日本画の名作展 大観と春草から杉山寧を中心に
- 会期
- 2027年1月23日 〜 2027年3月22日
- 会場
- 長崎県美術館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒850-0862 長崎県長崎市出島町2-1
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- Xで来場者の反応を見る(いずれも別のタブで開きます)
長崎県美術館で2027年1月23日から3月22日まで開催される、近代以降の日本画の展開をたどる企画展です。岡山県井原市に本社を置くシーピー化成株式会社が所蔵する約80点の日本画(ひろしま美術館に寄託)による展覧会で、「日本画」草創期を支えた横山大観や菱田春草から、日本画壇において更なる改革を推し進めた杉山寧らに至るまでを一望します。会場は企画展示室。所要時間の目安は60分〜90分です。
日本画の名作展 大観と春草から杉山寧を中心にはどんな展覧会?
明治以降、西洋画に対する呼び名として生まれた「日本画」は、伝統的な画材と技法を受け継ぎながら、その都度新しい表現を探し続けてきたジャンルです。本展は、その歩みを一企業のコレクションを通してたどります。出品されるのは、岡山県井原市に本社を置くシーピー化成株式会社が所蔵し、ひろしま美術館に寄託されている約80点の日本画です。
草創期を支えた横山大観や菱田春草の仕事から、戦後に日本画壇の改革を推し進めた杉山寧らの作品まで。個性が輝く多彩な表現のなかに、伝統と革新のはざまで揺れ動く日本画家たちの奮闘を垣間見ることができるでしょう、と公式サイトは本展を紹介しています。企業コレクションがまとまって公開される機会は多くないため、長崎で近代日本画の流れを追える貴重な会期です。
主な展示内容・注目の作品
- 横山大観《明け行く日本》(1954年):絹本墨画淡彩金泥による大観晩年の作で、公式サイトが本展の代表図版として掲げています。
- 菱田春草:大観とともに「日本画」草創期を支えた画家として、本展の出発点に位置づけられています。
- 杉山寧:日本画壇において更なる改革を推し進めた画家として、展覧会名にも掲げられています。
- 約80点による構成:シーピー化成株式会社のコレクションから、近代以降の日本画の展開を追える点数が集まります。
- 伝統と革新のはざま:画材や様式を受け継ぎながら新しさを求めた画家たちの試みが、時代順に並ぶ構成で見えてきます。
日本画の名作展 大観と春草から杉山寧を中心にの見どころ3選
- 墨と金泥という選択:《明け行く日本》は絹に墨画淡彩と金泥という組み合わせで描かれています。色数を絞った画面で何を見せようとしたのか、素材から考えられる一点です。
- 草創期から戦後まで、一続きで:大観・春草の世代と杉山寧の世代を同じ会場で見られるため、「日本画」という枠がどう受け継がれ、どう壊されていったかを一度の鑑賞でたどれます。
- 企業コレクションという成り立ち:美術館が長年かけて集めた収蔵品ではなく、一企業が集めた作品群です。選び方に個人や企業の好みが表れるのがコレクション展示の面白さでもあります。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
長崎県美術館は隈研吾と日本設計による建物で、運河をまたぐ「橋の回廊」の上にガラス張りのカフェ(40席、11:00〜17:00、フード受付は16:00まで、スイーツ・ドリンクは16:30まで、定休日は美術館休館日)があります。長崎県産米に角煮をのせたごはんや、長崎県産ハムのサンドイッチなど、地元食材を使ったメニューが中心です。彫刻を置いた屋上庭園は館の内外から自由に入れ、館は「長崎水辺の森公園」に隣接しています。出島や長崎港ターミナルも徒歩圏内。アクセスは路面電車1号系統「出島」から徒歩3分、5号系統「メディカルセンター」から徒歩2分、JR長崎駅からは長崎港方面へ徒歩15分です。ミュージアムショップでは当館刊行の図録や長崎らしいオリジナルグッズが手に入ります。
まとめ
会期は2027年3月22日(月・祝)まで。休館日は毎月第2・第4月曜日(休日・祝日の場合は翌火曜日が休館)というのが長崎県美術館の基本ルールで、本展固有の休館日は公式サイトの展覧会ページにまだ掲載されていません。開館時間は10時から20時まで、最終入場は19時30分です。観覧料も本稿の執筆時点では公表されておらず、公式サイトの展覧会ページで案内されます。長崎県美術館は20時まで開いている館なので、夕方以降のほうがゆっくり見られます。会期の終盤は春休みと重なるため、静かに見たい方は2月のうちに訪ねるのがよさそうです。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
長崎県美術館
〒850-0862 長崎県長崎市出島町2-1
長崎市の水辺の森公園に隣接する、隈研吾デザインの美しい美術館。「呼吸する美術館」をコンセプトに、運河を挟んで建つ2つの棟が空中回廊で繋がる開放的な建築が魅力です。
美術館の詳細・アクセスを見る →長崎県美術館のその他の企画展
九州・沖縄で開催中・開催予定の企画展

熊本県立美術館開館50周年記念特別展 わたしたちのルノワール
熊本県立美術館
2026年7月18日 〜 2026年9月13日
終了まであと3日

GⅢ-Vol.166 熊本市の夏の名物! こどもおもしろおばけ屋敷10周年記念 大アーカイブ展
熊本市現代美術館(CAMK)
2026年8月27日 〜 2026年10月25日

CAMKスクリーニングVol.4 ひびのこづえ《ROOT:根》上演資料 2025年11月23日・24日松本公演
熊本市現代美術館(CAMK)
2026年8月26日 〜 2026年10月25日

企画展×福岡現代作家ファイル2026 山内光枝展 潮ノ記
福岡市美術館
2026年9月8日 〜 2026年12月20日

プラカードのために
熊本市現代美術館(CAMK)
2026年9月19日 〜 2026年11月29日
開幕まであと9日

カルン・タカール・コレクション インド更紗 世界をめぐる物語
福岡市美術館
2026年10月17日 〜 2026年12月20日

