パナソニック汐留美術館:ルオーの祈りの絵と、建築・デザインの良質な企画展
ジョルジュ・ルオーの作品約240点を収蔵する汐留の美術館。常設のルオー・ギャラリーに加え、建築・工芸・デザインの手堅い企画展で美術ファンの信頼を集めています。
はじめに:オフィスビルの中の祈りの空間
パナソニック汐留美術館は、2003年(平成15年)に東京・汐留のパナソニック東京汐留ビル内に開館した美術館です。企業が長年収集してきたジョルジュ・ルオーのコレクション約240点を核とし、館内には常設の「ルオー・ギャラリー」を設けています。ビジネス街の4階という気軽さながら、質の高い展覧会を打ち続ける都心の実力派です。
コレクションと企画:ルオー、そして建築とデザイン
ジョルジュ・ルオー(1871-1958)は、太い黒の輪郭とステンドグラスのような深い色彩で、道化師やキリストを描き続けたフランスの画家です。代表的連作「ミセレーレ」をはじめ、初期から晩年までを網羅する同館のコレクションは国内屈指。企画展では、ル・コルビュジエやフランク・ロイド・ライトなどの建築、アール・デコの工芸、家電メーカーらしいデザインの展覧会に定評があり、「ハズレがない美術館」として評判です。
3つの見どころ
- ルオー・ギャラリー: 祈りに満ちた道化師と聖顔。ルオーの深い色に包まれる常設空間です。
- 建築・デザイン展: 住まいとデザインに関わる企業ならではの視点で選ばれた、粒ぞろいの企画が続きます。
- 汐留の気軽さ: 新橋駅からすぐ。ランチタイムに立ち寄れるコンパクトさも魅力です。
施設情報・アクセス
- 住所: 東京都港区東新橋1-5-1 パナソニック東京汐留ビル4階
- アクセス: JR「新橋」駅から徒歩約8分、都営大江戸線「汐留」駅から徒歩約5分
- 開館時間: 10:00~18:00(入館は17:30まで)
- 休館日: 水曜日(祝日の場合は開館)、展示替え期間、年末年始