーの見どころ3選
- 歴史画・説話画に絞った構成。風景や花の絵ではなく、物語の人物や場面を描いた作品から、古典を新しい感覚で描き直した古径の画業をたどれます
- 完成作と下図を見比べられること。《清姫(下図)》のように、制作途中の段階を示す下図も紹介されます
- 小林古径記念美術館館長による記念講演会。10月31日(土)午後2時から研修室で「小林古径─その生涯と芸術」と題して笹川修一氏が話します(予約不要、観覧料のみ必要)。学芸員による展示解説会も10月17日(土)・11月21日(土)の午後2時から行われます(予約不要、観覧料のみ必要)
料金・開館時間
- 観覧料は600円(団体:480円)。(団体:)内は20名様以上の団体割引料金です
- 学生及び18歳未満の方は無料
- 11月14日(土)・11月15日(日)は「関西文化の日」のため無料
- 同じ観覧料で、本館で同時開催の「近代日本画コレクション展」も見られます
- 開館時間は午前10時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休館日は毎週月曜日(ただし10月12日は開館)、10月13日(火)、11月4日(水)、11月7日(土)。11月7日は第49回全国育樹祭行事による新庄総合公園への進入規制のため、田辺市立美術館(本館)のみ休館します
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
田辺市立美術館は新庄総合公園の一角にあり、来館者は公園の第2駐車場(無料)を利用できます。公共交通ではJR紀伊田辺駅またはJR白浜駅から明光バスに乗り、「新庄病院前」または「南和歌山医療センター前」で下車して徒歩5分です。分館の熊野古道なかへち美術館(田辺市中辺路町近露)でも同じ会期で「近代日本画コレクション展」の第2部「日本画表現の革新」が開かれており、本館から車で約50分。熊野古道の中辺路沿いにあるため、古道歩きとあわせて両館を巡る計画も立てられます。
まとめ
「小林古径ー歴史と物語を描くー」は、田辺市立美術館の開館30周年を記念し、長期休館明けの再開とともに開かれる特別展です。会期は2026年10月10日から11月23日まで。古径の初期から中期にかけての歴史画・説話画に焦点を絞り、《竹取物語》や清姫・道成寺の主題を通して、古典を近代の感覚でよみがえらせた画家の歩みを見せてくれます。600円の観覧料で同時開催のコレクション展まで見られる点も含め、近代日本画をじっくり見たい人に向いた展覧会です。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
田辺市立美術館
〒646-0015 和歌山県田辺市たきない町24-43
南方熊楠ゆかりの地・田辺市の高台に開館し、日本の文人画と近代絵画を核に収集。2025年からの改修工事のため、2026年10月頃まで長期休館中(再開後の見学が待たれる)。
美術館の詳細・アクセスを見る →田辺市立美術館のその他の企画展
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