太田記念美術館:原宿のど真ん中で浮世絵三昧、月替わりで出会う北斎・広重・国芳
若者文化の聖地・原宿に建つ浮世絵専門美術館。実業家・五代太田清藏が集めた約1万5千点のコレクションを、月替わりの企画展で少しずつ公開しています。
はじめに:原宿にある浮世絵の殿堂
太田記念美術館は、1980年(昭和55年)に東京・原宿に開館した浮世絵専門の美術館です。ラフォーレ原宿のすぐ裏手という意外な立地ながら、収蔵する浮世絵は約1万5千点。東邦生命保険の社長を務めた五代太田清藏が、海外に流出していく浮世絵を憂えて生涯をかけて収集したコレクションが母体となっています。
コレクション:浮世絵史を通覧できる質と量
菱川師宣から歌麿、写楽、北斎、広重、国芳まで、浮世絵の歴史を通覧できる網羅的なコレクションが自慢です。浮世絵は光に弱いため常設展示を行わず、毎月テーマを変えた企画展形式で展示替えを行っており、何度訪れても新しい作品に出会えます。「猫の浮世絵」「妖怪」など、切り口の面白い企画で浮世絵初心者を惹きつけ続けています。
3つの見どころ
- 月替わりの企画展: 約1万5千点の中から毎月テーマを絞って展示。北斎や広重の名品も、テーマの文脈の中で新鮮に見えてきます。
- 畳の展示空間: 館内には畳敷きのスペースや石庭があり、江戸の美意識にふさわしいしつらえで浮世絵を味わえます。
- 原宿という立地: 竹下通りからすぐの場所で江戸のポップカルチャーに浸る、このギャップこそ太田記念の魅力です。
施設情報・アクセス
- 住所: 東京都渋谷区神宮前1-10-10
- アクセス: JR「原宿」駅、東京メトロ「明治神宮前」駅から徒歩数分
- 開館時間: 10:30~17:30(入館は17:00まで)
- 休館日: 月曜日(祝日の場合は開館、翌日休)、展示替え期間
