生誕140年記念 染織家 山鹿清華─宙翔ぶイマジネーション

生誕140年記念 染織家 山鹿清華─宙翔ぶイマジネーション

開催予定
会期
2026年9月19日2026年12月20日開幕まであと1日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124
混雑状況
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岡崎の京都市京セラ美術館で、2026年9月19日(土)から12月20日(日)まで、特別展「生誕140年記念 染織家 山鹿清華─宙翔ぶイマジネーション」が開催されます。会場は本館 南回廊1階です。京都に生まれた染織作家・山鹿清華(やまがせいか/1885〜1981)の仕事を、染・織・図案から空間装飾までたどる40年ぶりの回顧展。会期中は一部展示替えがあり、前期は9月19日(土)から11月1日(日)まで、後期は11月3日(火・祝)から12月20日(日)までです。所要時間の目安は60分〜90分。

山鹿清華展はどんな展覧会?

山鹿清華は、京都で活版印刷業を営む家に生まれ、十代の頃に西陣織の図案と日本画を学び始めました。やがて近代琳派の巨匠とも評された神坂雪佳に師事し、創作の幅を広げます。図案、糸の選択、織りの工程をひとりで行うつづれ織「手織錦」を自ら考案したことで勢いをつけ、1927年、新設されたばかりの帝展・美術工芸部門に《和蘭陀船》を出品して特選を受賞しました。祭礼時の懸装品などには天女や雲龍といった伝統的な図柄を、官展や日展への出品作の壁掛などには機関車、ロケット、東京タワーといったユニークなモチーフを用いるなど、主題選びは実に多様で奇抜です。展示構成はプロローグ「山鹿清華とはなにものか——《和蘭陀船》、志を乗せた出帆」、1章「指先で描く——手織錦の世界」、2章「貪欲に学ぶ——日本画、図案、そして古裂の研究」、3章「躍動する手織錦——祭礼を彩る懸装品の競演」、4章「時代を刻む——大陸の記憶、平和への希求」、エピローグ「空間を彩る——社交場を飾るパノラマ」の6部です。

主な展示内容・注目の作品

  • 山鹿清華《星座・月・ロケット》1958年(京都市美術館蔵)。高さ3メートルを超える大作で、本展のメインビジュアルです
  • 山鹿清華《和蘭陀船》織下絵 1927年(京都市美術館蔵)。帝展で特選を受けた作品の織下絵で、プロローグに展示されます
  • 山鹿清華《立花》1935年、《東京タワー》1958年、《闘士カンガルー》1960年頃(いずれも京都市美術館蔵)
  • 山鹿清華《月着》1969年(東京都現代美術館蔵)、《冷蔵果》1932年(京都国立近代美術館蔵)、《曲技》1950年(樹田秋義氏蔵)
  • 山鹿清華《供華》1926年(長浜曳山祭呉服町組常磐山蔵)。祭礼の懸装品を扱う3章で紹介されます
  • 山鹿清華《熱河》織下絵 1937年(京都市美術館蔵)。大陸への旅から生まれた大作です
  • 師の作品として、神坂雪佳『百々世草』より《狛児》1909-10年(美術書出版株式会社芸艸堂蔵)

山鹿清華展の見どころ3選

  • 作家ひとりで完結させる「手織錦」。分業制の西陣織の世界で図案から織りまでを一人で手がけ、絵画的・立体的な表現を実現しました。セロファンなどの新素材も導入しています
  • 祇園祭と長浜曳山祭の懸装品。山鹿は伝統祭礼の懸装品を手織錦で現代化し、「昭和の鉾」を彩る中心的作家として活躍しました。今なお現役で使われている懸装品が展示されます
  • 建築家・村野藤吾との協働。都ホテル(現・ウェスティン都ホテル京都)の宴会場「稔りの間」の大壁画や、豪華客船初代「ぶらじる丸」の室内装飾といった、現存しない空間デザインの仕事を作品や資料から紹介します

料金・開館時間

  • 観覧料は一般1,800円(1,600円)、大学・専門学校生・高校生1,300円(1,100円)、中学生以下無料
  • ( )内は前売および20名以上の団体料金です。前売チケットの販売は2026年9月18日(金)23:59で終了しています
  • 障がい者手帳等を提示した本人および介護者1名は無料です
  • 開館時間は10:00〜18:00(入場は17:30まで)
  • 休館日は月曜日(祝日の場合は開館)
  • 会期中、一部展示替えがあります。前期は9月19日(土)〜11月1日(日)、後期は11月3日(火・祝)〜12月20日(日)です
  • 本展の有料観覧券を持っていると「禅とジブリ」展(10月3日〜12月6日)の観覧料が100円引きになり、その逆も同様です(いずれも当日分に限ります)。会期中に着物、浴衣、甚平の姿で来場すると100円引きになる「きもの割引」もあります(美術館窓口のみ、他の割引と併用不可)

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

京都市京セラ美術館は京都市左京区岡崎円勝寺町にあり、館内にはミュージアムカフェ「ENFUSE」とミュージアムショップ「ART RECTANGLE KYOTO」があります。本展では、村野藤吾の設計で1939年に都ホテル時代に誕生した宴会場「稔りの間」を持つウェスティン都ホテル京都とのコラボレーションが行われ、会期中は《豊穣》や山鹿の発想から着想を得た特別メニューが提供されます。展覧会チケットの半券を提示すると食事代金が10%オフになります(他の割引と併用不可)。公式サイトでは、タイアップ先のホテルや手芸店、周辺の飲食店を載せた「糸でつながる街めぐりマップ」もGoogleマイマップで公開されています。

まとめ

「生誕140年記念 染織家 山鹿清華─宙翔ぶイマジネーション」の会期は2026年9月19日から12月20日まで、前期・後期の2期で一部展示替えがあります。1985年の「近代染織の創始者:山鹿清華」展以来、その名と作品を総覧する機会はほとんどなく、本展は40年ぶりの回顧展です。なお本展は東京へ巡回し、2027年2月20日(土)から4月11日(日)まで東京ステーションギャラリーで開催されます。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

京都市京セラ美術館

京都市京セラ美術館

〒606-8344 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町124

1933年開館の歴史ある建築が2020年にモダンにリニューアル。帝冠様式の重厚な外観と、青木淳+西澤徹夫による現代的な増築が融合した、京都を代表するアートスポットです。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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