シカゴ美術館:点描の海に浮かぶ、点描画「グランド・ジャット島の日曜日」
アメリカ中西部を代表する大規模美術館。ジョルジュ・スーラの点描画の傑作や、グラント・ウッド「アメリカン・ゴシック」など、アメリカ絵画史に残る名品を数多く収蔵しています。
はじめに:アメリカ中西部を代表する美の殿堂
シカゴ美術館は、1879年に設立されたアメリカ有数の総合美術館です。ミシガン湖畔のグラントパークに面する壮麗な建物には、古代美術から現代アートまで約30万点が収蔵されており、来館者数でも全米屈指の規模を誇ります。正面入口を守る2頭のブロンズ製ライオン像は、シカゴ市民に長く愛されるシンボルです。
コレクション:印象派とアメリカ絵画の名品
フランス印象派・ポスト印象派のコレクションはヨーロッパ国外でも屈指の充実ぶりで、なかでもジョルジュ・スーラの点描画の代表作を有することで知られています。あわせて、アメリカ独自の絵画表現を切り拓いた画家たちの作品も充実しており、20世紀アメリカの精神性を映し出す名品が揃っています。
3つの見どころ
- ジョルジュ・スーラ「グランド・ジャット島の日曜日の午後」: 無数の点で構成された、点描技法を代表する大作。近づいたり離れたりして鑑賞したい一枚です。
- グラント・ウッド「アメリカン・ゴシック」: 質素な農夫と娘を描いた、アメリカ絵画史上最も有名な肖像画のひとつです。
- 2頭のブロンズライオン像: 正面玄関を守る名物の彫刻で、シカゴスポーツの勝利を祝う際には花輪で飾られる市民の象徴です。
施設情報・アクセス
- 所在地: アメリカ・シカゴ(111 S Michigan Ave, Chicago, IL)
- アクセス: シカゴ「メトラ」電鉄・「L」各線「Millennium Station」周辺から徒歩約5分
- 開館時間: 11:00~17:00(木曜は20:00まで)
- 休館日: 感謝祭、12月25日、1月1日
代表作ギャラリー



作品画像はパブリックドメイン(出典: Wikimedia Commons)