エットレ・ソットサス ―魔法がはじまるとき、デザインは生まれる

エットレ・ソットサス ―魔法がはじまるとき、デザインは生まれる

開催中
会期
2026年6月23日2026年10月4日
所要時間
60分〜75分(当サイトによる目安)
所在地
〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2
混雑状況
アーティゾン美術館の公式X(@artizonmuseumJPXで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

東京駅前のアーティゾン美術館6階展示室で、2026年6月23日(火)から10月4日(日)まで開催される、イタリアのデザイナー、エットレ・ソットサス(1917-2007)の日本初となる大回顧展です。石橋財団が収集した100点を超えるコレクションを一挙公開する、同館初のデザイン展でもあります。所要時間の目安は60分〜75分。カラフルな家具やプロダクトが並ぶため、写真を撮りながら回るとやや時間がかかります。

エットレ・ソットサス展はどんな展覧会?

デザイン集団「メンフィス」を率いたことで知られるソットサスの、初期から晩年に至る仕事を通覧する回顧展です。石橋財団は近年デザイン分野の収集に注力しており、本展はその成果を公開する日本初のソットサス大回顧展であり、同館初のデザイン展と位置づけられています。

展示は時代を追う構成です。1950年代のオリベッティやポルトロノーヴァといったイタリア企業との協働に始まり、1960年代の実験的なデザイン、1970年代のラディカル・デザインと「放浪」の時代、1980年代前半のメンフィス、そして1990年代以降の晩年へと展開します。ジャンルも家具、セラミック、機器類、ガラス器、写真、ドローイングと多岐にわたり、盟友・倉俣史朗ら関連するデザイナーの作品も紹介されます。

主催は石橋財団アーティゾン美術館で、駐日イタリア大使館などの後援を受けています。出品作品リストは公式サイトからダウンロードできます。

主な展示内容・注目の作品

  • 《ヴァレンタイン》(1968年): ペリー・キングとの共作でオリベッティが製作した真っ赤なポータブル・タイプライター。プロダクトデザイン史に残る名品です。
  • 《カールトン》(1981年): メンフィス・ミラノ製作の代表的な家具。同じ1981年の《カサブランカ》、1982年の《マラバール》とともに、メンフィス・スタイルを象徴します。
  • 《モービル》(1957-58年デザイン/1959年製作): ポルトロノーヴァ製作による初期の仕事を伝える作品です。
  • 《スーパーボックス》(1966年デザイン/1968年製作): メンフィス以前の実験精神を示すキャビネットです。
  • 陶製の柱状オブジェとガラス器: 高さ3メートルに達する陶器を積み上げた柱状のオブジェや、大胆さと繊細さが同居するガラス器も並びます。
  • 写真・ドローイング: 「デザインとは何か」を問うコンセプチュアルな写真作品など、家具以外の仕事も見られます。

エットレ・ソットサス展の見どころ3選

  • メンフィス・スタイルの家具: 《カールトン》に代表される、原色とポップな幾何学模様が特徴的な、常識を覆すデザインの数々に出会えます。
  • タイプライター《ヴァレンタイン》: 日常のプロダクトデザインにも革新をもたらしたソットサスの仕事ぶりがわかります。
  • 日本初の大回顧展という機会: 初期から晩年までを100点超で通覧できる構成は、発想がかたちになるプロセスに迫る貴重な機会です。

料金・開館時間

  • 観覧料: ウェブ予約チケットは一般1,200円、当日の窓口販売チケットは一般1,500円です。
  • 無料になる区分: 大学生・専門学校生・高校生は無料(要ウェブ予約・学生証提示)、中学生以下と、障害者手帳をお持ちの方および付添1名は予約不要で無料です。
  • チケット方式: ウェブ予約制で、各時間枠の終了10分前まで販売。予約枠に空きがあれば当日窓口でも購入できます。
  • 同時開催展も観覧可: この料金で同時開催の「石橋財団コレクション選 瀧口修造 書くことと描くこと」もあわせて鑑賞できます。
  • 開館時間: 10時〜18時(金曜日は20時まで)。入館は閉館の30分前までです。
  • 休館日: 月曜日(7月20日・9月21日は開館)、7月21日、9月24日。
  • 関連プログラム: 土曜講座(全3回、14時〜15時30分、3階レクチャールーム、定員80名・事前申込制)は8月22日「オブジェからの旅」、9月5日「エットレ・ソットサスの“魔法”と“デザイン”」が予定。ギャラリートークは第1金曜日が15時30分から、第3金曜日が18時30分からと、曜日によって時間が異なります。

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

アーティゾン美術館はJR東京駅八重洲中央口から徒歩5分、東京メトロ銀座線・京橋駅(6番・7番出口)や日本橋駅(B1出口)からも徒歩5分の好立地です。館内にはミュージアムカフェが併設され、鑑賞の合間に休憩できます。周辺の京橋・日本橋エリアには老舗の画廊も多く、美術散歩にぴったりです。

まとめ

会期は2026年10月4日まで。日本初の大回顧展としてデザイン・建築ファンからの注目度が高い企画のため、会期終盤は混み合う可能性があります。ウェブ予約なら窓口より300円安いので事前購入がおすすめ。東京駅からのアクセスの良さを活かし、平日や金曜の夜間開館に立ち寄るのもよいでしょう。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

アーティゾン美術館

アーティゾン美術館

〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2

旧ブリヂストン美術館が2020年にリニューアルオープン。印象派の名品からジャクソン・ポロック、草間彌生まで、古今東西約3,000点のコレクションを最新鋭の展示空間で堪能できます。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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