印象派の先駆者 ウジェーヌ・ブーダン展 ―瞬間の美学、光の探求
- 会期
- 2026年9月12日 〜 2026年11月3日開幕まであと3日
- 会場
- 山梨県立美術館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-277
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- 山梨県立美術館の公式X(@yamanashi_kenbi)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)
甲府市の山梨県立美術館で、2026年9月12日(土)から11月3日(火・祝)まで、特別展「印象派の先駆者 ウジェーヌ・ブーダン展 ―瞬間の美学、光の探求」が開催されます。会場は特別展示室です。「印象派の先駆者」と呼ばれるウジェーヌ・ブーダン(1824-1898)を紹介する、日本では約30年ぶりとなる展覧会。油彩、素描、パステルなど約100点で、フランス風景画の発展に寄与したブーダンの魅力を新たな視点から問い直します。所要時間の目安は60分〜90分。
ウジェーヌ・ブーダン展はどんな展覧会?
ブーダンは故郷ノルマンディーをはじめ各地を旅し、空や雲、海、牛の群れや浜辺に集う人々などを、瑞々しい色彩と軽快な筆致で描き出しました。その作品は大気や光の様子を鋭敏な感覚でとらえています。戸外制作を重視し、常に変化する自然の「瞬間」を表現しようとする姿勢は、のちに印象派の巨匠となる若きクロード・モネ(1840-1926)に大きな影響を与えました。本展はブーダンの作品を年代ごとに展示するのではなく、「海景」「空」「風景」「建築」「動物」「人物」「素描」「版画」という8つの切り口で紹介します。従来の海景画のイメージだけにとどまらない、画業の多面的な魅力に触れられる構成です。監修はローラン・マヌーヴルが務めます。
主な展示内容・注目作品
- 海景の章に《トルーヴィルの港の朝》1888年、《ベルク、出航》1890年(いずれもランス美術館蔵)
- 空の章に《ノルマンディーの海岸》1862-65年頃(パステル・紙、個人蔵)、《干潮》1884年(サン=ロー美術館蔵)
- 風景の章に《コルドリーの道、トルーヴィル》1878年、《トゥークの古い港》1890年(いずれもブーローニュ=シュル=メール市立美術館蔵)
- 建築の章に《ドルトレヒト》1848年(リベレツ州立美術館蔵)、《ヴェネツィア、サン・ジョルジョ・マッジョーレ》1895年頃
- 動物・人物の章に《水飲み場の牛の群れ》1880年、《ブーダン夫人とモネ一家》1875-77年頃(ウジェーヌ・ブーダン美術館蔵)
- 素描の章では「樹々、空、船、海」「人物研究」の2テーマで約40点、版画の章ではリトグラフとエッチング10点を展示
見どころ3選
- 「空の王者」と呼ばれた空の表現。コローは「空の王者」、クールベは「熾天使」と呼んでブーダンを称賛し、詩人ボードレールもその空の習作に注目しました。とらえがたい雲や光の動きへの探求をたどれます
- 8つの切り口による構成。年代順に並べないことで、海景画家という一面的な見方がほどけ、建築や動物、人物へと広がる関心の幅が見えてきます
- 習作と素描の存在感。完成作のための下絵ではなく、戸外で目にした自然の「瞬間」を素早く記録したもので、その筆致はあたかも抽象絵画のようですらあります
料金・開館時間
- 観覧料は一般1,000円(840円)、大学生500円(420円)。大学生は学生証を提示します
- ( )内は20名以上の団体料金、前売券、県内宿泊者割引料金です
- 前売券は8月12日(水)から9月11日(金)まで、山梨県立美術館で販売(休館日を除く開館時間内)
- 高校生以下の児童・生徒、県内在住の65歳以上、障害者とその介護者は無料
- 開館時間は9:00〜17:00(最終入場16:30まで)
- 休館日は月曜日(9月21日、10月12日は開館)、9月24日(木)、10月13日(火)
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット
山梨県立美術館は「ミレーの美術館」として親しまれ、ジャン=フランソワ・ミレーやバルビゾン派の作品を核とするコレクションを持ちます。ブーダンがバルビゾン派の画家たちから風景画を学んだことを踏まえると、コレクション展にも足を運ぶ意味は大きいはずです。美術館は「芸術の森公園」の中に建ち、園内には山梨県立文学館もあります。周辺には甲府城跡(舞鶴城公園)や武田神社、渓谷美で知られる昇仙峡といった見どころが点在し、甲府の街歩きとあわせて楽しめます。
まとめ
「印象派の先駆者 ウジェーヌ・ブーダン展 ―瞬間の美学、光の探求」は、日本では約30年ぶりとなるまとまったブーダン展です。会期は2026年9月12日から11月3日まで。一般1,000円という料金で油彩・素描・パステル約100点に向き合えるうえ、8つの切り口による構成が、海景画家という枠を超えた画家の姿を見せてくれます。印象派が生まれる直前の空気を、空と海の表現からたどってみてください。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
山梨県立美術館
〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-277
甲府市にある山梨県立美術館は、ジャン=フランソワ・ミレーの「種まく人」をはじめとするバルビゾン派の傑作を世界屈指の規模で所蔵。「ミレーの美術館」として知られています。
美術館の詳細・アクセスを見る →中部で開催中・開催予定の企画展
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