NAMコレクション2026 第Ⅱ期

NAMコレクション2026 第Ⅱ期

開催中
会期
2026年8月21日 〜 2026年11月17日
所要時間
40分〜60分(当サイトによる目安)
所在地
〒380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4
混雑状況
Xで来場者の反応を見る(いずれも別のタブで開きます)

長野市の長野県立美術館で、2026年8月21日(金)から11月17日(火)まで、「NAMコレクション2026 第Ⅱ期」が開催されています。会場はコレクション展示室です。長野県にゆかりのある作家たちや、信州の風景が描かれた作品を中心に形成された同館のコレクションから、一年を通して洋画、日本画、工芸等さまざまなジャンルの収蔵品を展示するシリーズで、第Ⅱ期は新収蔵作家の梅津庸一と中ザワヒデキを中心に紹介します。所要時間の目安は40分〜60分。

NAMコレクション2026 第Ⅱ期はどんな展覧会?

長野県立美術館は、2021年のリニューアルオープンを機に、新たに「日本及び海外の近現代美術史上の重要作品」という収集方針を加えました。2025年度には、絵画、陶芸、執筆活動など多領域で活動する梅津庸一と、多様な表現手段と方法理論で制作を行う中ザワヒデキの作品を収蔵しています。2026年の第Ⅱ期は、この2名の作品を中心に構成されます。梅津庸一は、ドローイングや陶芸、版画、映像の制作のほか、私塾「パープルーム予備校」と「パープルームギャラリー」の運営、テキストの執筆など多領域で活動しながら、一貫して美術が生起する地点に関心を持ち、作品が内包するものとそれを取り巻く制度やインフラの両面からアプローチして制作している作家です。本展では昨年収蔵した絵画、版画、陶芸など15点が展示されます。中ザワヒデキは、千葉大学医学部在学中に第4回日本グラフィック展で入選し、卒業後は眼科医として勤務しながら制作を続け、1997年に肩書を美術家へと変更しました。アクリルや立体、CG、脳波など多様な媒体を使って制作しています。さらに特集展示として、同館が多数所蔵する風景画をはじめ、松井康成や武田成功など工芸作品もあわせて紹介されます。

主な展示内容・注目の作品

  • 梅津庸一《作家と工人》2023年(エッチング、リトグラフ、アクリル、紙)
  • 梅津庸一《ボトルメールシップ》2022年(陶器)
  • 中ザワヒデキ〈三五目三五路の盤上布石絵画〉1999年(碁石、塩ビフィルム、アクリル、木製脚)
  • 高畠達四郎《浅間遠望》1975年(油彩、カンヴァス)
  • 臼井剛夫《春秋行楽図》右隻(秋)制作年不詳(紙本彩色)
  • 武田成功《夏山野》制作年不詳(ガラス)
  • ※公式サイトでは「主な展示作品(予定)」として案内されており、諸般の事情により展示内容が変更される場合があります

NAMコレクション2026 第Ⅱ期の見どころ3選

  • 新収蔵作家2名のまとまった紹介。梅津庸一については昨年収蔵した絵画、版画、陶芸など15点が並び、領域をまたいで動く制作の幅をたどれます
  • 〈盤上布石絵画〉の成り立ち。囲碁の「セキ」と呼ばれる、プレーヤーがお互いの石を取ることが出来ず、先に取ろうとした方が負けとなる状態をモチーフとし、中ザワはこの緊縛した状況に、原子論とイデア論、色彩論と形態論といった対立構造を重ね、美術の本質をそこに見て取ろうとしています
  • 特集展示の風景画と工芸。高畠達四郎《浅間遠望》のような信州ゆかりの風景画に加え、松井康成や武田成功といった工芸作品が並び、コレクションの厚みが見えてきます

料金・開館時間

  • 観覧料はコレクション展(本館・東山魁夷館共通)で、一般700(600)円、大学生及び75歳以上500(400)円、高校生以下又は18歳未満は無料
  • ( )内は20名以上の団体料金です。割引の併用はできません
  • 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と、付き添いの方1名は無料。長野県内の大学等に通う学生も無料です
  • 大学生及び75歳以上の方は身分が確認できるものを提示します
  • 開館時間は9:00〜17:00(展示室入場は16:30まで)
  • 休館日は水曜日(ただし9月23日〈水〉は祝日のため開館、翌9月24日〈木〉が休館)。年末年始も休館です
  • 会期中の10月17日にはギャラリートークが予定されています

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

長野県立美術館は長野市箱清水にあり、城山公園の中、善光寺の東隣に建っています。同じ敷地には東山魁夷館があり、コレクション展の観覧料は本館と東山魁夷館の共通料金なので、あわせて見られます。館内は2階に「ミュージアム・レストラン 兜-KABUTO-side2」があり、営業時間は10:30〜17:00(ラストオーダー16:00)。3階には「ミュージアム・カフェ 兜-KABUTO-sola café」があり、9:00〜17:00(ラストオーダー16:30)で、おやき、パン、軽食やコーヒーなどを出しています。いずれも休業日は毎週水曜日と年末年始で、美術館の休館日と異なる場合があります。

まとめ

「NAMコレクション2026 第Ⅱ期」は、2026年8月21日(金)から11月17日(火)まで、長野県立美術館のコレクション展示室で開かれています。新たな収集方針のもとで2025年度に収蔵された梅津庸一と中ザワヒデキの作品を軸に、風景画や工芸の特集展示が加わる構成です。観覧料は一般700円で、同じ券で東山魁夷館も見られます。善光寺参りとあわせて立ち寄れる立地なので、長野市を訪ねる予定に組み込みやすい展示です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

長野県立美術館

長野県立美術館

〒380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4

2021年に全面リニューアルオープン。信州の美しい自然に囲まれ、日本画の巨匠・東山魁夷の代表作を数多く所蔵する「東山魁夷館」を併設する日本美術の重要拠点です。

美術館の詳細・アクセスを見る →

長野県立美術館のその他の企画展

中部で開催中・開催予定の企画展