死ぬことと生きること

死ぬことと生きること

開催中
会期
2026年10月17日 〜 2027年1月17日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒998-0055 山形県酒田市飯森山2-13
混雑状況
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山形県酒田市の土門拳写真美術館(土門拳記念館)で、2026年10月17日(土)から2027年1月17日(日)まで、「死ぬことと生きること」が開催されています。写真界屈指の名文家としても知られた土門拳が晩年に出したエッセイ集『死ぬことと生きること』に収められた文章と、それらにまつわる写真作品を同時に展覧し、「写真」と「言葉」の繋がりを探る試みです。館はこれを初めての試みと位置づけています。同時開催は第45回土門拳賞受賞作品展 永橋和雄『チベットの迷宮 ポタラ宮殿』。所要時間の目安は、同時開催展とあわせて60分〜90分。

死ぬことと生きることはどんな展覧会?

土門拳は写真作品だけでなく、エッセイや芸術論など多数の文章作品も残しました。本展が取り上げる『死ぬことと生きること』は、館が「彼の哲学の総決算ともいえる」と紹介する晩年のエッセイ集です。

書名に掲げられた「死」と「生」は、土門の生涯と作品に通底するキーワードだったと館は説明します。戦争期に写真家として歩み始め、日本の国力を内外にアピールするための仕事に数多く携わるなかで伝統文化や人々の姿を写した土門のレンズは、戦後、写真集『ヒロシマ』に象徴されるように、傷ついた人々や社会の暗い現実に向けられていきます。ライフワークの「古寺巡礼」は、先人が残した仏像や寺院建築を通じて日本人の歴史や美意識の在り処を見つめ直す仕事でした。戦後間もない頃に幼い次女を事故で亡くし、似た年ごろ・背格好のこどもたちに頻繁にレンズを向けるようになったことも、土門の生涯が「死」と隣り合わせだったことを示すエピソードとして挙げられています。昭和という時代を生き抜いた土門の写真に漂う「メメント・モリ − 死を想え」の気配と、それを裏打ちした思想を、写真と言葉の両方からたどる構成です。

主な展示内容・注目の作品

  • エッセイ集『死ぬことと生きること』に収められた土門拳の文章と、それにまつわる写真作品
  • 土門拳《原爆ドームと元安川》1957年(チラシ掲載)
  • 土門拳《こさめ 熱海》1955年(プレスリリース掲載)
  • 土門拳《薬師寺東院堂観音菩薩立像(聖観音)頭部》1962年(プレスリリース掲載)
  • 土門拳《室生寺鎧坂に散る藪椿》1976〜1978年(プレスリリース掲載)

死ぬことと生きることの見どころ3選

  • 写真と文章を並べて見る構成。名文家としての土門の言葉が、どの写真とどう結びついているのかを会場で確かめられます
  • 「ヒロシマ」「古寺巡礼」、こどもたちを写した仕事など、性格の異なるシリーズを「死」と「生」という一本の軸で見直せること
  • 会期中のイベントとして、秋のミュージアムコンサート(ハンマーダルシマー、出演:三船しのぶ)が10月31日(土)15:30から、学芸員・田中耕太郎による「濃縮還元ギャラリートーク」が11月21日(土)14:00から行われます。いずれも要予約・要入館料です

料金・開館時間

  • 入館料は一般900円、高校生450円、中学生以下無料
  • 「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」をお持ちの方(ミライロIDも可)とその介助者1人は半額
  • 開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)
  • 休館日は10〜11月が無休、12〜1月が月曜日。1月11日(月・祝)は開館し、翌1月12日(火)が休館。年末年始は12月28日(月)〜1月4日(月)休館
  • 日時指定の予約制についての案内はありません

最新情報は公式サイトで確認してください。

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土門拳写真美術館は、酒田市の市街地から南西約4kmの飯森山公園の中にあります。前面に池を配し、鳥海山を眺望する場所に建てられた建物は谷口吉生の設計で、中庭にはイサム・ノグチの彫刻「土門さん」、庭園には勅使河原宏の「流れ」、入口正面には亀倉雄策の銘板、草野心平の銘石「拳湖」があり、土門と親交のあった芸術家たちが寄せたものです。展示とあわせて建築と庭を見て回る時間もとっておくとよいでしょう。JR酒田駅からはタクシーで約10分、るんるんバス(酒田駅大学線)で約30分(土門拳写真美術館下車)。車の場合はカーナビ検索「飯森山公園」で、公園内の無料駐車場を利用できます。なお、10月13日(火)〜16日(金)は展示替えのため臨時休館です。

まとめ

「死ぬことと生きること」は、2026年10月17日から2027年1月17日まで土門拳写真美術館で開催されます。晩年のエッセイ集の言葉と写真作品を並べ、土門拳の仕事を「死」と「生」という視点から読み直す展覧会です。同時開催の第45回土門拳賞受賞作品展とあわせて、一般900円で見られます。10〜11月は無休、12月以降は月曜休館になる点に注意して計画してください。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

土門拳記念館

土門拳記念館

〒998-0055 山形県酒田市飯森山2-13

「筑豊のこどもたち」「古寺巡礼」で知られる写真家・土門拳の故郷、酒田市に1983年開館した日本初の写真専門美術館。谷口吉生設計の建築と、勅使河原宏による庭園も見どころ。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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