THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦
- 会期
- 2026年9月12日 〜 2026年11月8日終了まであと9日
- 会場
- 北九州市立美術館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
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北九州市戸畑区の北九州市立美術館 本館で、2026年9月12日(土)から11月8日(日)まで、「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」が開催されています。会場は本館1F企画展示室です。明治以降に衰退の一途をたどっていた浮世絵木版画の復興と、新しい木版画制作を志した版元・渡邊庄三郎(1885-1962)の歩みを、渡邊木版美術画舗の全面的な協力のもと、残存数が少ない貴重な初摺の渡邊版をとおしてたどります。所要時間の目安は60分〜90分。
THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦はどんな展覧会?
渡邊庄三郎は17歳で浮世絵商・小林文七の輸出の出店(横浜店)に勤め、そこで出会った浮世絵の美しさに魅了されました。明治以降、衰退の一途をたどっていた浮世絵木版画(錦絵)の復興と、新しい木版画制作を志し、その後独立して明治42年(1909)に東京・京橋に渡邊版画店(現在の渡邊木版美術画舗)を構えます。浮世絵の研究や販売を行うかたわら、大正4年(1915)からは来日していた外国人画家の作品の版画化を試み、鏑木清方の門下生を中心とした新進気鋭の画家たちとともに、高い芸術性を意識した新しい木版画制作に取り組みました。絵師、彫師、摺師の協業のもと、庄三郎の創意工夫と優れた審美眼に支えられた「新版画」を世に送り、昭和の初めに国内外で巻き起こる“新版画ムーブメント”の火付け役となりました。本展はその挑戦の軌跡をたどりながら、モダンな精神に彩られた瑞々しい表現の魅力を紹介する構成です。
主な展示内容・注目の作品
- フリッツ・カペラリ《柘榴に白鳥》大正4年(1915)渡邊木版美術画舗版
- チャールズ・W・バートレット《ホノルル浪乗競争》大正8年(1919)渡邊木版美術画舗版
- 小早川清《舞踏》昭和9年(1934)渡邊木版美術画舗版
- 川瀬巴水《清洲橋》昭和6年(1931)渡邊木版美術画舗版
- 名取春仙《創作版画 春仙似顔集 十五代目市村羽左衛門の入谷直侍》大正14年(1925)渡邊木版美術画舗版
- 高松弘明(松亭)《白猫》大正15年(1926)渡邊木版美術画舗版
- 以上の図版はすべて渡邊木版美術画舗蔵です。出品作品の全体は公式サイトで公開されている作品リストで確認できます
THE 新版画の見どころ3選
- 初摺の渡邊版で見られること。残存数が少ない貴重な初摺が並び、色の載り方や摺りの状態を含めて「版元・渡邊庄三郎の仕事」として木版画に向き合えます
- 外国人画家の作品から始まったという出発点。大正4年(1915)に来日中の外国人画家の作品を版画化する試みから動き出したことが、フリッツ・カペラリやチャールズ・W・バートレットの作品からたどれます
- 協業としての新版画。絵師、彫師、摺師の協業という制作のしくみと、鏑木清方の門下生を中心とした新進気鋭の画家たちとの仕事が、川瀬巴水や名取春仙、小早川清らの作品を通して見えてきます
料金・開館時間
- 観覧料は一般1500円(1200円)、高大生1100円(800円)、小中生900円(600円)
- ( )内は前売りおよび20名以上の団体料金です。ただしオンラインチケット、ローソンチケット、チケットぴあ、セブンチケット、e+イープラスについては、展覧会開催中は当日料金での販売となります
- 障害者手帳を提示の方とその同伴者1名(身体障害者手帳については等級が1〜4級の場合に限る)は無料。北九州市在住の65歳以上の方は2割減免(公的機関発行の証明書等の提示が必要)
- 開館時間は9:30〜17:30(入館は17:00まで)。10月24日(土)は20時まで夜間特別開館(入館は19時30分まで)
- 休館日は月曜日、9月24日(木)、10月13日(火)。ただし9月21日(月・祝)〜9月23日(水・祝)、10月12日(月・祝)は開館します
- 公式オンラインチケットは手数料0円・会員登録不要で、スマホ表示/自宅印刷が選べます。日時の指定はありません
- 会期中に和装(着物等)で来場すると当日観覧料が500円割引になります(前売り券は対象外)
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
北九州市立美術館の本館は磯崎新の設計で、1974年に開館した建物です。1987年には本館に隣接して市民ギャラリーなどを備えたアネックス棟が完成し、2017年には施設老朽化に伴う大規模改修を経てリニューアル・オープンしました。本館2階にはカフェ「カフェ・ミュゼ」があり、アートと緑に囲まれた高台の静かなカフェで、窓から響灘と市街を一望できます。営業時間は10:30〜17:30(ラストオーダー17:00)、ランチタイムは11:30〜15:00、定休日は美術館の休館日です。同じ本館の3階ではコレクション展Ⅱ「特集 フォトグラフ」も開催されています。なお、小倉北区のリバーウォーク北九州内にある分館は休止中です。
まとめ
「THE 新版画 版元・渡邊庄三郎の挑戦」は、浮世絵木版画の復興と新しい木版画制作に取り組んだ版元・渡邊庄三郎の歩みを、渡邊木版美術画舗の全面的な協力のもとで初摺の渡邊版からたどる展覧会です。会期は2026年9月12日から11月8日まで、会場は北九州市立美術館 本館1F企画展示室。10月24日(土)には20時までの夜間特別開館があります。絵師・彫師・摺師の協業が生んだ大正・昭和の木版画を、版元という視点から見直す機会になります。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
北九州市立美術館
〒804-0024 福岡県北九州市戸畑区西鞘ケ谷町21-1
1974年開館、磯崎新設計の本館は二本の筒が突き出す通称「丘の上の双眼鏡」。ドガ「マネとマネ夫人像」など西洋近代から現代までを収蔵する北九州の中核美術館です。
美術館の詳細・アクセスを見る →北九州市立美術館のその他の企画展
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