日本工芸の美―古代から近世まで―
この展覧会の会期は終了しました。
- 会期
- 2026年8月29日 〜 2026年10月18日
- 会場
- 大和文華館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒631-0034 奈良県奈良市学園南1-11-6
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
奈良市学園南の大和文華館で、2026年8月29日(土)から10月18日(日)まで、「日本工芸の美―古代から近世まで―」が開催されました。館蔵の日本の工芸品から、やきもの、漆工品、金工品、染織品、ガラスをとりあげ、時代ごとに展示する展覧会です。出陳品は84件です。所要時間の目安は60分〜90分。
日本工芸の美はどんな展覧会?
様々な素材に手仕事を加えて生み出された工芸品は、日常の生活に潤いをもたらし、信仰の場や宴の場といった特別な場に、厳かさや華やかさをそえてきました。本展は館蔵品によって、その歩みを時代順にたどります。
公式サイトの解説によれば、飛鳥・奈良時代には中国・唐の文化の影響が色濃くみられ、平安時代には日本らしい好みが明瞭にあらわれてきます。鎌倉・室町時代には文化の担い手が貴族だけでなく、武家や庶民にも広がっていき、桃山・江戸時代にはさらに幅広い層が様々な工芸品を用いるようになり、高度な技術を駆使した洗練されたものから素朴な魅力のあるものまで、様々な工芸品が生み出されました。また、室町時代後期から江戸時代には、茶の湯の文化も日本の工芸品の展開と深く結びついています。展示は【飛鳥・奈良時代】【平安時代】【鎌倉・室町時代】【桃山・江戸時代】という時代ごとの区分で構成され、日本の工芸品をめぐる文化や美意識、技術の変遷をたどれるようになっています。
主な展示内容・注目の作品
- 飛鳥・奈良時代の章に《上代裂帖》飛鳥~奈良時代、《風字瓦硯》奈良時代、《黒漆漆皮盆》奈良時代
- 平安時代の章に重要文化財《銅板地螺鈿花鳥文説相箱》、《銅製秋草鳥蝶文鏡》平安時代後期
- 鎌倉・室町時代の章に重要文化財《金銅蓮華形磬》、重要文化財《黒味銅地銀象嵌藤花鹿文太刀金具》、《灰釉壺(常滑)》、重要文化財《蒔絵籬菊文机》室町時代、《根来塗天目台》室町時代
- 桃山・江戸時代の章に《青貝蒔絵草花文洋櫃》桃山時代、《赤織部沓茶碗(美濃)》桃山時代、酒井抱一図案・原羊遊斎作《竹製蒔絵椿柳文茶入》江戸時代後期
- 重要文化財《染付山水文大皿(有田)》江戸時代前期、野々村仁清作《色絵おしどり香合》江戸時代前期、《硝子蓋物》江戸時代後期
- 所蔵の記載がないものはすべて大和文華館の蔵品です。出陳目録はPDFで公開されています
日本工芸の美の見どころ3選
- 重要文化財がまとまって並ぶこと。平安時代の《銅板地螺鈿花鳥文説相箱》、鎌倉時代の《金銅蓮華形磬》と《黒味銅地銀象嵌藤花鹿文太刀金具》、室町時代の《蒔絵籬菊文机》、江戸時代前期の《染付山水文大皿》が出品されます
- 素材をまたぐ時代順の構成。やきもの、漆工、金工、染織、ガラスを分野で分けずに時代でまとめるため、同じ時代の工芸が何を好んだのかが比べやすくなっています
- 会期中の解説プログラム。毎週土曜日の午後2時に当館学芸部による列品解説があり、10月4日(日)午後2時には当館学芸部課長・宮崎ももによる日曜美術講座「日本の工芸品の銘をめぐって」が講堂で開かれました(定員は当日先着100名・予約不要、参加無料ですが入館料が必要)
料金・開館時間
- 入館料は一般630円、高校・大学生420円、小学・中学生無料
- 20名以上の団体は相当料金の2割引で引率者1名無料
- 「障がい者手帳」をお持ちの方とご同伴者1名は2割引
- 開館時間は午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)
- 休館日は月曜日(ただし9月21日〈祝〉、10月12日〈祝〉は開館し、9月24日〈木〉、10月13日〈火〉が休館)
- 展示替の案内は公式ページにありません
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
大和文華館は近鉄奈良線「学園前」駅から徒歩約7分。大阪難波駅から約25分、近鉄奈良駅から約9分、近鉄京都駅から約45分の位置にあります。無料の駐車場があり、普通車40台、大型バス3台、中型バス2台が停められます。館は野趣に富んだ美しい自然園「文華苑」に囲まれており、四季折々の花々で彩られ、松林には野鳥がさえずります。公式サイトが挙げる見どころは「梅」「三春滝桜」「ササユリ」「アジサイ」で、10月の展示鑑賞と園内の散策を組み合わせられます。館内には講演会や講座に使われる本館講堂と、明治42年に辰野金吾の設計により建てられた奈良ホテルのラウンジの一部を移築した「文華ホール」があります。館内カフェについては公式サイトに案内がありません。
まとめ
「日本工芸の美―古代から近世まで―」の会期は2026年8月29日(土)から10月18日(日)で終了しました。入館料は一般630円、高校・大学生420円で、小学・中学生は無料でした。飛鳥・奈良時代から桃山・江戸時代までの84件を時代順に見ていくことで、日本の工芸が何を美しいと考えてきたかの変化をたどる展覧会でした。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
大和文華館
〒631-0034 奈良県奈良市学園南1-11-6
近鉄が1960年に奈良・学園前に開いた東洋古美術の美術館。国宝「寝覚物語絵巻」「松浦屏風」など質の高いコレクションと、四季の花が咲く文華苑で知られます。
美術館の詳細・アクセスを見る →大和文華館のその他の企画展
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