カンディンスキー 世界は鳴りひびく ―日本のコレクションでたどる画業と反響―

カンディンスキー 世界は鳴りひびく ―日本のコレクションでたどる画業と反響―

開催予定
会期
2026年11月7日 〜 2026年12月27日開幕まであと8日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4
混雑状況
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長野市の長野県立美術館で、2026年11月7日(土)から12月27日(日)まで、「カンディンスキー 世界は鳴りひびく ―日本のコレクションでたどる画業と反響―」が開催されます。長野県150周年記念/リニューアル・オープン5周年記念の展覧会で、会場は本館の展示室1・2・3です。抽象絵画の成立を主導したワシリー・カンディンスキー(1866-1944)の足跡を、初期から晩年までの国内所蔵作品でたどり、日本の芸術家との関係にも焦点を当てます。所要時間の目安は60分〜90分。

カンディンスキー 世界は鳴りひびくはどんな展覧会?

ロシアに生まれ、ドイツやフランスで活動期のほとんどを過ごしたカンディンスキーは、「抽象絵画」の創始者のひとりとして知られ、芸術の本質として〈内なる響き〉という独自の概念を提唱しました。本展は、国内に広く収蔵されている作品からその画業をふりかえる初めての試みです。日本ではカンディンスキーの理論と作品が同時代的に受け入れられてきたことから、日本の近代絵画を中心とした受容の諸相にも光を当てます。構成は第1章 ミュンヘン、内なるロシアと色彩/第2章 抽象への道のりと「青騎士」/第3章 カンディンスキー、日本における響き/第4章 バウハウス、幾何学のしるしのもとに/第5章 パリ、穏やかな飛翔の5章。宇都宮美術館(2026年7月19日〜9月3日)、宮城県美術館(2026年9月12日〜10月28日)に続く会場です。

主な展示内容・注目の作品

  • 《商人たちの到着》1905年(宮城県美術館)。第1章では油彩画、水彩画、テンペラ画、木版画などによるミュンヘン時代の初期作品を展示
  • 《3本の菩提樹》1908年(石橋財団アーティゾン美術館)、「E.R.キャンベルのための壁画No.4」の習作(カーニバル・冬)1914年(宮城県美術館)。第2章では詩版画集『響き』や「青騎士」の仲間たちの作品も紹介
  • 《尖端》1920年(公益財団法人大原芸術財団 大原美術館)
  • 《支え無し》1923年(ポーラ美術館)、《浮遊》1927年(宇都宮美術館)。第4章ではバウハウス期の作品群、版画集「小さな世界」、バウハウスでの指導内容を伝える資料も展示
  • 《全体》1940年(東京国立近代美術館)、《鎮められたコントラスト》1941年(宇都宮美術館)。第5章ではパリ時代の油彩画のほか、スケッチブックに残された素描も
  • 日本の作例として、神原泰《スクリアビンの『エクスタシーの詩』に題す》1922年(東京国立近代美術館)、斎藤佳三《リズム模様色糸刺繍帯》1940年頃(東京藝術大学大学美術館)

カンディンスキー 世界は鳴りひびくの見どころ3選

  • 国内所蔵のカンディンスキー作品が一堂に会すること。単独の回顧展は、1987年の「カンディンスキー展」(東京国立近代美術館・京都国立近代美術館)、2002年の「カンディンスキー展」(東京国立近代美術館・京都国立近代美術館・福岡市美術館)以来となります
  • 日本への影響を詳しく紹介する第3章。1910年代以降、作品と美術理論が日本に紹介され、山田耕筰と斎藤佳三の招来品による「DER STURM木版画展」(1914年、日比谷美術館)にはカンディンスキーの木版画2点が出品されて、国内で初めて実作品が展覧されました。その受容の様相を最新の研究をふまえて紹介します
  • 画業の根底に流れるロマンティシズム。初期に描いたロシアやドイツの童話世界を思わせる空想上の光景は、モチーフの抽象化や形態と色彩の組み合わせを模索するなかでも、深く〈響き〉続けていたといいます

料金・開館時間

  • 観覧料は一般1,200円(1,100円)、大学生及び75歳以上1,000円(900円)、高校生以下又は18歳未満は無料
  • ( )内は20名以上の団体料金です。割引の併用はできません
  • コレクション展[本館・東山魁夷館]との共通料金は一般1,700円、大学生及び75歳以上1,300円
  • 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料。長野県内の大学等に通う学生も無料です
  • 開館時間は9:00〜17:00(展示室入場は16:30まで)
  • 休館日は水曜日
  • 公式ページに日時指定予約の案内はありません。公式図録は11月7日の開幕以降に販売予定で、通信販売は行いません

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

長野県立美術館は城山公園内、善光寺の東隣に建っています。本館2階には善光寺が見えるレストラン「ミュージアム・レストラン 兜-KABUTO-side2」、3階にはおやきやパン、軽食、コーヒーを出す「ミュージアム・カフェ 兜-KABUTO-sola café」があります(いずれも水曜定休)。共通券を使えば、本館のコレクション展と東山魁夷館のコレクション展もあわせて見られます。

まとめ

「カンディンスキー 世界は鳴りひびく ―日本のコレクションでたどる画業と反響―」は、国内の美術館が所蔵するカンディンスキー作品で画業を追い、日本での受容までを5章でたどる展覧会です。会期は2026年11月7日から12月27日まで。初日の11月7日には松本透氏(アーティゾン美術館副館長)の講演会、11月14日と12月5日には担当学芸員によるギャラリートークが予定されています。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

長野県立美術館

長野県立美術館

〒380-0801 長野県長野市箱清水1-4-4

2021年に全面リニューアルオープン。信州の美しい自然に囲まれ、日本画の巨匠・東山魁夷の代表作を数多く所蔵する「東山魁夷館」を併設する日本美術の重要拠点です。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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