日本イタリア国交樹立160周年記念/フォンタネージ来日150周年記念 フォンタネージ -イタリアの光・心の風景

日本イタリア国交樹立160周年記念/フォンタネージ来日150周年記念 フォンタネージ -イタリアの光・心の風景

開催予定
会期
2027年2月6日 〜 2027年4月4日
所要時間
90分〜120分(当サイトによる目安)
所在地
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-17-25
混雑状況
名古屋市美術館の公式X(@ncam_Nagoya)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

名古屋市中区の白川公園内にある名古屋市美術館で、2027年2月6日(土)から4月4日(日)まで、特別展「日本イタリア国交樹立160周年記念/フォンタネージ来日150周年記念 フォンタネージ -イタリアの光・心の風景」が開催されます。会場は企画展示室1・2です。明治初期に来日し、画学教師として日本の洋画界を担う人材を育てた19世紀イタリアの画家アントニオ・フォンタネージ(1818―1882)の画業を、初期から晩年までたどる展覧会で、日本の門下生の作品なども含めた総点数約200点で紹介します。所要時間の目安は90分〜120分。

フォンタネージ展はどんな展覧会?

フォンタネージはバルビゾン派やターナーの影響を受けながら独自の画風を展開し、詩情豊かな風景画を描きました。本展はイタリアのトリノ市立近現代美術館、トリノ博物館財団の協力のもとで開かれ、公式サイトは「イタリア近代風景画の巨匠フォンタネージの日本初の大回顧展」とうたっています。初期から晩年までの油彩画、スイスや英国を旅して制作した版画に加え、浅井忠、松岡壽ら日本の門下生の作品と、その「遺産」を引き継いだ次世代の作品も並びます。3館合同のプレスリリースでは、次の8章構成が示されています。

  • 第1章「絵画」としての風景/第2章 心をうつす風景/第3章 都市の風景/第4章 日々の仕事と自然
  • 第5章 一瞬の光を描いて/第6章 日本での制作と教育/第7章 晩年の作品/第8章 フォンタネージの遺産

本展は巡回展で、京都国立近代美術館(2026年7月18日〜10月4日)、三菱一号館美術館(2026年10月17日〜2027年1月24日)、名古屋市美術館(2027年2月6日〜4月4日)の順に開かれます。

主な展示内容・注目の作品

名古屋会場のプレスリリースで広報用画像として挙げられている作品は次のとおりです。

  • アントニオ・フォンタネージ《雲》1880年、《朝》1855-58年、《四月》1873年(いずれもトリノ市立近現代美術館)
  • 同《フィレンツェの旧市場》1867年頃、《物思いにふける羊飼い》1861-63年、《水車小屋》1858-59年(同)
  • 同《ロンドン、ラドゲート・ヒルより望むセント・ポール大聖堂》(アルバム『ロンドンのスケッチ』より)1866年、《沼に沈む太陽(中央の太陽)》1874年頃(同)
  • 同《日本の寺の入口》1878-80年(レッジョ・エミリア市立博物館)
  • 浅井忠《徳川家の霊廟I(寺の入口I)》1878年頃(トリノ市立近現代美術館)、《御宿海岸》1897年頃(京都国立近代美術館)
  • ジュゼッペ・ペリッツァ・ダ・ヴォルペード《モンジーニの牧草地にいる二人の羊飼い(十一月)》1901年(トリノ市立近現代美術館)

フォンタネージ展の見どころ3選

  • お雇い外国人にとどまらない画家像。ガリバルディの義勇軍に加わってイタリア独立戦争に参戦し、ジュネーヴでリトグラフを手がけ、パリのサロンに入選し、ロンドンでコンスタブルやターナーの作品を実見した——3館合同プレスリリースの年譜には、こうした多面的な歩みが記されています
  • 来日から150年を経て、師と弟子の作品が集まること。イタリアから来日する作品群に加え、国内の美術館・博物館が所蔵するフォンタネージ作品や、浅井忠、松岡壽ら弟子たちの作品が一堂に会します。フォンタネージは工部美術学校の画学教師として1876年に来日し、約2年で帰国しました
  • 後世への影響の検証。セガンティーニやカルロ・カッラなど、20世紀イタリアの画家たちへのフォンタネージの遺産をたどる企画で、最終章がその役割を担います

料金・開館時間

  • 観覧料は当日一般1,900円、高大生1,000円、中学生以下無料
  • 前売・団体(20名以上)は一般1,700円、高大生800円
  • 前売券は2026年11月6日(金)から2027年2月5日(金)まで販売。名古屋市美術館での販売は11月6日(金)〜11月29日(日)と12月10日(木)〜1月22日(金)(休館日を除く)。ほかにBoo-Woo(ブーウー)チケット、ローソンチケット、チケットぴあ、イープラスなどで扱います
  • 障害のある方、難病患者の方は手帳(ミライロID可)または受給者証の提示で、本人と付添者2名まで当日料金の半額
  • 名古屋市交通局の「ドニチエコきっぷ」「一日乗車券」「24時間券」を当日利用して来館すると100円割引(他の割引との併用不可)
  • 会期中は本展の観覧券で常設展も見られます
  • 開館時間は9:30〜17:00、金曜日は20:00まで(入場は閉館の30分前まで)
  • 休館日は毎週月曜日(3月22日は開館)、3月23日(火)

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

名古屋市美術館は「芸術と科学の杜」白川公園の中にあります。地下鉄東山線・鶴舞線の伏見駅5番出口から南へ徒歩8分、鶴舞線の大須観音駅2番出口から北へ徒歩7分、名城線の矢場町駅4番出口から西へ徒歩10分。来館者用の駐車場はありません。館内のコーヒーショップ「Sugiura Coffee」は全面ガラス窓から白川公園の緑が見える店で、注文を受けてから豆を挽くスペシャルティコーヒーと、手作りのケーキやサンドイッチを出しています。初日の2月6日には、本展監修者のエレナ・ヴォルパート氏とアレッサンドロ・ボッタ氏による講演会が2階講堂で開かれます(参加無料、本展の観覧券が必要)。

まとめ

「フォンタネージ -イタリアの光・心の風景」の会期は2027年2月6日から4月4日まで。明治の日本で洋画を教えたイタリアの風景画家を、初期から晩年までの作品と、浅井忠ら日本の門下生、その遺産を引き継いだ次世代の作品をあわせた総点数約200点で紹介します。お雇い外国人という枠の外にある、光と自然を追い続けた画家の姿をたどれる展覧会です。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

名古屋市美術館

名古屋市美術館

〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-17-25

名古屋の中心・白川公園内に位置する名古屋市美術館。黒川紀章設計の建築に、モディリアーニ「おさげ髪の少女」をはじめ、エコール・ド・パリやメキシコ美術など個性的なコレクションを収蔵。

美術館の詳細・アクセスを見る →

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