セカイノコトワリ ── 私たちの時代の美術(愛知展)
- 会期
- 2027年1月29日 〜 2027年4月4日
- 会場
- 愛知県美術館
- 所要時間
- 70分〜110分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- 愛知県美術館の公式X(@apmoa)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)
1990年代から現在までのおよそ30年は、グローバル化と呼ばれる大きな変化が世界中で進んだ時期でした。人も物も情報も国境を越えて動き、その一方で、自分は何者かという問いや、身体、歴史との向き合い方が、あらためて切実な主題として浮かび上がってきます。「セカイノコトワリ ── 私たちの時代の美術」は、その時代を生きてきた日本の作家20名の仕事を通して、いまという時代の美術を捉えなおそうとする展覧会です。京都国立近代美術館での開催に続き、愛知県美術館へ巡回します。
出品作家には、青山悟、石原友明、AKI INOMATA、小谷元彦、笠原恵実子といった、国際的な場でも活動してきた作家が並びます。使う手段は刺繍、写真、彫刻、生き物との共同作業とさまざまですが、いずれも「日常」「アイデンティティ」「身体」「歴史」「グローバル化社会」といった主題に、それぞれの方法で切り込んできた作家たちです。同じ時代の空気のなかで、これだけ違う応答があり得たのかということ自体が、この展覧会の見どころといえます。同時代を生きる作家たちが、それぞれどこに立って世界を見ているのか。展覧会の副題にある「私たちの時代」という言葉は、見る側にも向けられています。
現代美術の展覧会というと、海外の有名作家を紹介するものが目立ちますが、本展は日本で活動してきた作家に焦点を絞っている点が特徴です。私たちが実際に暮らしてきたこの30年の風景や出来事が、作品の背後に透けて見えます。バブル以降の社会、災害の記憶、労働のかたちの変化。作品を通して自分の来し方を振り返るような時間になる方も多いのではないでしょうか。難しい理論を知らなくても、それぞれの作品の前で立ち止まるところから始められる展覧会です。わからないと感じた作品ほど、あとから思い出すことが多いものです。
見どころ
- 国内作家20名という規模 一人あたりの点数は限られますが、そのぶん現在の日本の美術の見取り図として機能します。気になった作家を見つけて、あとから個別に追いかける入口にもなります。
- 表現手段の幅広さ 刺繍のような手仕事から、生き物と共同でつくられる作品まで、方法がまったく異なる仕事が同じ空間に並びます。飽きることなく最後まで歩けます。同じ問いに対して、これほど違う答え方があるのかと驚かされます。
- 五つのテーマによる構成 「日常」「アイデンティティ」「身体」「歴史」「グローバル化社会」という切り口で作品が置かれるため、作家ごとの違いだけでなく、主題ごとの響きあいも見えてきます。
開催概要
- 会場 愛知県美術館(名古屋市東区・愛知芸術文化センター10階)
- 会期 2027年1月29日(金)から4月4日(日)まで
- 休館日 月曜日。ただし3月22日(月)は開館します
- 開館時間 10時から17時まで、金曜日は20時まで
- 観覧料 公式サイトの展覧会ページで案内されます
映像作品やインスタレーションが含まれるため、鑑賞のペースは人によって差が出ます。所要時間の目安は70分〜110分。映像を最後まで見たい方や、解説を丁寧に読みたい方は、さらに時間を確保しておくと安心です。愛知県美術館は栄駅から地下通路でつながる愛知芸術文化センターの10階にあり、同じ建物にコンサートホールや図書室もあります。名古屋の中心部にあるので、旅行や出張のついでにも立ち寄りやすい美術館です。金曜日は20時まで開いているため、仕事帰りの時間帯を使えるのもありがたいところです。会期は二か月あまりで、春休みの時期と重なる後半は来館者が増えることが予想されます。落ち着いて見たい方は、冬のうちに訪ねておくとよいでしょう。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
愛知県美術館
〒461-8525 愛知県名古屋市東区東桜1-13-2
名古屋・栄の複合文化施設「愛知芸術文化センター」内にある愛知県美術館。クリムト、ピカソ、マティスから現代美術まで、約8,000点のコレクションを10階の展示室で堪能できます。
美術館の詳細・アクセスを見る →愛知県美術館のその他の企画展
中部で開催中・開催予定の企画展
アンドリュー・ワイエス展
豊田市美術館
2026年7月18日 〜 2026年9月23日
終了まであと14日

テオ・ヤンセン展
富山県美術館
2026年7月4日 〜 2026年9月23日
終了まであと14日

NHK日曜美術館 50年展
静岡県立美術館
2026年7月18日 〜 2026年9月27日

生誕150年 吉田博展
MOA美術館
2026年9月4日 〜 2026年10月20日

印象派の先駆者 ウジェーヌ・ブーダン展 ―瞬間の美学、光の探求
山梨県立美術館
2026年9月12日 〜 2026年11月3日
開幕まであと3日
ゴッホの跳ね橋と印象派の画家たち ヴァルラフ=リヒャルツ美術館所蔵
名古屋市美術館
2026年9月19日 〜 2026年11月29日
開幕まであと10日