仏画の力―東北 珠玉の仏教絵画―

仏画の力―東北 珠玉の仏教絵画―

開催中
会期
2026年9月18日 〜 2026年11月8日終了まであと9日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内26
混雑状況
Xで来場者の反応を見る(いずれも別のタブで開きます)

仙台市青葉区川内の仙台市博物館で、2026年9月18日(金)から11月8日(日)まで、特別展「仏画の力―東北 珠玉の仏教絵画―」が開催されています。国宝「中尊寺経」をはじめとする東北ゆかりの仏画の優品や、近年新たに見出された作品など、国宝・重要文化財を含む90点あまりの仏画を紹介する展覧会です。会期中に展示替えがあり、出品リストでは9月18日〜10月4日、10月6日〜18日、10月20日〜11月8日の3つの期間ごとに展示予定が示されています。所要時間の目安は60分〜90分。

仏画の力はどんな展覧会?

仏教絵画(仏画)は、平和な世の実現や極楽往生などの“力”を期待されてきました。同時に、仏の尊さや芸術的な美しさによって人々を魅了する“力”も備えています。さらに、作品が生み出され、伝来し、今日まで守り伝えられてきた背景には、多くの人々の支える“力”がありました。本展はこうした仏画の“力”に注目し、東北に伝わる作品を中心に紹介します。出品リストによる構成は、第1章「輝きの力―経絵の世界」、第2章「教えを伝える絵画の力―釈迦と涅槃図」、第3章「浄土を求め、想い描く力―阿弥陀と浄土の光景」、第4章「祈願にこたえる力―密教の曼荼羅、諸尊を中心に」、第5章「人々を動かす力―神仏習合と庶民信仰」の5章です。会場はテーマ展示室1・2とコレクション展示室2です。

主な展示内容・注目の作品

  • 国宝「紺紙金字一切経(中尊寺経)大般若経巻第五百十四」平安時代(岩手・中尊寺大長寿院蔵)。展示期間は10月6日〜18日です。同じく国宝の「紺紙金銀字一切経(中尊寺経)賓頭盧為優陀延王説法経」(和歌山・金剛峯寺蔵)の展示は10月4日で終わっています
  • 「当麻曼荼羅」江戸時代(宮城・西方寺蔵)、宮城県指定文化財「釈迦説法図」室町時代(宮城・瑞巌寺蔵)
  • 重要文化財「阿弥陀二十五菩薩来迎図」鎌倉時代(福島県立博物館蔵)は10月18日まで。10月20日からは福島県指定文化財「刺繍阿弥陀三尊来迎図」室町時代(福島・阿弥陀寺蔵)が展示されます
  • 「名取の老女」ゆかりの阿弥陀如来を描いた重要文化財「熊野権現影向図」元徳元年(1329)(京都・檀王法林寺蔵)。展示期間は10月20日〜11月8日です
  • 相馬市指定文化財「光明曼荼羅」江戸時代(福島・相馬妙見歓喜寺蔵)。通常は非公開の作品で、会期を通じて展示されます
  • 岩手県指定文化財「刀八毘沙門天像」室町時代(岩手・毛越寺蔵)、村山市指定文化財「熊野観心十界曼荼羅」(山形・蓮化寺蔵)と「浄土双六」(山形・長学院蔵)
  • 「平泉諸寺参詣曼荼羅」桃山時代(岩手・中尊寺大長寿院蔵)、白石出身の絵師による白石市指定文化財「仏涅槃図 河村春洋筆」天保12年(1841)(宮城・常林寺蔵)

仏画の力の見どころ3選

  • 3期に分かれた展示替え。国宝「中尊寺経」は期間によって展示される巻が異なり、10月20日からは「熊野権現影向図」や「刺繍阿弥陀三尊来迎図」が加わります。訪れる時期によって出会える作品が変わります
  • 東北各地に伝わる仏画の顔ぶれ。出品リストには宮城・岩手・福島・山形・秋田・青森の寺院や博物館に伝わる作品が並び、「熊野観心十界曼荼羅」だけでも7件が載っています(展示期間は作品ごとに異なります)
  • 学芸員による見どころ解説(全5回、各日13:30〜14:00、博物館ホール、申し込み不要・当日先着順、各回200名、無料)。残る回は10月17日(土)「熊野観心十界曼荼羅について」、10月31日(土)「異形の神仏」、11月7日(土)「釈迦と仏涅槃図」です

料金・開館時間

  • 観覧料は一般1,300円(1,200円)、高校・大学生1,000円(900円)、小・中学生600円(500円)
  • ( )内は10名以上の団体料金です
  • このほか障害者手帳等、高齢者割引(市内在住)、キャンパスメンバーズなどの各種割引があります
  • 開館時間は9:00〜16:45(入館は16:15まで)
  • 休館日は毎週月曜日(9月21日、10月12日は開館)、9月24日(木)、11月4日(水)。10月13日(火)は開館します
  • 展覧会ページに日時指定予約の案内はありません

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

仙台市博物館は仙台城三の丸跡に建っています。地下鉄東西線「国際センター駅」の南1出口から徒歩約8分で、五色沼を右手に見ながら歩く道順です。JR仙台駅西口からは「るーぷる仙台」で約20分、「博物館・国際センター・緑彩館前」で降りて徒歩約3分。館内の常設展では「2026年 秋の常設展」(9月29日〜12月20日)として、伊達家の信仰に関する資料や大町の豪商・佐藤助五郎に関する資料などが並び、特集展示室ではユネスコ「世界の記憶」・国宝の「支倉常長像」が通期で展示されています。

まとめ

特別展「仏画の力―東北 珠玉の仏教絵画―」の会期は2026年9月18日から11月8日まで。国宝・重要文化財を含む90点あまりの仏画を、経絵、釈迦と涅槃図、浄土の光景、密教の曼荼羅、庶民信仰という5つの章でたどります。展示替えで作品が入れ替わるため、見たい作品がある場合は出品リストで展示期間を確かめてから出かけると確実です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

仙台市博物館

仙台市博物館

〒980-0862 宮城県仙台市青葉区川内26

仙台城三の丸跡という史跡の中に建つ総合博物館。初代藩主・伊達政宗の甲冑や刀剣、狩野派の障壁画など、伊達家伝来の美術工芸品を核に仙台・宮城の歴史と文化を紹介する。

美術館の詳細・アクセスを見る →

北海道・東北で開催中・開催予定の企画展