たそかれ、かはたれ ―現代美術における“翳”
- 会期
- 2026年9月12日 〜 2026年11月15日
- 所要時間
- 40分〜60分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1(葉山館)
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- 神奈川県立近代美術館の公式X(@kanagawamoma)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)
神奈川県立近代美術館 葉山で、2026年9月12日(土)から11月15日(日)まで、コレクション展「たそかれ、かはたれ ―現代美術における“翳”」が開催されています。会場は展示室3b、4です。光と闇の境がゆるやかに溶け合い、ものの輪郭が揺らぐ時間帯を指す古語に着目し、20世紀美術に見られる不確かな像や感覚をたどります。所要時間の目安は40分〜60分。
たそかれ、かはたれはどんな展覧会?
「たそかれ(黄昏)」そして「かはたれ(彼は誰)」は、光と闇の境がゆるやかに溶け合い、ものの輪郭が揺らぐ時間帯を指す古語です。本展はそうしたものごとがうつろう際の〈翳(かげ)〉の気配に着目します。柚木沙弥郎(ゆのき・さみろう/1922–2024)の古布によるコラージュ作品《夜の絵》、光のはざまに佇む岡崎和郎(おかざき・かずお/1930–2022)の《HISASHI》、杉本博司(1948–)や森山大道(1938–)の写真に刻まれた光と影。近年収蔵した作品も多く含めて、さまざまなあわいに立ち現れる表現が紹介されます。出品作家は、ジャン・アルプ(1886–1966)、岡崎和郎、杉本博司、ズビニェク・セカル(1923–1998)、高松次郎(1936–1998)、中谷ミチコ(1981–)、西村盛雄(1960–)、森山大道、柚木沙弥郎、ゲルハルト・リヒター(1932–)、トーマス・ルフ(1958–)の11名です。
主な展示内容・注目の作品
- 柚木沙弥郎《夜の絵(8)》《夜の絵(12)》《夜の絵(16)》いずれも2005年、神奈川県立近代美術館蔵
- 杉本博司《スタンレー、ニュージャージー》1978年、神奈川県立近代美術館蔵(野崎道雄コレクション)
- トーマス・ルフ《夜 10Ⅱ》1992年、神奈川県立近代美術館蔵(野崎道雄コレクション)
- 森山大道《光と影(神奈川県逗子市)》1982/2023年、神奈川県立近代美術館寄託
- 岡崎和郎《HISASHI》。野崎道雄氏から寄贈されたトーマス・ルフや杉本博司の写真作品、柚木沙弥郎から遺贈されたチェコの彫刻家ズビニェク・セカルのブロンズ作品とともに、近年収蔵された作品として初公開されます
たそかれ、かはたれの見どころ3選
- 多彩な分野で表現された光や時間のうつろい。光と闇、記憶、主体と客体など、さまざまなものや事象が曖昧/明瞭になる瞬間を表現した作品が、絵画・彫刻・写真・染色と分野をまたいで並びます
- 近年収蔵された作品を多数初公開。野崎道雄氏から寄贈されたトーマス・ルフや杉本博司の写真、柚木沙弥郎から遺贈されたズビニェク・セカルのブロンズ、岡崎和郎の《HISASHI》などが、初めて展示室に出ます
- 同時開催の企画展との行き来。葉山館では同じ会期で企画展「銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように」が開かれており、その観覧券で同日に限り本展もあわせて観覧できます
料金・開館時間
- 観覧料は一般250(150)円、20歳未満・学生150(100)円、65歳以上100円、高校生100円
- ( )内は20名以上の団体料金です
- 中学生以下の方と、障害者手帳等・ミライロIDを提示の方(および介助者原則1名)は無料
- 無料開館日は10月11日(日曜)葉山館開館記念日、11月3日(火曜・祝日)文化の日
- 開館時間は午前9時30分-午後5時(入館は午後4時30分まで)
- 休館日は月曜(9月21日、10月12日を除く)
- 企画展「銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように」の観覧券で、同日に限り本展も観覧できます
- 10月24日(土曜)午後2時-3時30分には、岩崎清氏によるスペシャル・トーク「村山亜土と柚木沙弥郎と本と」が葉山館 講堂で行われます。申し込み不要・参加無料(観覧券不要)
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
葉山館は三浦郡葉山町一色にあります。JR横須賀線「逗子」駅前(東口3番のりば)から京浜急行バス「逗11、12系統(海岸回り)」に乗り「三ヶ丘・神奈川県立近代美術館前」下車で所要約20分、京浜急行「逗子・葉山」駅(南口)からは約18分です。館内には海を望むレストラン「オランジュ・ブルー」があり、観覧券なしで利用できます(ティータイム午前10時-午後5時、ランチタイム午前11時-午後3時。月曜定休、ただし祝休日の場合は営業)。近隣の葉山しおさい公園と山口蓬春記念館は葉山館と相互割引の関係にあり、企画展の観覧券の半券提示で割引料金で入館できます。鎌倉別館へは公共交通機関で約50分、車の場合は国道134号線で約25分です。
まとめ
「たそかれ、かはたれ ―現代美術における“翳”」は、うつろう光のなかに立ち現れる像をたどるコレクション展です。会期は2026年9月12日から11月15日まで、会場は神奈川県立近代美術館 葉山の展示室3b、4。一般250円という料金で、近年収蔵された作品の初公開も含めて11作家の仕事に向き合えます。同じ会期の企画展「銅版画家・駒井哲郎 掌上にひろがる星座のように」とあわせて、海辺の美術館で静かな時間をとってみてください。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
神奈川県立近代美術館
神奈川県三浦郡葉山町一色2208-1(葉山館)
1951年に鎌倉で開館した、日本で最初の公立近代美術館。坂倉準三設計の鎌倉館の伝統は、一色海岸を望む葉山館(2003年開館)と鎌倉別館に受け継がれています。
美術館の詳細・アクセスを見る →神奈川県立近代美術館のその他の企画展
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