写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color
- 会期
- 2026年10月2日 〜 2026年11月15日
- 会場
- 鹿児島市立美術館
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町4-36
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
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鹿児島市立美術館で、2026年10月2日(金)から11月15日(日)まで、特別企画展「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」が開催されています。会場は一般展示室(1・2)と企画展示室です。ニューヨークを拠点に、鮮烈な色彩と独自の視点で都市に生きる人々の姿を切り取った写真家ソール・ライター(1923〜2013)の色彩感覚をテーマに、初期から晩年までの写真だけでなく、絵画や没後に発見されたカラースライドなども並びます。所要時間の目安は60分〜90分。
「写真家ソール・ライターの原点」はどんな展覧会?
写真史において、芸術としての写真は長らくモノクロが中心でした。そのなかで、商業用とみなされていたカラー写真で自身の表現を追究したライターは、「カラー写真のパイオニア」と称されています。
当初画家を志して1946年にピッツバーグからニューヨークへ移住したライターは、1958年にファッション誌『ハーパーズ・バザー』のカメラマンとなりました。以降、1980年代まで多くの雑誌でファッション写真を手がけて人気を博しますが、その傍らでニューヨークの街の日常を写し続け、絵画も描いていました。50代半ばであった1981年、彼は商業写真スタジオを閉じてキャリアの表舞台から姿を消します。そして自身の美意識に基づいたカラー写真作品の制作に専念し、2006年に初の写真集『Early Color』を発表すると、同書は芸術としてのカラー写真が見直される契機のひとつとなりました。2008年には大規模な回顧展、2012年にはドキュメンタリー映画も製作され、晩年に再び脚光を浴びることになります。
本展は4部構成です。Part1「New York 1950's」では、1950年代頃の未発表スナップ写真作品群と、アンディ・ウォーホル、ロバート・ラウシェンバーグ、ジョン・ケージら後の巨匠たちの若き日のポートレートを展示。Part2「ソール・ライターとファッション」では『ハーパーズ・バザー』の誌面からファッション写真の足跡をたどります。Part3「カラーの源泉〜画家ソール・ライター」は、生涯描き続けた絵画と写真を同時に展示し、唯一無二のカラー写真が生まれた源泉を探る章です。Part4「色彩の世界へ」では、長年スライドの状態で自身の写真を見ていたライターが目にしていたイメージを、プロジェクターによる投影で再現します。
主な展示内容・注目の作品
- 《無題》1950年代、ゼラチン・シルバー・プリント
- 『ハーパーズ・バザー』1963年2月号のための撮影カット
- 《私のお気に入りの1点》1960年頃、紙にグアッシュ、カゼイン、水彩
- 《無題》撮影年不詳
- 没後に発見されたカラースライドの投影
- 出品リストは公式ページで準備中とされています
「写真家ソール・ライターの原点」の見どころ3選
- 写真と絵画を並べて見られること。画家を志して出発した人の絵と写真が同じ章に置かれ、色彩の出どころを確かめられます
- スライドの投影。カラープリントは技術的に複雑で費用もかかるため、ライターは長年自身の写真をスライドで見ていました。その見え方をプロジェクターで再現します
- 担当学芸員による作品解説会。10月10日(土)、24日(土)、11月7日(土)の各日14時〜15時、市民アトリエ(1)(地下)で行われます。無料で、13時30分から1階総合案内付近で整理券が配布されます(定員各回30人)
料金・開館時間
- 観覧料は一般1,400円(1,200円)、高大学生1,000円(700円)、小中生800円(500円)
- ( )内は前売料金および20人以上の団体料金です。年間パスポートまたは障害者手帳提示者は同料金で観覧できます
- 前売券は9月2日(水)から販売開始。コンビニエンスストアおよびネット販売は10月1日(木)まで、その他は完売までです
- 会期中は、本展チケットで「秋の所蔵品展 特集:在りし日を想う~所蔵作家、作品と写真資料」も観覧できます
- 開館時間は9時30分から18時(入館は17時30分まで)
- 休館日は10月5日、13日、19日、26日、11月2日
- 会場内の温湿度と明るさは、作品所蔵者の意向により作品の保存に適した値まで下げられています。体温調節ができる服装が勧められています
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
鹿児島市立美術館は鹿児島市城山町にあり、カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」から徒歩1分、市電「朝日通」またはバス「金生町」から徒歩5分です。1階のエントランスホールは薩摩切子の文様をデザインした吹抜けの天井ドームで、同じ階にカフェとミュージアムショップがあります。本展の会期中は、城山ホテル鹿児島「ザ ラウンジ カサブランカ」で、ホテルの料理長たちがライターの作品世界をスイーツとセイボリーで表現する特別なアフタヌーンティーが提供されます(提供期間は10月1日〜11月15日、本展チケットの半券提示で10%割引)。またガーデンズシネマでは映画「写真家ソール・ライター 急がない人生で見つけた13のこと」が10月2日から11月15日まで上映され(途中休映あり)、相互のチケット半券で当日料金が100円引きになります。
まとめ
「写真家ソール・ライターの原点 Origins in Color」は、初期のモノクロ写真からファッション写真、絵画、カラースライドまでを4章でたどり、ライターの色彩の源泉に迫る展覧会です。会期は2026年10月2日から11月15日まで。本展のチケットで同館の「秋の所蔵品展」もあわせて観覧できます。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
鹿児島市立美術館
〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町4-36
西郷隆盛銅像のすぐ近く、城山のふもとに位置する鹿児島市立美術館。郷土出身の黒田清輝や藤島武二の作品に加え、モネ、ルノワール、セザンヌなど印象派のコレクションが充実しています。
美術館の詳細・アクセスを見る →鹿児島市立美術館のその他の企画展
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