開館30周年記念 ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと

開館30周年記念 ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと

開催予定
会期
2026年9月19日2026年12月6日開幕まであと1日
所要時間
90分〜120分(当サイトによる目安)
所在地
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3
混雑状況
アサヒグループ大山崎山荘美術館の公式X(@asahi_oyamazakiXで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

京都府大山崎町のアサヒグループ大山崎山荘美術館で、2026年9月19日(土)から12月6日(日)まで、企画展「開館30周年記念 ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと」が開催されます。敬虔なカトリック教徒だった画家ジョルジュ・ルオー(1871-1958)を取り上げる、開館30周年記念企画展のひとつです。同館が所蔵するルオー作品全4点に、パナソニック汐留美術館の所蔵作品約35点を加え、作品総数は41点(展示替え作品を含む)。会期中に一部展示替えがあります。所要時間の目安は、同じ入館料で見られるモネ展や庭園を含めて90分〜120分。

ジョルジュ・ルオー展はどんな展覧会?

ルオーは、近代化が進むフランスにおいて、同時代の芸術潮流とは距離を置いた独自の作品を生みだした画家です。彼が暗い色調でとらえはじめたのは、曲芸師ら社会の片隅に生きる人々の険しい表情でした。その表情は時を経るにつれ、穏やかで慈愛を湛えたまなざしをもつようになり、塗りかさねた絵具は厚みを増していきます。こうした表現や技法の変遷は、聖書に基づく主題を描いた作品にもみられます。館の解説は、画家が世俗の人々の姿のなかにキリストを見いだし、両者をかさね合わせて描き出そうとしていたことを感じさせる、と述べています。本展は、日本国内でのルオー研究の拠点であるパナソニック汐留美術館の特別協力を得て、画家が聖俗両方の主題にあらわした祈りを浮き彫りにする企画です。

主な展示内容・注目の作品

  • 《聖書の風景》1956年頃(アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵)
  • 《避難する人たち(エクソドゥス)》1948年(パナソニック汐留美術館蔵)
  • 《貴族的なピエロ》1941-42年(アサヒグループ大山崎山荘美術館蔵)
  • アサヒグループ大山崎山荘美術館が所蔵するルオー作品は全4点。そのすべてが出品されます
  • パナソニック汐留美術館からは約35点。作品総数は展示替え作品を含めて41点です
  • 同じ入館料で、安藤忠雄氏設計の「地中の宝石箱」(地中館)で同時開催される「開館30周年記念 没後100年 クロード・モネ展」も見られます

ジョルジュ・ルオー展の見どころ3選

  • 聖と俗のかさなり。ピエロや曲芸師といった世俗の人々と、聖書に基づく主題。二つの系統の作品を並べて見ることで、ルオーが両者をかさね合わせて描こうとしていたことが伝わる構成です
  • まなざしと絵肌の変化。暗い色調で描かれた険しい表情から、穏やかで慈愛を湛えたまなざしへ。時を経るにつれ厚みを増していく、塗りかさねた絵具にも目を向けたいところです
  • ルオーにちなんだ喫茶室のケーキ。ルオーは19歳で画家になる決心をするまで、ステンドグラス職人のもとに弟子入りしていました。会期中の喫茶室では、色とりどりのドライフルーツをステンドグラスに見立てたケーキ「ルオーのステンドグラス」が提供されます(リーガロイヤルホテル京都の協力による開館30周年記念カフェ企画)

料金・開館時間

  • 入館料は一般1,500円(1,400円)、高大生700円(600円)、中学生以下無料。( )内は20名以上の団体料金で、価格は税込です
  • 障がい者手帳・ミライロIDをお持ちの方は500円(付添者1名まで無料)
  • この入館料で「開館30周年記念 没後100年 クロード・モネ展」も見られます
  • 開館時間は午前10時〜午後5時(最終入館は午後4時30分)
  • 休館日は月曜日(祝日の場合は翌日の火曜日)。祝日の9月21日、10月12日、11月23日と、11月30日の月曜日は開館します。火曜日の休館は10月13日で、9月22日と11月24日は開館します
  • オンラインチケットはART PASSで販売されています。事前に購入しておくとスムーズに入館できます

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

美術館はJR京都線「山崎駅」、阪急京都線「大山崎駅」から徒歩約10分。両駅と美術館のあいだには無料送迎バス(ご高齢の方優先)も運行されています。駐車場はありません。本館は実業家・加賀正太郎が別荘として設計した「大山崎山荘」で、イギリスのチューダー・ゴシック様式に特徴的なハーフティンバー方式を取り入れた建物です。本館2階の喫茶室は全38席。テラス席からは木津川・宇治川・桂川の三川と対岸の男山を望めます。提供されるのは飲み物とケーキ類で、食事の提供はありません。約5500坪の庭園は、秋には紅葉が見どころになります。

まとめ

「開館30周年記念 ジョルジュ・ルオー ―いつくしむまなざし、祈りの筆あと」は、館蔵のルオー全4点とパナソニック汐留美術館の約35点をあわせ、聖俗両方の主題にあらわれた画家の祈りをたどる展覧会です。会期は2026年9月19日(土)から12月6日(日)まで。一部展示替えがあるため、目当ての作品がある場合は事前に館へ確認しておくと安心です。一般1,500円でモネ展も見られるので、築100年を超える山荘と庭園を含めて、時間に余裕をもって訪れるとよいでしょう。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

アサヒグループ大山崎山荘美術館

アサヒグループ大山崎山荘美術館

〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3

アサヒグループ大山崎山荘美術館は、京都府大山崎町の天王山麓にある美術館です。実業家・加賀正太郎が建てた英国風の山荘を本館とし、安藤忠雄設計の地中館・山手館を併設。モネの《睡蓮》連作と、民藝運動ゆかりの作品群を所蔵しています。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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