秋の所蔵品展 特集:在りし日を想う~所蔵作家・作品と写真資料

秋の所蔵品展 特集:在りし日を想う~所蔵作家・作品と写真資料

開催中
会期
2026年9月15日 〜 2026年11月29日
所要時間
50分〜70分(当サイトによる目安)
所在地
〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町4-36
混雑状況
Xで来場者の反応を見る(いずれも別のタブで開きます)

鹿児島市立美術館で、2026年9月15日(火)から11月29日(日)まで、「秋の所蔵品展 特集:在りし日を想う~所蔵作家・作品と写真資料」が開催されています。会場は2階の常設展示室です。鹿児島ゆかりの作家の作品と、印象派からポップアート以降までの西洋美術をたどる常設の展示に、ふだんお披露目する機会の少ない写真資料の特集が加わります。所要時間の目安は50分〜70分。

「在りし日を想う」はどんな展覧会?

鹿児島市立美術館のコレクションを紹介する所蔵品展では、黒田清輝、藤島武二、和田英作をはじめとする鹿児島ゆかりの作家の作品、そして印象派からポップアート以降まで19〜20世紀の美術の流れをたどる展示を行っています。とくに本展では、昨年度新収蔵した草間彌生の油彩画《RED-DOTS》が展示されます。

特集コーナーでは、この秋に同館で開かれる写真をテーマとした特別企画展「写真家ソール・ライターの原点」(10月2日〜11月15日)とリンクして楽しめるよう、当館が所蔵する写真資料を、関連する作家・作品とともに紹介します。館の説明によれば、ここで並ぶ写真は「資料」であり、ソール・ライターの写真のように独創性を放つものではありませんが、作品の背後に息づく作家の存在や制作の経緯をそっと伝えてくれるもの、と位置づけられています。

特集展示の構成は3つです。1つめは「西郷隆盛の肖像」。自身の肖像写真を撮らせなかったという西郷ですが、没後に制作された数多の肖像画や彫刻にはプロトタイプがあったようだ、という切り口です。2つめは「橋口五葉」。大正の歌麿と称される画家の素顔と、作家名「五葉」の由来が写真に残されています。3つめは「和田英作」。洋画壇の巨匠は壁画など装飾関係の仕事も手掛けており、家族や晩年の姿から人柄も偲ばれます。

主な展示内容・注目の作品

  • 草間彌生の油彩画《RED-DOTS》(昨年度の新収蔵品)
  • 特集コーナーに橋口五葉《此美人》
  • 印象派以降の西洋美術や郷土ゆかりの作品として、ラファエル・コラン《オデオン座天井画下絵》
  • 黒田清輝《湘南風景》
  • 木村探元《松に麒麟の図》
  • 新納忠之助《狛犬》
  • 展示作品リストがPDFで公開されています

「在りし日を想う」の見どころ3選

  • 写真資料という脇役に光が当たること。ふだんは展示の機会が少ない資料を、関連する作家・作品と並べて見せる構成です
  • 西郷隆盛の肖像をめぐる話。写真を撮らせなかったはずの人物の顔が、どのように像として定着していったのかを、館の所蔵資料から追えます
  • 特別企画展との行き来。「写真家ソール・ライターの原点」の会期中は、同展のチケットでこの所蔵品展も観覧できます

料金・開館時間

  • 常設展(所蔵品展および小企画展)の観覧料は、個人が一般600円、高校・大学生400円、小・中学生300円
  • 鹿児島市民料金は一般450円、高校・大学生300円、小・中学生220円。利用には住所確認ができる書類等の提示が必要です
  • 20人以上の団体は、一般480円、高校・大学生320円、小・中学生240円(鹿児島市民は順に360円、240円、180円)
  • 年間パスポートは一般1,200円、高校・大学生800円、小・中学生600円(鹿児島市民は順に900円、600円、440円)
  • 毎月第3日曜日は、小・中学生は常設展を無料で観覧できます
  • 開館時間は9:30〜18:00(入館は17:30まで)
  • 休館日は月曜日(祝日の場合はその翌平日)、12月29日〜1月1日
  • 常設展観覧料の支払いにはキャッシュレス決済が利用できます(特別企画展の観覧料と関連商品の購入には利用できません)

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

鹿児島市立美術館は鹿児島市城山町にあります。1階のエントランスホールは、薩摩切子の文様をデザインした吹抜けの天井ドームで、同じ階にカフェとミュージアムショップ、2階には前庭が一望できる休憩コーナーと、美術に関する図書を閲覧できるアートライブラリーがあります。交通は、カゴシマシティビューバス「西郷銅像前」下車で徒歩1分、市電「朝日通」またはバス「金生町」下車で徒歩5分、JR鹿児島中央駅からは車で10分です。美術館の駐車場は6台と少なく、近代文学館・メルヘン館との共用駐車場や、黎明館の駐車場もあわせて案内されています。

まとめ

「秋の所蔵品展 特集:在りし日を想う~所蔵作家・作品と写真資料」は、鹿児島市立美術館のコレクションに、写真資料の特集を重ねた展示です。会期は2026年9月15日から11月29日まで。草間彌生《RED-DOTS》の新収蔵品としての展示もあり、11月15日まで開かれている特別企画展「写真家ソール・ライターの原点」とあわせて見ると、写真をめぐる二つの視点が行き来します。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

鹿児島市立美術館

鹿児島市立美術館

〒892-0853 鹿児島県鹿児島市城山町4-36

西郷隆盛銅像のすぐ近く、城山のふもとに位置する鹿児島市立美術館。郷土出身の黒田清輝や藤島武二の作品に加え、モネ、ルノワール、セザンヌなど印象派のコレクションが充実しています。

美術館の詳細・アクセスを見る →

鹿児島市立美術館のその他の企画展

九州・沖縄で開催中・開催予定の企画展