ニューヨーク近代美術館(MoMA):「星月夜」が待つ、近現代美術の聖地
マンハッタンに1929年開館した、近現代美術専門の美術館。ゴッホ「星月夜」やルソー「眠るジプシー女」など、19世紀末から現代までの美術史を切り拓いた名品が並びます。
はじめに:近代美術という概念を作った美術館
ニューヨーク近代美術館(通称MoMA)は、1929年に設立された、近代・現代美術を専門とする世界で最初期の美術館です。設立当初から「同時代の美術を積極的に美術館の対象にする」という当時としては先進的な理念を掲げ、以来、絵画・彫刻だけでなく写真、映画、建築・デザイン、メディアアートまで扱う総合的な近現代美術の殿堂となりました。
コレクション:美術史の教科書そのもの
19世紀末の後期印象派から、キュビスム、シュルレアリスム、抽象表現主義、ポップアートを経て現代アートまで、近現代美術史の主要な流れをほぼ網羅するコレクションを誇ります。教科書に載る「あの絵」に次々と出会える構成は、美術ファンにとって夢のような体験です。
3つの見どころ
- フィンセント・ファン・ゴッホ「星月夜」: 渦巻く夜空と糸杉を描いた、ゴッホを代表する幻想的な一枚。MoMAの象徴的存在です。
- アンリ・ルソー「眠るジプシー女」: 独学の画家ルソーが描いた、月夜の砂漠に眠る女性とライオンの幻想的な情景です。
- アンリ・マティス「ダンス」: 鮮烈な色彩と単純化された人体で「生きる喜び」を表現した、フォーヴィスムの記念碑的作品です。
施設情報・アクセス
- 所在地: アメリカ・ニューヨーク(11 W 53rd St, New York, NY)
- アクセス: ニューヨーク地下鉄E・M線「5 Av/53 St」駅から徒歩約3分
- 開館時間: 10:30~17:30(土は19:00まで)
- 休館日: 感謝祭、12月25日
代表作ギャラリー



作品画像はパブリックドメイン(出典: Wikimedia Commons)