企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」

企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」

開催中
会期
2026年8月28日2027年1月11日
所要時間
60分〜90分(当サイトによる目安)
所在地
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
混雑状況
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21_21 DESIGN SIGHTのギャラリー1&2で2026年8月28日から2027年1月11日まで開催される、鴨長明『方丈記』の「方丈の庵」を起点に現代の暮らしを見つめ直す企画展です。展覧会ディレクターに建築家・塚本由晴を迎え、一丈四方(約9平方メートル)というスケールを手がかりに、8組の参加作家がそれぞれの庵を構想します。所要時間の目安は60分〜90分。来場のための予約は不要で、受付で入場料を支払って入れます。

企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」はどんな展覧会?

13世紀初頭に鴨長明によって書かれた随筆『方丈記』には、移ろい続ける世の無常を前にした人間の生き方が記されています。長明が暮らした庵は現存しませんが、その言葉は時代をこえて度あるごとによみがえり、多くの実践を生み出してきました。文学作品でありながら住まいの本質を問うものとして、しばしば「真の建築書」とも形容されるのはそのためです。本展は、『方丈記』に記された小さな建築「方丈の庵」を起点に、現代の暮らしと構築環境を見つめ直す展覧会です。

展覧会ディレクターは建築家の塚本由晴。建築家、デザイナー、美術家、企業など多彩な参加者が、それぞれの方丈の庵を構想します。一丈四方(約9平方メートル)というスケールを手がかりに、素材、構造、道具を介して生き方を問い直す仕掛けが考えられました。会場では『方丈記』に描かれた自然やくらしについてのリサーチとともに複数の庵が展示され、来場者は会場内を巡りながら異なる視点で構成された庵に出会うことになります。『方丈記』そのものを読み解くのではなく、『方丈記』と私たちのあいだに現れる生に目を向ける構成です。主催は21_21 DESIGN SIGHTと公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団、特別協賛は三井不動産株式会社、協賛は株式会社竹中工務店です。

主な展示内容・注目の作品

  • 参加作家8組それぞれの「方丈の庵」:江頭慎、大室佑介+川長組、小渕祐介+中村純、正田智樹+竹中工務店+veig、須田悦弘、田部井美奈、2m26、山口晃が参加し、一丈四方のスケールで庵を構想します。
  • 『方丈記』のリサーチ展示:作品だけでなく、『方丈記』に描かれた自然やくらしについてのリサーチもあわせて展示されます。学術協力は杉本欣久。
  • 塚本由晴によるディレクション:建築家・塚本由晴が展覧会ディレクターを務め、素材・構造・道具を軸に企画が組み立てられています。
  • 会場構成とグラフィック:会場構成は正田智樹、グラフィックデザインは田部井美奈が担当。参加作家としても名を連ねており、展示そのものがデザインの実践になっています。
  • 関連トーク:2026年9月13日14:00〜16:00にトーク「『方丈記』巡礼」が開催されます。公式サイトでは企画チームによる巡礼のフォトレポートも公開されています。
  • 六本木アートナイトの特別開館:2026年10月31日(土)は10:00〜22:00(入場は21:30まで)まで開館時間が延長されます。

企画展「方丈記に学ぶ –生きるを編み直す小さな建築–」の見どころ3選

  • 約9平方メートルという共通ルール:参加者全員が一丈四方というスケールに向き合うため、同じ条件でどれだけ考え方が違うかが一目で比べられます。
  • 建築だけの展覧会ではない:建築家に加えてデザイナー、美術家、企業が参加し、須田悦弘や山口晃といった美術の作り手も庵を構想します。
  • 会場を巡って庵に出会う:複数の庵が点在する構成で、歩きながら一つずつ異なる暮らしの提案に出会える展示です。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

21_21 DESIGN SIGHTは東京ミッドタウン内、港区立檜町公園に続く緑地「ミッドタウン・ガーデン」の中に建てられています。都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木」駅、千代田線「乃木坂」駅から徒歩5分です。同じ東京ミッドタウン内にはサントリー美術館や東京ミッドタウン・デザインハブ、FUJIFILM SQUAREがあり、飲食店も館内に多くそろっています。サントリー美術館で開催中の展覧会の半券またはメンバーズクラブ会員証を提示すると21_21 DESIGN SIGHTの入場料が100円引きになり、逆に21_21 DESIGN SIGHTの入館シールまたは半券を提示するとサントリー美術館の入館料も同様に割引されるので、はしごするとお得です。徒歩圏には国立新美術館、森美術館、TOTOギャラリー・間、AXIS、菊池寛実記念 智美術館などもあります。なお当館に駐車場・駐輪場はなく、館内にロッカーもありません(大きな荷物は受付に申し出るとクロークで預かってもらえます)。

まとめ

会期は2027年1月11日まで。休館日は火曜日(ただし9月22日、11月3日は開館)と、11月21日〜23日、年末年始(12月27日〜1月3日)です。11月21日〜23日の休館は東京ミッドタウン全館停電によるものです。開館時間は10:00〜19:00(入場は18:30まで)で、六本木アートナイトにあわせて10月31日(土)のみ10:00〜22:00(入場は21:30まで)となります。入場料は一般1,700円、大学生800円、高校生500円、中学生以下は無料です。中学生・高校生・大学生(高専、専門学校、専修学校生を含む)は生徒手帳・学生証の提示が必要で、高校生以上は提示がない場合、一般料金の適用になります。障害者手帳をお持ちの方とその付き添いの方1名は無料。来場の予約は不要ですが、オンラインチケットをArtStickerで事前購入することもできます。15名以上の団体は事前予約が必要です。土日祝や六本木アートナイトの日は混み合いやすいので、平日の来館も検討してみてください。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

21_21 DESIGN SIGHT

21_21 DESIGN SIGHT

〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内

デザイナー・三宅一生の発案により、建築家・安藤忠雄が設計した六本木のデザイン専門施設。地上約1階分の低く構えた鉄板屋根の建築の中で、日常に潜むデザインの視点を問いかける企画展を開催し続けている。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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