開館50周年記念プレ企画 コレクション1:私/行為
- 会期
- 2026年7月19日 〜 2026年11月3日
- 会場
- 国立国際美術館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- 国立国際美術館の公式X(@nmaoJP)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)
大阪・中之島の国立国際美術館で、2026年7月19日(日)から11月3日(火・祝)まで、コレクション展「開館50周年記念プレ企画 コレクション1:私/行為」が開催されています。会場はB2階展示室です。1890年代のポール・セザンヌから1960年代半ばまでの所蔵作品を通して、この時代の美術における制作の主体としての「私」の確立と揺らぎ、そして制作「行為」のあり方の変容に目を向ける展示です。所要時間の目安は60分〜90分。
「コレクション1:私/行為」はどんな展覧会?
国立国際美術館は1977年、万博記念公園(大阪府吹田市)内の旧万国博美術館を譲り受けて開館しました。2004年には現在の中之島に新築移転し、2027年に開館50周年を迎えます。この節目を前に、2026年度はコレクション展を2期に分けて、当館の開館年である1977年に至るまでの美術の動向とその背景を所蔵品によって振り返る、という枠組みが組まれています。本展はその第1期にあたります。
当館は現代美術館として、主に1945年以降の国内外の美術作品を収集・展示してきました。一方で、そのコレクションにはそれ以前に制作された作品も含まれています。かつての時代も、その当時にあっては同時代であり、現在の美術もそうした長い時間のなかで積み上げられてきた思考と創造の延長線上にあるものと言える——という視点が、本展の出発点に置かれています。
コレクション1では、当館のコレクションでも最も古い1890年代制作のポール・セザンヌの作品から、1960年代半ばまでの作品を紹介します。注目されるのは、制作の主体としての「私」の確立と揺らぎ、そして制作「行為」のあり方とそれをめぐる言説の変容です。館を代表する作品群を通して、現在も再考と更新のなかにある美術の展開をたどる構成になっています。なお、同時開催の特別展「笹本晃 ラボラトリー」も同じ会期です。
主な展示内容・注目の作品
- ポール・セザンヌ《宴の準備》1890年頃(国立国際美術館蔵)
- 阿部展也(芳文)《骨の歌》1950年、アルベルト・ジャコメッティ《男》1956年(いずれも国立国際美術館蔵)
- 白髪一雄《天雄星 豹子頭》1959年、郭仁植《[作品63 白]》1962-63年頃(いずれも国立国際美術館蔵)
- ルース・アサワ《無題(S.317、壁掛け式、中央部は開いた五芒星と枝が重なりあう形にワイヤーを縛ったもの)》1965年頃(国立国際美術館蔵)
- 田中敦子《地獄門》1965-69年、田畑あきら子《作品》1966-67年(いずれも国立国際美術館蔵)
- 出品作家はほかに、ヴァシリー・カンディンスキー、パブロ・ピカソ、藤田嗣治(レオナール・フジタ)、マルセル・デュシャン、マン・レイ、佐伯祐三、ジャン・フォートリエ、ルーチョ・フォンタナ、瀧口修造、吉原治良、草間彌生、河原温、高松次郎、荒川修作、工藤哲巳、宇佐美圭司など多数(公式ページでは「変更となる場合があります」と注記されています)
「コレクション1:私/行為」の見どころ3選
- 現代美術館のコレクションを1890年代から見はじめられること。セザンヌに始まり1960年代半ばに至る流れを一続きに追うことで、戦後美術がどこから続いてきたのかが立ち上がってきます
- 「私」と「行為」という二つの軸。作者という主体がどう確立し、どう揺らいだか、そして描く・作るという行為そのものがどう語られてきたかを、作品の並びから読み取る構成です
- 出品作家の幅の広さ。具体美術協会の白髪一雄や田中敦子、フォートリエやフォンタナ、ルース・アサワや郭仁植まで、国内外の実践が同じ時間軸の上に置かれています
料金・開館時間
- 観覧料は一般430円(220円)、大学生130円(70円)。( )内は20名以上の団体料金です
- 高校生以下・18歳未満・65歳以上は無料(要証明)。心身に障がいのある方とその付添者1名も無料(要証明)です
- 本展は同時開催の特別展「笹本晃 ラボラトリー」の観覧券でも観覧できます
- 夜間割引料金(対象時間は金曜の17:00〜20:00)は一般250円、大学生70円
- 開催時間は10:00〜17:00、金曜は20:00まで。入場は閉館の30分前までです
- 休館日は月曜日(ただし7月20日、9月21日、10月12日、11月2日は開館)、7月21日、9月24日、10月13日
- 9月18日(金)以降の無料観覧日は、9月18日(金)、19日(土)、25日(金)、26日(土)、10月3日(土)、16日(金)、17日(土)、23日(金)、24日(土)、11月3日(火・祝)。このうち10月3日と11月3日を除く日は特別無料観覧日「ラボラトリー・スペシャルフリーデー」にあたり、特別展「笹本晃 ラボラトリー」も無料で観覧できます
- 音声ガイドはアプリ配信版が300円(税込)、会場でのガイド機器貸出は500円(「笹本晃 ラボラトリー」のガイドもあわせて聴けます)
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
国立国際美術館は大阪市北区中之島4-2-55にあり、建物の大部分が地下に置かれた完全地下型の美術館です。最寄りは京阪中之島線・渡辺橋駅[2番出口]から徒歩約5分、Osaka Metro四つ橋線・肥後橋駅[3番出口]から徒歩約10分、JR新福島駅[2番出口]から徒歩約10分。JR大阪駅前から53号・75号系統のバスで「田蓑橋」下車、徒歩約3分という行き方もあります。駐車場はないため、公共交通機関の利用が案内されています。館内のミュージアムショップはB1階にあり、営業時間は10:00〜17:00(金曜日は10:00〜19:00)。B1階のレストランは休業中です。中之島は川沿いに文化施設が並ぶエリアなので、街歩きとあわせて計画すると動きやすいでしょう。
まとめ
「開館50周年記念プレ企画 コレクション1:私/行為」は、2027年の開館50周年を前に、国立国際美術館が自館のコレクションで1977年までの美術をたどる2期構成の第1期です。会期は2026年7月19日から11月3日まで。一般430円という料金で、セザンヌから1960年代半ばまでの作品群に向き合えます。同時開催の特別展「笹本晃 ラボラトリー」の観覧券でも入れるので、2つの展示を続けて見る組み立てもできます。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
国立国際美術館
〒530-0005 大阪府大阪市北区中之島4-2-55
大阪・中之島にある、世界でも珍しい完全地下型の美術館。竹の生命力としなやかさを表現した巨大なステンレス製のモニュメントが目印。国内外の現代アートを牽引する存在です。
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