躍動する明代の書-台北・何創時(かそうじ)コレクションの至宝
- 会期
- 2026年10月9日 〜 2026年12月20日
- 会場
- 大阪市立美術館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- 大阪市立美術館の公式X(@ocmfa_since1936)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)
大阪市立美術館で2026年10月9日から12月20日まで開催される、台北の何創時書法芸術基金会が所蔵する明代の書を紹介する特別展です。出品は82件、そのうち9割近い72件が日本初公開で、祝允明・文徴明・王陽明・董其昌から、張瑞図・王鐸・倪元璐ら明末清初の書までがまとまって並びます。所要時間の目安は60分〜90分。会期中の展示替えはなく、予約制でもありません。
躍動する明代の書-台北・何創時コレクションの至宝はどんな展覧会?
何創時書法芸術基金会は、収蔵家の何国慶(かこくけい)氏が1995年に父の名を冠して台北に設立した財団です。明・清時代の書を中核に、王陽明、徐渭(じょい)、王鐸、張瑞図、黄道周、倪元璐ら明代の賢人たち2,000余人の書画作品2,500余件を収蔵し、展覧会や学術講座を通じて書芸術の振興に取り組んできました。近年は展示室「創時講堂」や「オンライン博物館」を開設し、収蔵資料を学術研究のために公開しています。
本展はそのコレクションのうち、質量ともに最も充実している明代中期から明末清初の書に焦点をあて、82件を精選して展示するものです。江戸時代には文徴明(ぶんちょうめい)・董其昌(とうきしょう)らの書をもとに唐様(からよう)が流行し、黄檗(おうばく)僧らがもたらした明末清初の書は今日の書壇でも手本として習われています。主催は大阪市立美術館、毎日新聞社、NHKエンタープライズ近畿で、台北・何創時書法芸術基金会が特別協力しています。
主な展示内容・注目の作品
- 祝允明「草書蚕衣五篇」:明時代・嘉靖元年(1522)の草書。展示作品はすべて台北何創時書法芸術基金会の所蔵です。
- 文徴明「行書陶淵明飲酒詩」:明時代・嘉靖34年(1555)。江戸時代に流行した唐様の源流にあたる書風を伝えます。
- 王陽明「草書七言詩」:明時代・正徳14年(1519)。陽明学の祖として知られる思想家の筆跡です。
- 董其昌「草書論書与臨王羲之十七帖」:明時代・万暦35年(1607)。書論と王羲之の臨書を一巻に収めます。
- 張瑞図「草書王世懋詩」・王鐸「臨王羲之意適帖」・倪元璐「行書李商隠詩」:いずれも明時代・16〜17世紀。明末清初の個性的な書風が並びます。
- 傅山「草書酔後浪書」・宋玨「隷書黒児像賛」:傅山は明〜清時代・17世紀、宋玨は明時代・万暦45年(1617)の作です。
躍動する明代の書-台北・何創時コレクションの至宝の見どころ3選
- 72件が日本初公開:出品82件のうち9割近くが日本で初めて公開される作品で、まとめて見られる機会は多くありません。
- 会期中の展示替えなし:公式サイトが「本展の会期中、展示替えはございません」と明記しており、いつ訪れても同じ内容を見られます。
- 観覧券で企画展示も見られる:本展の観覧券で当日に限り、同館の企画展示もあわせて観覧できます。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
美術館は天王寺公園内にあり、隣接する林泉回遊式庭園「慶沢園」や、大坂冬の陣・夏の陣の舞台となった茶臼山、芝生広場「てんしば」、天王寺動物園がすぐそばです。少し足をのばせばあべのハルカス美術館や展望台「ハルカス300」、通天閣、四天王寺、一心寺もあります。館内には石目調で統一されたミュージアムショップ(9:30〜17:00)と、慶沢園を望むテラス席をもつ「ENFUSEカフェ」(9:30〜19:00)があり、いずれも定休日は美術館の休館日に準じます。なお会期中はあべのハルカス美術館との相互割引があり、同館「アンドリュー・ワイエス展」(2026年10月3日〜12月6日)のチケット(半券可)を当館窓口で提示すると、本展の当日券が100円引きになります。
まとめ
会期は2026年12月20日まで。休館日は月曜日(ただし10月12日・11月23日の祝日は開館)と10月13日・11月24日で、開館時間は午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)です。観覧料は一般2,000円、高大生1,200円、小中生500円。カッコ書きの一般1,800円・高大生1,000円・小中生300円は前売および20名以上の団体料金で、前売券の販売は2026年8月6日午前10時から10月8日午後11時59分までです。未就学児と障がい者手帳などをお持ちの方(介護者1名を含む)は無料ですが、大阪市内在住の65歳以上の方も一般料金が必要です。本展は予約制ではなく、当日券は美術館エントランスのほか公式オンラインチケットや各プレイガイドでも販売されます。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
大阪市立美術館
大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82(天王寺公園内)
1936年開館、日本で3番目の公立美術館。国宝1件・重要文化財54件を含む約8,700件を収蔵し、約2年半の大改修を経て2025年3月にリニューアルオープンしました。
美術館の詳細・アクセスを見る →大阪市立美術館のその他の企画展
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