シリーズ「能登と」 牛嶋均 さわひらき ともにある風景

シリーズ「能登と」 牛嶋均 さわひらき ともにある風景

開催中
会期
2026年9月8日2027年4月18日
所要時間
30分〜50分(当サイトによる目安)
所在地
〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1
混雑状況
金沢21世紀美術館の公式X(@Kanazawa_21Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

金沢21世紀美術館で2026年9月8日から2027年4月18日まで開催される、能登とのつながりを見つめ直す2人展です。牛嶋均とさわひらきという奥能登国際芸術祭ゆかりの2作家が、長期インスタレーションルームとプロジェクト工房の2会場で新作を発表します。観覧料は無料。所要時間の目安は30分〜50分。会期が7か月を超える長期展示のため、時期をずらして訪れやすい展覧会です。

シリーズ「能登と」 牛嶋均 さわひらき ともにある風景はどんな展覧会?

金沢21世紀美術館は、これまでさまざまな活動を通じて能登との対話を重ねてきました。令和6年能登半島地震以降も、アートを通じた復興支援の取り組みを継続しており、その一環としてシリーズ「能登と」が組まれています。本展で紹介されるのは、奥能登国際芸術祭の出品作家であり、当館とも関わりの深い牛嶋均とさわひらきの2人です。

牛嶋は、地震による地滑りで被災した屋外彫刻を金沢21世紀美術館へ移送し、再構成することで、作品が新たな関わりのなかで変化する可能性を探ります。さわは、珠洲でのリサーチをもとにした映像インスタレーションを通して、人と土地の結びつきやそのあり方を考察します。両作家はそれぞれ異なる方法で、場所と人、記憶と風景、過去と未来を結び直そうとしており、そのまなざしは、災害とともに生きる私たちがどのように他者や世界との関係を取り戻していくのかという普遍的な問いへと広がっていきます。主催は金沢21世紀美術館(公益財団法人金沢芸術創造財団)です。

主な展示内容・注目の作品

  • 牛嶋均《松雲海風艀雲(まつ くも うみ かぜ はしけぐも)》の再構成:奥能登国際芸術祭2023で出品された、階段のついたオレンジ色の柱と雲や船を想起させる緑色の構造物からなる作品。鑑賞者が登って遊べる作品として制作されましたが、能登半島地震の地滑りで崩落し解体が決まり、本展では美術館へ移送して芸術祭とは異なるかたちで再構成されます。
  • さわひらきの映像インスタレーション新作:祖父母や父が奥能登で暮らし、作家自身も深い関わりを続けてきた珠洲でのリサーチと、地域の人々との対話を起点にした新作です。
  • 《くろとしろ》をめぐる物語:さわは海や山とともにある地域の暮らしや記憶、世代を超えて育まれてきた価値観を見つめ、そこから一つの物語(神話)を紡ぎ出します。作家自身は、父が暮らす珠洲・日置の神話をつくることにした、と述べています。
  • 2つの会場を使った構成:長期インスタレーションルームとプロジェクト工房が会場となり、それぞれの作家の空間として展開されます。
  • 作家自身のステイトメント:牛嶋は、解体・廃棄が決まった自作を自ら引き取った経緯と、「あの場所のためにつくられた作品を別の場所でどのように存在させることができるのか」という問いを公表しています。

シリーズ「能登と」 牛嶋均 さわひらき ともにある風景の見どころ3選

  • 被災した彫刻が別の場所で生き直す:崩落し解体が決まった屋外彫刻を美術館へ運び込み、まったく違うかたちで組み直すという、ほかでは見られない試みです。
  • 石川県出身の作家が語る珠洲:1977年石川県生まれのさわひらきが、家族が暮らす土地でのリサーチから映像インスタレーションの新作を立ち上げます。
  • 無料で見られて会期が長い:観覧料はかからず、2027年4月18日までの長期開催。金沢を訪れるタイミングに合わせて立ち寄れます。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

館内にはカフェレストラン「Fusion21」とミュージアムショップがあります。美術館は金沢の中心部にあり、兼六園、金沢城公園、国立工芸館、石川県立美術館が徒歩圏にまとまっているため、一日かけて回る計画が立てやすい場所です。同館では近隣商店街のサポートショップでサービスが受けられる「アートdeまちあるき」も実施されており、展覧会の半券や友の会会員証を持って街歩きを楽しむこともできます。

まとめ

会期は2027年4月18日まで。休場日は月曜日(ただし9月21日、10月12日、10月26日、11月23日、1月11日、3月22日は開場)と、9月24日、10月13日、10月27日、11月24日、12月29日〜1月1日、1月12日、3月23日です。開場時間は10:00〜18:00で、金・土曜日は20:00までとなります。観覧料は無料で、予約も必要ありません。同じ館内では有料の企画展も並行して開かれるため、あわせて見る場合は時間に余裕をもって訪れるとよいでしょう。なお金沢21世紀美術館は2027年5月6日から2028年3月(予定)まで長期休館に入るため、本展はその前に見られる展示のひとつです。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

金沢21世紀美術館

金沢21世紀美術館

〒920-8509 石川県金沢市広坂1-2-1

金沢市の中心にあるガラス張りの円形美術館。レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」など、五感で楽しむ体験型の現代アートが満載。「まちに開かれた公園」のような憩いの場です。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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