特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」(大阪展)

特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」(大阪展)

開催予定
会期
2027年2月6日2027年4月4日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
混雑状況
大阪市立美術館の公式X(@ocmfa_since1936Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

大阪市立美術館で2027年2月6日から4月4日まで開催される、円山応挙(1733–1795)の画業を総合的にたどる特別展です。兵庫県香美町の大乗寺(通称「応挙寺」)に伝わる165面の障壁画群を中心に、初期から晩年までの作品で「写生」と空間表現の革新を追います。所要時間の目安は60分〜90分。予約制ではありませんが、会期中に一部展示品の入れ替えがあります。

特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」はどんな展覧会?

江戸時代はさまざまな絵画が発展し、画壇がきわめて多彩な様相を呈した時代でした。そのなかで円山応挙は、実際の対象をよく観察してありのままに描く「写生」を重視し、多くの人々の支持を集めて「円山派」と呼ばれる新たな流れを生み出しました。応挙はさらに、一幅の絵画にとどまらず、空間全体をひとつの世界として構成する制作にも取り組みます。その代表が大乗寺の障壁画群で、部屋ごとに画題や構図が綿密に計画され、襖や壁面が連続して独自の空間を生み出すこれらの作品は、応挙芸術の到達点として高く評価されています。

本展はこの大乗寺障壁画を中心に、写生にもとづく写実的な表現と、装飾性や広がりのある空間表現の魅力と革新性を紹介するものです。大阪展の主催は大阪市立美術館、NHK大阪放送局、NHKエンタープライズ近畿、読売新聞社。本展は巡回展で、先に東京都江戸東京博物館で「江戸東京博物館リニューアル記念特別展」として2026年11月28日から2027年1月24日まで開かれ、そのあと大阪市立美術館へ巡回します。

主な展示内容・注目の作品

  • 大乗寺障壁画(兵庫・大乗寺蔵):部屋ごとに画題と構図が計画された165面の障壁画群で、本展の中心となります。
  • 重要文化財「松に孔雀図」:1795年(寛政7)、兵庫・大乗寺蔵。大乗寺「孔雀の間」を構成する晩年の大作です。
  • 重要文化財「郭子儀図」:1788年(天明8)、兵庫・大乗寺蔵。中国の故事に題材をとった人物画です。
  • 「龍門鯉魚図」:1789年(寛政元)、兵庫・大乗寺蔵。水中を泳ぐ鯉を描いた作品です。
  • 「狗子図」:1778年(安永7)、敦賀市立博物館蔵。応挙の子犬の絵として親しまれてきた画題です。
  • 初期から晩年までの画業:写生を軸にした写実表現と、空間全体を構成する装飾的な表現の両面から画業をたどります。

特別展「円山応挙 リアルの先へ 空間革命」の見どころ3選

  • 大乗寺の空間をたどる:寺の部屋ごとに計画された障壁画群を軸に、応挙が絵画で空間そのものを設計した仕事を紹介します。
  • 初期から晩年まで:写生を重んじた画風の出発点から、装飾性と広がりをそなえた晩年の空間表現までを一度に見られます。
  • 関西では大阪だけの会場:本展の会場は東京都江戸東京博物館と大阪市立美術館の2館で、関西では大阪市立美術館のみの開催です。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

美術館は天王寺公園内にあり、隣接する林泉回遊式庭園「慶沢園」、大坂冬の陣・夏の陣の舞台となった茶臼山、芝生広場「てんしば」、天王寺動物園が徒歩圏です。あべのハルカス美術館や展望台「ハルカス300」、通天閣、四天王寺、一心寺も近くにあります。館内にはミュージアムショップ(9:30〜17:00)と、慶沢園を望むテラス席をもつ「ENFUSEカフェ」(9:30〜19:00)があり、定休日はいずれも美術館の休館日に準じます。

まとめ

会期は2027年4月4日まで。休館日は月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)で、開館時間は午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)です。観覧料は2026年9月上旬の時点で公式サイトに掲載されておらず、発表を待つ必要があります。本展は予約制ではありませんが、会期中に一部展示品の入れ替えがあるため、目当ての作品がある場合は公式サイトの出品リストで展示期間を確認してから出かけると安心です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

大阪市立美術館

大阪市立美術館

大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)

1936年開館、日本で3番目の公立美術館。国宝1件・重要文化財54件を含む約8,700件を収蔵し、約2年半の大改修を経て2025年3月にリニューアルオープンしました。

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