アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで

アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで

開催中
会期
2026年9月11日 〜 2026年11月3日終了まであと4日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
島根県松江市袖師町1-5
混雑状況
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松江市袖師町の島根県立美術館で、2026年9月11日(金)から11月3日(火・祝)まで、企画展「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」が開催されています。ウィリアム・モリス(1834-1896)の代表作《いちご泥棒》をはじめ、テキスタイル・家具・書物・工芸品・宝飾品ほか約170点により、近代デザインの源流としてのアーツ・アンド・クラフツ運動の展開を紹介します。所要時間の目安は60分〜90分。

アーツ・アンド・クラフツとデザインはどんな展覧会?

19世紀後半のイギリスでおこったアーツ・アンド・クラフツ運動は、デザイナー・思想家・詩人のウィリアム・モリスを中心に、産業革命により大量生産された粗悪な製品を批判して工業化以前の社会に理想を見出すもので、手仕事の復権や生活と芸術の統合を目指し、仲間との共同により制作を行いました。その運動は世界各地に広がりをみせ、アメリカでは建築家のフランク・ロイド・ライト(1867-1959)らが参加して新たな展開が生まれます。本展はその流れを4つの章でたどります。第1章「モリス・マーシャル・フォークナー商会とモリス商会」、第2章「アーツ・アンド・クラフツ展覧会協会」、第3章「英国におけるアーツ・アンド・クラフツの展開」、第4章「アメリカでのアーツ・アンド・クラフツ」という構成で、モリスの工房から出発し、運動が組織化され、英国各地へ、そして大西洋を越えて広がっていく過程が順を追って見えてきます。暮らしの中の美を大切にする精神が生み出した多彩なデザインは、時代や社会を越えて私たちを魅了し続けています。

主な展示内容・注目の作品

  • ウィリアム・モリス《いちご泥棒》1883年
  • ウィリアム・モリス《ユートピア便り》1892年。中世の美を追求した書物です
  • メイ・モリス《すいかずら》1883年
  • おそらくフィリップ・ウェッブ《サセックス・シリーズの肘掛け椅子》1860年頃
  • ジョージ・ワシントン・ジャック《サーヴィル肘掛け椅子》1890年頃
  • C・F・A・ヴォイジー《ポピー》1895年頃
  • ウィリアム・アーサー・スミス・ベンソン《ケトルとスタンド》1900年頃、ジェームズ・クロマー・ワット《ホワイトメタルのエナメル・ペンダント》1920年頃
  • フランク・ロイド・ライト《マーティン邸のステンドグラス・ドア》1904年頃

アーツ・アンド・クラフツとデザインの見どころ3選

  • モリスの壁紙・テキスタイルの意匠がまとまって並ぶこと。《格子垣》《果実あるいは柘榴》《マリーゴールド》《るりはこべ》《柳の枝》《いちご泥棒》といった図案が、1860年代から1890年代まで年代を追って展示されます
  • モリス以外の手の広がり。ケイト・フォークナー、メイ・モリス、ジョン・ヘンリー・ダールら、モリス商会に集った作り手たちの仕事も並び、共同制作という運動の性格が具体的に見えます
  • イギリスからアメリカへという射程。第4章でフランク・ロイド・ライトの《マーティン邸のステンドグラス・ドア》に行き着く構成が、運動の広がりを一本の線で示してくれます

料金・開館時間

  • 当日券(企画展のみ)は一般1,300(1,040)円、大学生800(640)円、小中高生400(320)円
  • 当日券(企画展・コレクション展セット)は一般1,500(1,200)円、大学生930(740)円、小中高生400(320)円
  • ( )内は20名以上の団体料金です
  • オンラインチケット・ローソンチケット(企画展・コレクション展セット販売)は一般1,200円、大学生700円、小中高生300円。2026年8月10日から販売で、オンラインチケットは美術館ホームページ、ローソンチケットはローソン各店(Lコード61549)で購入できます
  • 小・中・高生の学校教育活動での観覧は無料。身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方およびその付添人は1名まで無料
  • 開館時間は【9月】10:00〜日没後30分、【10月・11月】10:00〜18:30。入場は閉館時刻の30分前まで
  • 休館日は火曜日(ただし9月22日、11月3日は開館)

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

島根県立美術館は宍道湖のほとりに建ち、9月までは日没後30分まで開館しています。夕方に合わせて訪ねれば、湖に沈む夕日を見てから帰ることもできます。JR松江駅から徒歩約15分、松江市営バス(南循環線内回り)や観光ループバス(レイクライン)なら「県立美術館前」下車です。駐車場は230台で3時間まで無料。館内には湖畔のレストラン「ラシヌ」があり、宍道湖や日本海の魚介類、地元野菜を使ったカジュアルフレンチを出しています。本展の会期中は期間限定の「アフターヌーンティー」(4,400円・税込/1人あたり)も用意されています(前日までの完全予約制で、複数人でのシェアはできません)。ミュージアムショップは観覧券がなくても利用できます。

まとめ

「アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで」は、2026年9月11日から11月3日まで島根県立美術館で開催されています。約170点、4章立てで、モリスの工房から英国各地へ、さらにアメリカのフランク・ロイド・ライトへと連なる運動の展開をたどれます。壁紙や椅子、書物や宝飾品といった日々の道具に美を置こうとした人たちの仕事を、宍道湖の景色とあわせて見に行ける展覧会です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

島根県立美術館

島根県立美術館

島根県松江市袖師町1-5

菊竹清訓設計の曲面屋根が宍道湖畔に横たわる、夕日の名所として名高い美術館。「水」を画題とする絵画と、日本屈指の北斎コレクションで知られます。3〜9月は日没後30分まで開館。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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