第45回土門拳賞受賞作品展 永橋和雄『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』

第45回土門拳賞受賞作品展 永橋和雄『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』

開催中
会期
2026年10月17日 〜 2027年1月17日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒998-0055 山形県酒田市飯森山2-13
混雑状況
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山形県酒田市の土門拳写真美術館(土門拳記念館)で、2026年10月17日(土)から2027年1月17日(日)まで、第45回土門拳賞受賞作品展 永橋和雄『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』が開催されています。毎日新聞社が主催する土門拳賞の第45回受賞作となった永橋和雄の写真集『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』の作品を紹介する展覧会です。同時開催は土門拳の言葉と写真をたどる「死ぬことと生きること」。所要時間の目安は、同時開催展とあわせて60分〜90分。

第45回土門拳賞受賞作品展はどんな展覧会?

受賞作の写真集『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』には、歴代のダライ・ラマが暮らし、巡礼者の聖地であったチベットのポタラ宮殿を1980〜90年代に撮影した写真が収められています。英題は「Labyrinth of Tibet THE POTALA PALACE 1981-95」。館の紹介によれば、当時と現在とではチベットを巡る状況は大きく異なりますが、永橋の写真にはまばゆい仏教美術や巡礼者たち、宮殿の周囲で生活する市民たちの姿など、荘厳で活気ある世界が記録されています。受賞は、真摯な記録性に加え、現代チベットが置かれている世界情勢も考慮して決まったとされています。

永橋和雄は1944年大阪府生まれ。関西学院大学を卒業し、東京綜合写真専門学校を中退。写真家・石黒健治の助手を経てフリーの写真家となり、週刊誌や月刊誌で主に人物の肖像写真を担当しました。1978年からインド(ラダック、ザンスカール、スピティ)、ネパール、ブータン、中国(チベット自治区、青海省、四川省)などのチベット仏教圏を旅しています。2026年に逝去しました。

主な展示内容・注目の作品

  • 永橋和雄《巡礼者にとって誇らしいポタラ宮殿を仰ぎ見ながらの洗濯は楽しい》1981年8月撮影(チラシ・プレスリリース掲載)
  • 永橋和雄《ポタラ宮殿内部の法王洞への入室を待つ巡礼者たち》1992年3月撮影(プレスリリース掲載)
  • 写真集『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』に収められた、1980〜90年代のポタラ宮殿と巡礼者、周囲の人々の写真
  • 出品点数は公式には示されていません

第45回土門拳賞受賞作品展の見どころ3選

  • 1981年から1995年にかけて撮影されたポタラ宮殿の記録。受賞の言葉で永橋は、1959年のチベット動乱を境に「チベットらしさ」が少しずつ失われてきたと述べ、撮影当時の姿を写真で表したかったと語っています
  • 仏教美術だけでなく、巡礼者や宮殿の周囲で暮らす市民にも向けられた視線。受賞の言葉で永橋は、きれいな風景よりも人との触れ合いが今も強く記憶に残っていると振り返っています
  • 同時開催の「死ぬことと生きること」とあわせて、土門拳の写真と、その名を冠した賞の受賞作を一度に見られること。会期中のイベントとして、秋のミュージアムコンサート(ハンマーダルシマー、出演:三船しのぶ)が10月31日(土)15:30から、学芸員・田中耕太郎による「濃縮還元ギャラリートーク」が11月21日(土)14:00から行われます。いずれも要予約・要入館料です

料金・開館時間

  • 入館料は一般900円、高校生450円、中学生以下無料
  • 「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」をお持ちの方(ミライロIDも可)とその介助者1人は半額
  • 開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日は10〜11月が無休、12〜1月が月曜日。1月11日(月・祝)は開館し、翌1月12日(火)が休館。年末年始は12月28日(月)〜1月4日(月)休館
  • 日時指定の予約制についての案内はありません

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

土門拳写真美術館は、酒田市の市街地から南西約4kmの飯森山公園の中にあります。前面に池を配し、鳥海山を眺望する場所に建てられた建物は谷口吉生の設計で、中庭にはイサム・ノグチの彫刻「土門さん」、庭園には勅使河原宏の「流れ」、入口正面には亀倉雄策の銘板、草野心平の銘石「拳湖」があり、土門と親交のあった芸術家たちが寄せたものです。展示とあわせて建築と庭を見て回る時間もとっておくとよいでしょう。JR酒田駅からはタクシーで約10分、るんるんバス(酒田駅大学線)で約30分(土門拳写真美術館下車)。車の場合はカーナビ検索「飯森山公園」で、公園内の無料駐車場を利用できます。なお、10月13日(火)〜16日(金)は展示替えのため臨時休館です。

まとめ

第45回土門拳賞受賞作品展 永橋和雄『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』は、2026年10月17日から2027年1月17日まで土門拳写真美術館で開催されます。1980〜90年代のポタラ宮殿と巡礼者の姿を記録した写真で、いまとは異なるチベットの姿を伝える展示です。同時開催の「死ぬことと生きること」とあわせて一般900円。12月からは月曜休館になります。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

土門拳記念館

土門拳記念館

〒998-0055 山形県酒田市飯森山2-13

「筑豊のこどもたち」「古寺巡礼」で知られる写真家・土門拳の故郷、酒田市に1983年開館した日本初の写真専門美術館。谷口吉生設計の建築と、勅使河原宏による庭園も見どころ。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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