没後40年 高光一也
- 会期
- 2026年10月30日 〜 2026年12月7日
- 会場
- 石川県立美術館
- 所要時間
- 45分〜60分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒920-0963 石川県金沢市出羽町2-1
- 公式サイト
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金沢市の石川県立美術館で、2026年10月30日(金)から12月7日(月)まで、コレクション展の特別展示「没後40年 高光一也」が開催されています。石川の美術界の第一線で活躍した画家・高光一也(明治40~昭和61/1907~1986)の没後40年を記念し、華麗な色彩表現へと辿りついた画業を振り返る展示です。作品リストには高光の油彩画32点と参考出品2点が載っています。所要時間の目安は45分〜60分。
没後40年 高光一也はどんな展覧会?
高光の代名詞ともいえるのが、瑞々しい生気と健康美に満ちた女性像です。印象派やゴッホの絵画に惹かれた若き高光は石川県立工業学校の図案絵画科へ入学し、卒業後も制作を続けて中村研一に師事、骨太の写実表現を習得しました。官展を中心に受賞を重ね、同郷の宮本三郎、南政善らとともに従軍画家として戦争記録画の制作にもあたります。終戦後は抽象表現への取り組み、新しい裸体表現、色彩の追求など試行錯誤を続けました。展示は「画家を目指して」「写実表現の追求」「抽象化の試み」「豊かな色彩表現」「画風の確立」の5章で構成されています。
主な展示内容・注目の作品
- 第1章 画家を目指して(昭和10年代)に《自画像》大正13年(1924)、《兎の静物》昭和7年(1932、第13回帝展)、《辞を聴く》昭和13年(1938、第2回文展)
- 第2章 写実表現の追求(昭和20年代)に《南を想う》昭和22年(1947)、《裸婦》昭和27年(1952、第38回光風会展 会員互助賞)
- 第3章 抽象化の試み(昭和30年代)に《聖セバスチャンの殉教》昭和33年(1958、第1回新日展)、《森の精》昭和34年頃(旧国鉄金沢駅装飾画)
- 第4章 豊かな色彩表現(昭和30年代後半~40年代)に《収穫》昭和38年(1963、第6回新日展 文部大臣賞)、《フードの女Ⅰ》昭和47年(1972、第4回改組日展)
- 第5章 画風の確立(昭和50年代以降)に《馬に凭る(B)》昭和55年(1980、第66回光風会展)、《モンパルナスの藤田さん》昭和59年(1984、第70回記念光風会銀座展)
- 参考出品として中村研一《H夫人の像》昭和3年(1928)、得能節朗《高光一也像》平成7年(1995)
没後40年 高光一也の見どころ3選
- 写実から色彩へと移る画業の流れ。昭和10年代から昭和50年代以降までを5章でたどり、開放的で軽やかな色彩に満ちた円熟期の作品へ至る道筋が見えてきます。円熟期の作品は、高光が目指した「明るく、健康な絵」を具現するものです
- 故郷を拠点にした画家の歩み。「要は頭の中が中央であればいいのだ」と石川から県内外の洋画壇を牽引し、晩年は日本芸術院会員および文化功労者に選出されました。地元の美術教育と後進育成にも携わり、石川県立美術館の設立と運営にも功績を残しています
- 同じ会期のコレクション展「優品選」との関連。高光の弟子であった円地信二の《友》と、昭和17年(1942)にタイ・ビルマで描かれた高光の従軍スケッチが紹介されます
料金・開館時間
- 観覧料は一般370円(20名以上の団体は290円)、大学生・65歳以上290円、高校生以下無料
- 身体障がい者・精神障がい者保健福祉・療育手帳をお持ちの方、またはミライロIDをご提示の方と付き添いの方1名は無料
- 毎月第1月曜日はコレクション展が無料で、会期中では11月2日(月)と12月7日(月)にあたります。65歳以上の方は祝日のコレクション展が無料です
- 開館時間は9:30~18:00(展示室への入室は17:30まで)
- 休館日は会期中無休
- 展覧会ページに日時指定の案内はありません
- 関連行事として、11月28日(土)13時30分~15時に土曜講座「高光一也とゆかりのある油彩画家たち」があります(当館講義室、参加無料・申込不要)
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
石川県立美術館は、加賀藩の筆頭家老本多家の屋敷跡を整備した緑地「本多の森」に位置します。館内のカフェ「ル ミュゼ ドゥ アッシュ KANAZAWA」は石川県出身のパティシエ辻口博啓氏のプロデュースで、カフェのみの利用には観覧料がかかりません。周辺には国の登録有形文化財である広坂別館や、金沢の地名の由来になったとされる金城霊澤があり、美術館の裏手からは「美術の小径」が金沢市立中村記念美術館へと続いています。
まとめ
「没後40年 高光一也」の会期は2026年10月30日から12月7日までで、会期中は無休です。一般370円のコレクション展の料金で、石川を拠点に歩んだ洋画家の画業を5章でたどれます。女性像に結実した色彩表現が、写実や抽象の試みを経てどう形づくられたのかを見ていく展示です。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
石川県立美術館
〒920-0963 石川県金沢市出羽町2-1
金沢城跡・兼六園に隣接する県立美術館。加賀藩主・前田家に伝わる大名道具や、色絵磁器の巨匠・野々村仁清の国宝作品を中心に、加賀百万石の美意識を伝える。
美術館の詳細・アクセスを見る →石川県立美術館のその他の企画展
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