企画展 彫る漆
- 会期
- 2026年12月5日 〜 2027年1月17日
- 会場
- 根津美術館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- 根津美術館の公式X(@nezumuseum)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)
東京・南青山の根津美術館で、2026年12月5日(土)から2027年1月17日(日)まで、企画展「彫る漆」が開催されます。会場は展示室1・2です。「彫る」ことで表現する漆工を特集し、館蔵品を中心に体系的にまとめて紹介する展覧会です。所要時間の目安は60分〜90分。
彫る漆はどんな展覧会?
本展が取り上げるのは、彫漆(ちょうしつ)、彫木彩漆(ちょうもくさいしつ、鎌倉彫)、鎗金(そうきん)、沈金(ちんきん)、填漆(てんしつ)、蒟醤(きんま)と呼ばれる技法です。これらは漆文化圏である東〜東南アジア各地で生み出されました。
日本ではその多くを唐物漆器として珍重してきたことから、世界的にも貴重なコレクションが形成されていますが、あまり知られていません。本展は、ふだんなかなか見る機会がないその魅力を、館蔵品を中心に紹介します。展示室2では企画展の続きとして、「填漆」や「蒟醤」など、一見して彫っているとは思えない作品が並びます。
主な展示内容・注目の作品
- 《椿堆朱合子》中国・明時代、永楽年間(1403〜24)、根津美術館蔵。漆を塗り重ねた厚い層を彫って文様をあらわす、彫漆の一種である堆朱の作品
- 重要文化財《楼閣人物填漆箪笥》中国・明時代、15世紀、根津美術館蔵。希少な明時代前期の作例で、収蔵後初公開
- 《龍鎗金硯箱》中国・明時代、14〜15世紀、根津美術館蔵(永田牧子氏寄贈)。線刻した溝に漆や膠を擦り込み、金箔を押し込んで金線をあらわす鎗金の作品
- 《葡萄栗鼠粟鶉図沈金太鼓樽》日本・桃山時代、16世紀、サントリー美術館蔵。鎗金の技法が国内で製作されるようになり、沈金と呼ばれた作例
- 《鳥獣唐草蒟醤十角蓋物》東南アジア、16〜17世紀、根津美術館蔵(展示室2)
彫る漆の見どころ3選
- 技法の違いの見比べ。層を彫る堆朱、線刻に金を入れる鎗金、彫った部分に色漆を埋めて研ぎ出す填漆と、同じ「彫る」でも仕上がりは大きく異なります。填漆は一見、描いているように見えると公式サイトは説明しています
- 収蔵後初公開の重要文化財《楼閣人物填漆箪笥》。根津美術館が持つ明時代前期の希少な作例を見られます
- 同時開催のテーマ展示。展示室5の「根津美術館の古典籍―百万塔陀羅尼から南総里見八犬伝まで―」は、所蔵する古典籍のうち印刷された書物にスポットをあてた初の試みです。展示室3「仏教美術の魅力―日本の小金銅仏と仏具―」、展示室4「古代中国の青銅器」、展示室6「冬の茶会―ゆく年くる年―」もあわせて見られます
料金・開館時間
- 入館料はオンライン日時指定予約で一般1,400円、学生(大学生以上)600円
- 当日券は上記料金に一律200円プラスとなります
- 障害者手帳提示者および同伴者(1名まで)は200円引き、高校生以下は無料
- 学生料金の適用ならびに高校生以下の無料入館の際は、学生証の提示が必要です
- 開館時間は午前10時〜午後5時(入館は閉館30分前まで)
- 休館日は毎週月曜日。ただし1月11日(月・祝)は開館し、翌火曜日が休館です。年末年始は12月26日(土)から1月4日(月)まで休館します
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
根津美術館は東京都港区南青山にあり、地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線の表参道駅A5出口から徒歩8分、都バス渋88の「南青山6丁目」から徒歩5分です。館内には庭園とNEZUCAFÉ、ミュージアムショップがありますが、利用は美術館の入館者に限られます。NEZUCAFÉの営業は午前10時〜午後4時30分で、ラストオーダーはフードが午後3時、ドリンクが午後4時です(混雑状況により早まることがあります)。
まとめ
企画展「彫る漆」は、彫漆、鎌倉彫、鎗金、沈金、填漆、蒟醤といった「彫る」漆工を、館蔵品を中心に体系的に見せる展覧会です。会期は2026年12月5日から2027年1月17日まで。12月26日から1月4日までは年末年始の休館に入るため、その前後で日程を組む必要があります。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
根津美術館
〒107-0062 東京都港区南青山6-5-1
表参道のすぐそばにありながら、広大な日本庭園と国宝7件を含む約7,600件の東洋古美術品を擁する根津美術館。隈研吾設計の竹と瓦の美しい建築も必見です。
美術館の詳細・アクセスを見る →根津美術館のその他の企画展
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