"カフェ"に集う芸術家 ―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで(広島展)

"カフェ"に集う芸術家 ―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまで(広島展)

開催予定
会期
2026年10月3日2027年1月11日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒730-0011 広島県広島市中区基町3-2
混雑状況
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ひろしま美術館で2026年10月3日から2027年1月11日まで開催される、19世紀パリとバルセロナのカフェ文化を軸に芸術家たちの交流をたどる特別展です。三菱一号館美術館とひろしま美術館が初めて共同で企画した展覧会で、両館のコレクションを中心にゴッホ、ロートレック、ルノワール、カザス、ルシニョルらの作品が並びます。所要時間の目安は60分〜90分。会期は前期(10月3日〜11月15日)と後期(11月17日〜2027年1月11日)に分かれ、展示替えがあります。

"カフェ"に集う芸術家 ―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまではどんな展覧会?

19世紀半ば以降、パリのモンマルトルにはカフェやキャバレーが次々と誕生しました。それらの場所は単に飲食を供する場としてだけでなく、芸術家たちの交流場所であり、文化の発信地としても機能していました。本展は両館のコレクションを中心に、多様な芸術潮流を育んだカフェ文化にまつわる作品群を集め、19世紀から20世紀にかけての芸術家たちの交流と、そこで生まれた芸術運動をさまざまな切り口から検証するものです。

マネを慕って〈カフェ・ゲルボワ〉に集まったモネやルノワール、パリに出たゴッホ、カフェ・コンセールの常連となって出演者を描き続けたトゥールーズ=ロートレック。こうした世紀末パリの動向はバルセロナにも波及し、カザスやルシニョルによる〈クアトラ・ガッツ(四匹の猫)〉での活動を通じて、若きピカソの芸術形成にも大きな影響を与えました。主催は公益財団法人ひろしま美術館、三菱一号館美術館、広島テレビ、中国新聞社。本展は巡回展で、三菱一号館美術館で2026年6月13日から9月23日まで開かれたのち、ひろしま美術館へ巡回します。

主な展示内容・注目の作品

  • アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック《ムーラン・ルージュ、ラ・グーリュ》:1891年、三菱一号館美術館蔵。カフェ・コンセールの世界を象徴するポスターです。
  • ロートレック《アリスティド・ブリュアン》《『ルイ13世風の椅子のリフレイン』(アリスティド・ブリュアンのキャバレーにて)》:それぞれ1893年と1886年、いずれもひろしま美術館蔵です。
  • フィンセント・ファン・ゴッホ《モンマルトルの風車》:1886年、石橋財団アーティゾン美術館蔵。パリに出たゴッホが見たモンマルトルの風景です。
  • ラモン・カザス《マドレーヌ》、サンティアゴ・ルシニョル《カフェ・デ・ザンコエラン》:1892年と1889-90年、ともにムンサラット美術館蔵。バルセロナへ波及したカフェ文化を伝えます。
  • フェリックス・ヴァロットン《大騒ぎ、あるいはカフェの情景》:1892年、三菱一号館美術館蔵。オーギュスト・ルノワール《パリ、トリニテ広場》(1875年頃、ひろしま美術館蔵)もあわせて展示されます。
  • 前期のみの出品作:テオフィル・アレクサンドル・スタンラン《シャ・ノワール巡業公演》(1896年、京都工芸繊維大学美術工芸資料館)と、イベルス/ロートレック《『カフェ・コンセール』表紙》(1893年、三菱一号館美術館)は前期展示です。

"カフェ"に集う芸術家 ―印象派からゴッホ、ロートレック、ピカソまでの見どころ3選

  • 2館の共同企画:三菱一号館美術館とひろしま美術館が初めて共同で企画した特別展で、両館のロートレック作品がそろって並びます。
  • パリからバルセロナへ:モンマルトルのカフェ・コンセールだけでなく、〈クアトラ・ガッツ〉に集まったカザスやルシニョル、そして若きピカソへの影響までを追えます。
  • 入館券でコレクション展示も:本展の入館券でひろしま美術館のコレクション展示(フランス近代美術)もあわせて観覧できます。コレクション展示のみの入館券は販売されていません。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

美術館は広島市中区基町の中央公園内にあり、路面電車「紙屋町東」または「紙屋町西」から徒歩約300m、広島バスセンターからも徒歩約300mと市街地の中心にあります。館内のカフェ・ジャルダンは中庭を望むカフェで、営業時間は9:00〜17:00(ラストオーダー16:30)、休店日は美術館の休館日に準じ、入館券がなくても利用できます。本展の会期中は限定メニューとしてクロックムッシュプレート(1,540円)、パリブレスト(935円)、ノンアルコールカクテル「ラ・フェ・ヴェルト(緑の妖精)」(748円)が用意されます。また会期中は広島県立美術館・広島市現代美術館との相互割引があり、同時期に開催中の特別展入館券(半券可)を持参すると当日の入館券が100円割引になります(1枚につきお一人様、各館1回限り)。

まとめ

会期は2027年1月11日まで。休館日は11月16日(月)と年末年始(2026年12月29日〜2027年1月2日)で、開館時間は9:00〜17:00(入館は16:30まで)です。入館料は一般2,200円、高大生1,000円、小中学生500円。カッコ書きの一般2,000円・高大生800円・小中学生300円は前売または団体(20人以上)の料金で、前売券はひろしま美術館などで10月1日(木)まで販売されます。未就学児は無料、65歳以上の方は2,000円(受付で年齢の分かるものを提示)、障がい者手帳を提示すると本人と同伴者1人が無料です。会期中に展示替えがあるため、目当ての作品がある場合は公式サイトの出品作品リスト(PDF)で前期・後期を確かめてから出かけると確実です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

ひろしま美術館

ひろしま美術館

〒730-0011 広島県広島市中区基町3-2

創業100周年を迎えた広島銀行が、原爆で失われた街への鎮魂と平和への願いを込めて1978年に開館。モネやルノワール、ゴッホら印象派を中心としたフランス近代絵画コレクションで知られる。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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