生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱

生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱

開催予定
会期
2026年9月17日2026年11月23日開幕まであと7日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891
混雑状況
佐川美術館の公式X(@sagawaartXで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

佐川美術館で2026年9月17日から11月23日まで開催される、藤田嗣治(レオナール・フジタ、1886-1968)の芸術を7つのテーマで読み解く企画展です。これまであまり紹介されてこなかったフランス各地の作品を中心に、油彩・版画・資料など日本初公開を含む約140点を一堂に展観します。所要時間の目安は60分〜90分。入館は日時のWEB予約チケットが窓口販売より安く設定されています。

生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱はどんな展覧会?

藤田嗣治は1886年に東京府牛込区(現・東京都新宿区)に生まれ、東京美術学校(現・東京藝術大学)で学びました。1913年、26歳で渡仏してキュビスムをはじめとする前衛芸術運動に触れたのち、「乳白色の肌」の裸婦像で一躍人気を集めます。1933年に南米経由で帰国しますが、第二次世界大戦中に制作した戦争記録画により戦争責任を問われて日本を去り、1950年に再びフランスへ渡りました。1955年にフランスに帰化し、72歳でカトリックの洗礼を受けて「レオナール・フジタ」と改名、81歳で他界するまで精力的に制作を続けています。

本展は生誕140周年を機に、藤田研究の第一人者として知られるシルヴィー・ビュイッソン氏の監修のもと、藤田の創作源を「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」という7つの情熱に分けて紹介するものです。ビュイッソン氏は藤田のカタログ・レゾネ(全作品集)の編集者でもあります。主催は佐川美術館(公益財団法人SGH文化スポーツ振興財団)、後援は在日フランス大使館/アンスティテュ・フランセ、滋賀県、滋賀県教育委員会、守山市、守山市教育委員会です。

主な展示内容・注目の作品

  • 「自己表現」「風景」:自画像に代表される自己表現と、パリや旅先で描かれた風景から画業をたどります。
  • 「前衛」「東方と西方」:渡仏直後に触れた前衛芸術運動と、東洋と西洋のあいだで独自の表現を切り拓いた歩みを扱います。
  • 「女性」「子ども」:「乳白色の肌」の裸婦像で知られる女性像と、晩年まで描き続けた子どもの絵が並びます。
  • 「天国と天使」:カトリックの洗礼を受けて「レオナール・フジタ」となった晩年の宗教的な主題を紹介します。
  • 日本初公開を含む約140点:フランス各地から集められた油彩・版画・資料が中心で、国内外から集めた日本初公開作品を含みます。
  • 同時開催の展示も:本展の入館料で、樂吉左衞門館・平山郁夫館・佐藤忠良館の同時開催の展示(常設展を含む)もすべて観覧できます。

生誕140周年 藤田嗣治 7つの情熱の見どころ3選

  • 「7つの情熱」という切り口:年代順ではなく創作源をテーマ別に並べることで、藤田の関心のありかが見えてきます。
  • カタログ・レゾネ編者による監修:藤田の全作品集を編んだシルヴィー・ビュイッソン氏が監修し、日本初公開作品を含む作品が集まります。
  • 渡仏初期から晩年まで:初期から最晩年に至る作品を通じて、藤田が独自の表現を切り拓き深めていく過程を追えます。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

佐川美術館は琵琶湖にほど近い滋賀県守山市水保町にあり、広い水庭に建物が浮かぶような構成が特徴です。館内には平山郁夫館・佐藤忠良館に加え、樂直入(十五代樂吉左衞門)自身が設計創案・監修した樂吉左衞門館があり、水庭の下の小間「盤陀庵」と水面に浮かぶ広間「俯仰軒」からなる茶室も併設されています。茶室は事前予約制のガイドツアー「茶室見学」(毎週木・金、各回約30分、見学料1,200円・入館料別途、電話077-585-7806で1か月前から受付)で内部を見学できます。ミュージアムカフェSAMは営業時間9:30〜17:00で、水庭を眺めながらイノダコーヒのコーヒーや軽食を楽しめます。ミュージアムショップSAMも館内にあります。会期中はトワイライトコンサート(第一夜9月19日、第二夜10月17日、いずれも17:30〜、入館は16:30まで、聴講無料・別途入館料)や、銅版画のワークショップ「はじめての銅版画―ドライポイントで猫を描いてみよう!」(10月4日、予約制、1,000円・別途入館料)も予定されています。

まとめ

会期は2026年11月23日まで。休館日は毎週月曜日(祝・休日にあたる場合はその翌日)と展示替休館・年末年始で、開館時間は9時30分〜17時(最終入館は16時30分まで)です。入館料はWEB予約チケットが一般1,500円、大学生・高校生・専門学校生・専修学校生700円、窓口販売チケットが一般1,600円、同学生800円(いずれも税込)。カッコではなく「WEB予約」と「窓口販売」で金額が分かれている点に注意してください。中学生以下は無料(小学生以下は保護者の同伴が必要)、障害者手帳またはミライロIDを提示した方と付添1名までは無料、20名以上の団体は窓口販売料金より各200円引き(要FAX予約)です。WEB予約は入館時間の予約で、予約後の日時変更はできません。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

佐川美術館

佐川美術館

〒524-0102 滋賀県守山市水保町北川2891

琵琶湖のほとりに建つ佐川美術館は、平山郁夫、佐藤忠良、十五代樂吉左衞門の作品を常設展示。水庭に浮かぶような幻想的な建築は「水に浮かぶ美術館」として人気を集めています。

美術館の詳細・アクセスを見る →

佐川美術館のその他の企画展

近畿で開催中・開催予定の企画展