樂直入 創造の軌跡

樂直入 創造の軌跡

開催中
会期
2026年7月1日2026年11月23日
所要時間
30分〜45分(当サイトによる目安)
所在地
〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
混雑状況
佐川美術館の公式X(@sagawaartXで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

佐川美術館の樂吉左衞門館で2026年7月1日から11月23日まで開催される、十五代樂吉左衞門・樂直入の作陶をたどる展示です。ライフワークである「吉左衞門X展」の第11回から第13回、「齋藤隆」「マレーヴィチ」「nendo」で生まれた作品を中心に構成されます。樂吉左衞門館だけを見る場合の所要時間の目安は30分〜45分。同時開催の企画展とあわせて回るなら90分ほどみておくと安心です。

樂直入 創造の軌跡はどんな展覧会?

桃山時代に初代長次郎から始まった樂焼は、約450年にわたって伝統を継承してきました。樂直入は十五代目吉左衞門で、2019年に代を譲り直入と名を改めてからも、自らの表現を追求し斬新な世界観の作品を発表し続けています。佐川美術館の樂吉左衞門館は、その樂直入自身が設計創案・監修した展示館で、水庭に埋設された地下展示室と、水庭に浮かぶように建てられた茶室の2つで構成されています。

本展が扱うのは、2007年から続く直入のライフワーク「吉左衞門X展」の作品群です。吉左衞門X展は、直入が深く影響を受けたもの、思惟を共有したもの、共感や感動したものを関数Xとしてコラボレーションする展覧会で、テーマごとに特徴的な茶碗が発表されてきました。本展はそのうち第11回から第13回にあたる「齋藤隆」「マレーヴィチ」「nendo」の3回を取り上げ、作者とXの関係性を見つめ直しながら、作品が生み出された足跡を振り返る試みです。

主な展示内容・注目の作品

  • 「齋藤隆」の章:茶碗だけでなく、当館所蔵の齋藤隆の作品2点をあわせて展示し、二者に通じる精神性を感じる空間をつくります。
  • 「マレーヴィチ」の章:この回でそれまでにない「焼貫白樂茶碗」が生み出されました。本展では2025年度に新収蔵した白樂茶碗を展示します。
  • 「nendo」の章:新収蔵の「潤碗」に加え、コレクション作品の部分(テクスチャ)に焦点を当てた「jihada」シリーズも併せて展観します。
  • 「潤碗 銅」:茶碗に金属イオン水溶液を含ませ、酸化還元反応をさせて仕上げた作品です。
  • 「焼貫白樂茶碗 巌石 溿」:公式サイトが挙げる展示作品のひとつで、焼貫の白樂という新たな試みを示します。
  • 「焼貫黒樂茶碗 裂」:同じく公式サイトが挙げる展示作品で、樂直入の焼貫黒樂を代表する造形です。

樂直入 創造の軌跡の見どころ3選

  • 吉左衞門X展を振り返る:齋藤隆・マレーヴィチ・nendoという3つの「X」から生まれた作品をまとめて見られます。
  • 新収蔵作品のお披露目:2025年度に新収蔵された白樂茶碗と、新収蔵の「潤碗」が本展で展示されます。
  • 作家が設計した展示空間:樂直入自身が設計創案・監修した地下展示室で、作品と空間をあわせて味わえます。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

樂吉左衞門館には、樂直入が設計創案した茶室が併設されています。水庭の下にある3畳半の小間「盤陀庵」と、地上の広間「俯仰軒」(8畳+鞘の間)からなり、円筒形のコンクリート壁に囲まれた「水露地」を通って席入りする趣向です。内部は事前予約制のガイドツアー「茶室見学」(毎週木・金、各回約30分、定員6名、見学料1,200円・入館料別途、電話077-585-7806で希望日の1か月前から受付)で見学できます。館内にはほかに平山郁夫館と佐藤忠良館があり、ミュージアムカフェSAM(9:30〜17:00)では水庭を眺めながらイノダコーヒのコーヒーや軽食を楽しめます。ミュージアムショップSAMも併設されています。

まとめ

会期は2026年11月23日まで。開館時間は9時30分〜17時(最終入館は16時30分まで)、休館日は毎週月曜日(祝・休日にあたる場合はその翌日)と展示替休館・年末年始です。入館料は企画展ごとに定められており、2026年9月17日から11月23日まで開催される「生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱」の入館料(WEB予約チケット一般1,500円、窓口販売チケット一般1,600円など)で、本展を含む同時開催の展示と常設展をすべて観覧できます。中学生以下は無料(保護者の同伴が必要)、20名以上の団体は入館料より各200円引き、障害者手帳の提示で本人と付添1名までが無料です。展示室・茶室内は写真撮影が禁止されています。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

佐川美術館

佐川美術館

〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891

琵琶湖のほとりに建つ佐川美術館は、平山郁夫、佐藤忠良、十五代樂吉左衞門の作品を常設展示。水庭に浮かぶような幻想的な建築は「水に浮かぶ美術館」として人気を集めています。

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