2026年度 コレクション展3
- 会期
- 2026年9月30日 〜 2026年12月27日
- 会場
- 高松市美術館
- 所要時間
- 45分〜60分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒760-0027 香川県高松市紺屋町10-4
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- Xで来場者の反応を見る(いずれも別のタブで開きます)
高松市美術館で、2026年9月30日(水)から12月27日(日)まで、「2026年度 コレクション展3」が開催されています。会場は1階常設展示室で、常設展示室1が「都市と自然」、常設展示室2が「文字をしたためる―文箱、硯箱、色紙箱など」という二つのテーマで構成されます。所要時間の目安は45分〜60分。
2026年度 コレクション展3はどんな展覧会?
常設展示室1のテーマは「都市と自然」です。昨年度に作品が収蔵された平子雄一(1982年生)は、観葉植物や街路樹、公園に植えられた植物など、人によってコントロールされた植物まで「自然」と呼んでいることへの違和感をきっかけに、現代社会における自然と人間との境界線を制作を通して追究している美術家です。今回は平子の違和感を糸口に、私たちが広義に使う「自然」と「都市」というワードを両軸として、自然と人間との境界線を見つめていきます。13人の美術家による作品14点が並びます。あわせて、逝去された草間彌生氏(1929-2026年)を追悼し、同氏の作品が特別展示されます。常設展示室2のテーマは「文字をしたためる―文箱、硯箱、色紙箱など」。紙とともに硯・墨・筆が「文房四宝」として大切にされてきた歴史をふまえ、文房具が収められた箱の形に注目し、〈文庫・料紙箱・文箱〉〈硯箱〉〈筆箱〉〈色紙箱〉〈短冊箱〉という5つのジャンルに分けて紹介します。20名の漆芸家による28点を通して、現代に至る約100年間の、文字にまつわる箱のバリエーションを見ることができます。
主な展示内容・注目の作品
- 〔常設展示室1〕風間サチコ《バベル》2019年。マンションの完成予想広告に感じた不気味なイメージを木版画にした作品で、創世記の〈バベルの塔〉の物語が重ねられます
- 〔常設展示室1〕平子雄一《Lost in Thought 246》2026年
- 〔常設展示室1〕柳幸典(1959年生)、照屋勇賢(1973年生)、フリーデンスライヒ・フンデルトワッサー(1928-2000年)、本田健(1958年生)、橋本雅也(1978年生)らの作品
- 〔常設展示室1〕草間彌生(1929-2026年)の追悼特別展示
- 〔常設展示室2〕磯井如真《彫漆 合唱之圖 硯箱》1954年、辻照二《乾漆彩色蒔絵短冊箱》1993年
- 〔常設展示室2〕玉楮雪堂(1837-99年)《蒟醤文庫》、音丸耕堂(1898-1997年)《彫漆双鯰之圖料紙箱》
- 〔常設展示室2〕磯井如真(1883-1964年)の筆箱と、その義娘で弟子でもあった太田加津子(1934年生)の硯箱。共通するモチーフは「アカシヤ」です
- 〔常設展示室2〕香川宗石(1891-1976年)、太田儔(1931-2019年)の作品
2026年度 コレクション展3の見どころ3選
- 「都市」と「自然」という二つの言葉を軸に、コレクションを読み直す構成。平子雄一が抱いた違和感が出発点になっており、作品を並べる理由がはっきりしています
- 讃岐漆芸の厚みを、箱という一つの器物の形から見渡せること。讃岐漆芸の祖・玉楮象谷(1806-69年)の三男である玉楮雪堂から、「彫漆」で初の重要無形文化財保持者に認定された音丸耕堂、「蒟醤」で重要無形文化財保持者となった磯井如真、籃胎を現代に蘇らせた太田儔までが一室に並びます
- 一般200円という料金で二部屋を見られること。12月3日(木)の「香川県民の日」は無料になります
料金・開館時間
- 観覧料は一般200円(160円)、大学生150円(120円)、65歳以上・高校生以下は無料
- ( )内は20名以上の団体料金です
- 2026年12月3日(木)「香川県民の日」は無料。身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳所持者(または障害者手帳アプリ「ミライロID」提示)は入場無料、高松市キャンパスメンバーズ制度の加盟大学等の学生証所持者も無料です
- 開館時間は午前9時30分〜午後5時。ただし特別展開催期間中の金曜日・土曜日(10月10日〜11月29日)は午後7時まで
- 休館日は月曜日。ただし10月12日(月・祝)・11月23日(月・祝)は開館し、10月13日(火)・11月24日(火)は休館です
- 日時指定券の案内は公式ページにありません
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
高松市美術館は高松市紺屋町にあり、JR高松駅から中央通りを南へ徒歩約15分、ことでん片原町駅からは片原町商店街・丸亀町商店街を抜けて徒歩約10分です。市街地の商店街に近く、街歩きの途中に立ち寄りやすい立地です。館内1階のカフェ「美術館食堂」は午前10時30分〜午後5時の営業で、休業日は毎週月曜日(高松市美術館の休館日に準ずる)。同じ1階には図書コーナーやミュージアムショップもあります。なお会期の途中にあたる10月10日から11月29日までは、2階展示室で特別展「動く!展 ―光と音と運動の芸術」が開かれます。
まとめ
「2026年度 コレクション展3」の会期は2026年9月30日から12月27日まで。常設展示室1の「都市と自然」と、常設展示室2の「文字をしたためる―文箱、硯箱、色紙箱など」という二本立てで、現代美術と讃岐漆芸の両方に触れられます。観覧料は一般200円。特別展とあわせて訪ねるなら、2階の展示室から1階の常設展示室へと足をのばしてみてください。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について

高松市美術館
〒760-0027 香川県高松市紺屋町10-4
中心商店街のすぐそばに建つ高松市美術館。前身は1949年開館の「戦後日本初の公立美術館」高松美術館。戦後日本の現代美術と讃岐漆芸という個性的な二本柱で知られます。
美術館の詳細・アクセスを見る →高松市美術館のその他の企画展
中国・四国で開催中・開催予定の企画展

第十五回 I氏賞受賞作家展 横山翔平・赤木秀明・伊勢崎寛太郎
岡山県立美術館
2026年10月3日 〜 2026年11月3日
終了まであと4日

アーツ・アンド・クラフツとデザイン ウィリアム・モリスからフランク・ロイド・ライトまで
島根県立美術館
2026年9月11日 〜 2026年11月3日
終了まであと4日

ジミー大西「ホームタウン」愛媛展
愛媛県美術館
2026年10月3日 〜 2026年11月8日
終了まであと9日

北斎-「葛飾北斎期」・「戴斗期」編
島根県立石見美術館
2026年9月19日 〜 2026年11月9日
終了まであと10日

コレクション・アラカルト③ ジャン=ミシェル・バスキア《フーイー》など
高知県立美術館
2026年9月15日 〜 2026年11月15日
アートコスプレフェス2026
大塚国際美術館
2026年7月18日 〜 2026年11月15日