久留米市美術館:石橋文化センターの庭園とともに、青木繁を生んだ町の美術館
ブリヂストン創業者・石橋正二郎が故郷に贈った石橋文化センター内の美術館。旧石橋美術館を継承して2016年開館し、青木繁や坂本繁二郎を生んだ久留米で九州洋画の系譜をたどります。
はじめに:タイヤ王が故郷に贈った文化の杜
久留米市美術館は、福岡県久留米市の石橋文化センター内にある美術館です。この一帯は、ブリヂストン創業者・石橋正二郎が1956年(昭和31年)に「世の人々の楽しみと幸福の為に」と故郷へ寄贈した文化公園で、長らく石橋美術館として親しまれてきました。2016年(平成28年)、運営が久留米市に引き継がれ、久留米市美術館として再出発しています。
コレクション:九州洋画の系譜
久留米は、「海の幸」の青木繁と、静謐な馬の画家・坂本繁二郎という日本近代洋画の二大巨星を同じ年に生んだ特別な町です。美術館は「九州洋画」をテーマに、青木・坂本と同時代の画家から古賀春江ら昭和の前衛まで、この土地が育んだ画家たちの系譜を紹介しています。バラ園や日本庭園が広がる石橋文化センターの散策とあわせて、半日ゆっくり過ごせるスポットです。
3つの見どころ
- 九州洋画コレクション: 青木繁と坂本繁二郎を軸に、九州が日本洋画史に果たした役割を実感できます。
- 石橋文化センターの庭園: 春と秋のバラ園は圧巻。園内には坂本繁二郎の旧アトリエも移築されています。
- 企画展: 九州ゆかりの画家を深掘りする独自企画に定評があります。
施設情報・アクセス
- 住所: 福岡県久留米市野中町1015(石橋文化センター内)
- アクセス: JR「久留米」駅・西鉄「久留米」駅からバス「文化センター前」下車
- 開館時間: 10:00~17:00(入館は16:30まで)
- 休館日: 月曜日(祝日の場合は開館)、年末年始、展示替え期間


