冬季特別展「縦と横」

冬季特別展「縦と横」

開催予定
会期
2026年12月1日 〜 2027年2月28日
所要時間
120分(当サイトによる目安)
所在地
〒692-0064 島根県安来市古川町320
混雑状況
足立美術館の公式X(@adachimuseum)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

島根県安来市の足立美術館で、2026年12月1日(火)から2027年2月28日(日)まで、冬季特別展「縦と横」が開催されます。会場は本館の大展示室で、副題は「くらべてわかる表現の違い」。横山大観や竹内栖鳳ら近代日本画の巨匠たちの作品から、主題を同じくする縦長と横長の作品を並べて展示します。同じ会期で、大観室では「冬の横山大観コレクション選」、小展示室では「異国を描く」が併催されます。所要時間の目安は日本庭園を含めて120分以上。

冬季特別展「縦と横」はどんな展覧会?

日本画には様々な形の作品があります。掛軸は本紙(絵や書が描かれた部分)が縦長のものと横長のものがあり、屛風や襖は横に広がる形です。真っ直ぐに伸びる植物や広大な風景など、画家たちは題材の見せ方によって縦長・横長の構図を選び、時にはモチーフの不要な部分を大胆に切り取ることで、斬新な画面を生み出してきました。本展は、同じ主題の縦長と横長の作品を並べ、構図による表現の違いに目を向ける構成です。

足立美術館の本館は、大観室・大展示室・小展示室の3室で常時70点前後の近代日本画を公開し、庭園の四季の変化とあわせて楽しめるよう特別展を開いています。併催の「冬の横山大観コレクション選」は、明け方の海を淡い色彩でまとめた「曙色」など、自然に向けられた大観のあたたかな眼差しがうかがえる作品が中心。「異国を描く」では、海外の風景とそこに暮らす人々、各国で知られる物語の一部、想像上の光景など、近代の日本画家が外国に求めた題材を紹介します。

主な展示内容・注目の作品

  • 大展示室「縦と横」:横山大観「龍興而致雲」、川端龍子「愛染」、竹内栖鳳「獅子」(明治37年頃)、山元春挙「奥山の春図」、榊原紫峰「老松宿鷹図」
  • 同:大橋翠石「虎」、小林古径「阿新丸」、今村紫紅「俵藤太物語絵」、伊東深水「春の雪」、橋本関雪「富貴草図」
  • 大観室「冬の横山大観コレクション選」:「曙色」(昭和15年)、「不二(絶筆)」、「流れ行く水」、「牧童」、「麗日」
  • 小展示室「異国を描く」:山元春挙「瑞祥」(昭和6年)、横山大観「南溟の夜」、竹内栖鳳「長江盛夏」、橋本関雪「訪隠図」、安田靫彦「酔貴妃」
  • 各展示室の展示作品は変更になる場合があります

冬季特別展「縦と横」の見どころ3選

  • 縦と横の見比べ。同じ主題でも、縦長の画面と横長の画面では題材の見せ方が変わります。どこを切り取り、何を省いたかに注目すると、画家の着眼点や表現力が見えてきます
  • 大観の絶筆「不二」。昨年、当館の新収蔵品として47年ぶりに公開された作品で、大観室の「冬の横山大観コレクション選」に並びます
  • 冬の日本庭園とあわせた鑑賞。創設者・足立全康は「庭園もまた一幅の絵画である」という信念で庭造りに打ち込みました。館内の窓枠を額縁に見立てた「生の額絵」や、壁をくりぬいて庭を掛軸のように見せる「生の掛軸」もあり、池庭の湧き水は水温が安定しているため、冬でも鯉が冬眠せずに泳いでいると紹介されています

料金・開館時間

  • 入館料は大人2,500円、大学生2,000円、高校生1,000円、小中学生500円
  • 団体(20名以上)は大人2,200円、大学生1,700円、高校生800円、小中学生400円
  • この料金で日本庭園と、本館・魯山人館・新館で開催中の展覧会をすべて見られます
  • 公立学校が休日となる土曜日は、小中高生の入館料が無料(要学生証提示)
  • 身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳、ミライロIDの提示で個人料金の半額
  • 開館時間は冬季(10月〜3月)9:00〜17:00。年中無休
  • 音声ガイド(日本語版・英語版)は600円

最新情報は公式サイトで確認してください。

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足立美術館は島根県安来市古川町にあります。JR安来駅から無料シャトルバスが毎日運行しており、直通で約20分(定員25名、先着順・予約不可)。有料の路線バス(イエローバス)なら、鷺の湯温泉・足立美術館前バス停から美術館まで徒歩2分です。駐車場は無料。館内には枯山水庭を一望する「喫茶室 翆」と、池庭に囲まれた「喫茶室 大観」があり、大観ではしまね和牛ビーフカレーなどの軽食も出しています(喫茶室のみの利用は不可)。

まとめ

冬季特別展「縦と横」の会期は2026年12月1日から2027年2月28日まで。主題を同じくする縦長と横長の作品を並べ、構図による表現の違いをたどる展覧会です。大観室では絶筆「不二」を含む冬の大観コレクション選、小展示室では「異国を描く」が併催され、新館では現代日本画名品選Ⅲ「色彩の美」(2027年3月9日まで)も開かれています。冬の庭園とあわせて、近代から現代までの日本画を一度に見て回れます。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

足立美術館

足立美術館

〒692-0064 島根県安来市古川町320

島根県安来市にある足立美術館。「庭園もまた一幅の絵画である」という創設者の言葉通り、5万坪の日本庭園と横山大観コレクションが見事に調和した、世界中から観光客が訪れる名館です。

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