新収蔵記念/生誕140年 富本憲吉と昭和

新収蔵記念/生誕140年 富本憲吉と昭和

開催中
会期
2026年9月19日 〜 2026年11月15日
所要時間
30分〜45分(当サイトによる目安)
所在地
〒630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6
混雑状況
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奈良市の奈良県立美術館で、2026年9月19日(土)から11月15日(日)まで、昭和100年企画「新収蔵記念/生誕140年 富本憲吉と昭和」が開催されています。奈良県出身の陶芸家・富本憲吉(1886―1963)の生誕140年に合わせ、昨年度寄贈された33件を全て公開し、館収蔵品・寄託品を加えた約40件を並べる展示です。会場は第6展示室。所要時間の目安は30分〜45分。

富本憲吉と昭和はどんな展覧会?

現在の奈良県生駒郡安堵町で生まれた富本憲吉(とみもとけんきち)は、日本の近代陶芸を語る上で不可欠な作家の一人です。陶芸家としての活動は大正初期に始まり、死去する昭和38年(1963)まで数多くの作品を制作しました。昭和30年(1955)に色絵磁器で重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)に認定され、昭和36年(1961)には文化勲章を受章しています。

奈良県立美術館は昭和48年(1973)の設立当初から富本憲吉作品の収集に積極的に取り組み、その成果を展覧会で紹介してきました。そして昨年度、富本の旧知の友人であった今村荒男の旧蔵作品33件が寄贈されました。今村荒男(1887―1967)は安堵町出身の医学者で、富本とは幼なじみの間柄、終生にわたって交流し、最晩年の富本の診察を担当したという逸話もある人物です。本展ではこの寄贈作品を全て公開し、当館収蔵品・寄託品などを加えた約40件を出品します。

また2026年は昭和元年(1926)から起算して満100年に当たります。本展は昭和初期の工芸をめぐる状況、戦時中の高山疎開、戦後の重要無形文化財制度の制定といったトピックにふれつつ、昭和時代の富本の作品と活動に注目し、時代的な背景を考察することを試みる内容です。

主な展示内容・注目の作品

  • 富本憲吉《磁器染付独活模様陶板》昭和8年(1933) 奈良県立美術館蔵
  • 富本憲吉《磁器色絵菱模様角箱》昭和19年(1944) 奈良県立美術館蔵
  • 富本憲吉《磁器色絵美女柳枝図陶板》昭和21年(1946) 奈良県立美術館蔵
  • 富本憲吉《磁器色絵赤地金銀彩羊歯模様捻徳利》昭和28年(1953) 奈良県立美術館蔵
  • 富本憲吉《磁器色絵染付曲道模様飾皿》昭和30年(1955) 奈良県立美術館蔵

出品リストは公式サイトでPDFとして公開されています。

富本憲吉と昭和の見どころ3選

  • 寄贈された33件の全点公開。富本の幼なじみだった医学者・今村荒男が旧蔵していた作品がまとまって初めて並びます
  • 昭和という時間軸での読み方。昭和初期の工芸をめぐる状況、戦時中の高山疎開、戦後の重要無形文化財制度の制定というトピックに沿って、染付から色絵、金銀彩へと展開した仕事を追えます
  • 英語の解説と関連イベント。公式サイトでは英語の「Introduction」と「Profile of TOMIMOTO Kenkichi (1886-1963)」がPDFで公開されており、館内では10月10日(土)14時からの担当学芸員によるギャラリートーク(第6展示室、約1時間)、11月8日(日)14時からの美術講座「富本憲吉と昭和」(講師・飯島礼子学芸員、レクチャールーム、定員60名・当日先着順)が予定されています

料金・開館時間

  • 観覧には同時開催の特別展「時代を越えて~日本画のゆくえ」の観覧券(一般1,200円、大学生1,000円)が必要です
  • 特別展の料金表記では( )内が団体料金(20名以上)で、一般1,000円、大学生800円です
  • 小・中・高生及び18歳未満は無料
  • 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳(アプリを含む)をお持ちの方と介助の方1名は無料
  • 開館時間は9時00分~17時00分(入館は16時30分まで)
  • 休館日は9月24日(木)、28日(月)、10月5日(月)、13日(火)、19日(月)
  • 美術館の利用案内では、休館日は月曜日(祝日の場合は翌平日)、年末年始、展示替期間とされています
  • 観覧料の支払いにはキャッシュカード・電子マネーなどキャッシュレス決済が利用できます

最新情報は公式サイトで確認してください。

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奈良県立美術館は奈良市登大路町にあり、近鉄奈良駅1番出口から徒歩5分です。JR奈良駅からは東口バス乗り場から奈良交通バスに乗り「県庁前」で下車します。館内1階には無料で利用できる休憩室とミュージアムショップ、ギャラリーの無料ゾーンがあり、講座や講演会の会場となるレクチャールームも1階にあります。車椅子とベビーカーの貸し出し、授乳室、エントランス受付前のコインリターン式コインロッカーも用意されています。同館は奈良国立博物館、入江泰吉記念奈良市写真美術館との「トライアングルミュージアムズ」に参加しており、いずれかの入館券の半券を持参すると観覧料の割引が受けられます(割引内容は美術館へ問い合わせ)。専用駐車場はないため、車の場合は登大路自動車駐車場(奈良県庁分庁舎東側)など近辺の有料駐車場を利用します。

まとめ

昭和100年企画「新収蔵記念/生誕140年 富本憲吉と昭和」の会期は2026年9月19日(土)から11月15日(日)まで。会場は第6展示室で、観覧には同時開催の特別展「時代を越えて~日本画のゆくえ」の観覧券(一般1,200円、大学生1,000円)が必要です。寄贈された33件を含む約40件で、昭和という時代のなかの富本憲吉をたどれる展示になっています。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

奈良県立美術館

奈良県立美術館

〒630-8213 奈良県奈良市登大路町10-6

奈良国立博物館にほど近い、奈良公園の一角に1973年開館。大和路にゆかりのある日本画・洋画から、現代美術まで幅広いジャンルの企画展を開催する県立美術館。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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