瀧口修造コレクションⅢ

瀧口修造コレクションⅢ

開催中
会期
2026年9月25日 〜 2026年12月28日
所要時間
20分〜30分(当サイトによる目安)
所在地
〒930-0806 富山県富山市木場町3-20
混雑状況
富山県美術館の公式X(@toyamakenbii)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)

富山市の富山県美術館で、2026年9月25日(金)から12月28日(月)まで「瀧口修造コレクションⅢ」が開催されています。会場は3階の展示室6。今期のテーマは「瀧口修造と分身あるいは影像」です。瀧口修造の生誕120年を機に2023年から、瀧口旧蔵の資料を分けて所蔵する慶應義塾大学アート・センターと毎年開いてきた共同企画展の第4回目にあたり、主催は富山県美術館と慶應義塾大学アート・センターです。所要時間の目安は20分〜30分。

瀧口修造コレクションⅢはどんな展覧会?

富山県生まれの瀧口修造(1903~1979)は、詩人であり、戦後日本で最も影響力のあった美術批評家の一人です。富山県が美術館創設を計画した1970年代後半には専門家として相談を受け、館の前身である富山県立近代美術館が20世紀美術に焦点を絞って活動してきたのは、そのときの瀧口の助言によります。没後、書斎に残された絵画、版画、オブジェなど約700点が寄贈され、瀧口修造コレクションとなりました。

瀧口は1960年頃から、通称「手づくり本」と呼ばれる本を作っていました。ドローイング、雑誌の切り抜き、印刷物のコピー、銀紙、ラベル・シール、手書きのメモなど断片の寄せ集めで構成された、完成にも未完成にも見える本です。本展はそのうち吸取紙を用いた2冊の「手づくり本」と、デカルコマニーによる連作に焦点を当てます。吸取紙もデカルコマニーも、本体から写し取られた「影」=「分身」として生まれるもの。瀧口における「影像」という概念を考える糸口として、これらの作品を紹介します。

主な展示内容・注目の作品

  • 「手づくり本」『マティアス・グリューネヴァルトの失われた日記、または画家のハンドブック』
  • 「手づくり本」『吸取紙とは何ものかである、等々…』
  • デカルコマニーによる連作「私の心臓は時を刻む」中の20点《マチアス・グリューネウァルトの幽霊》
  • 11月12日(木)から「手づくり本」の場面替えを行います

瀧口修造コレクションⅢの見どころ3選

  • 「手づくり本」という独特の仕事。出版社や印刷所のプロセスを経ていない、瀧口自身の手仕事による本で、断片の寄せ集めがそのまま形になっています
  • 「写し取る」技法への注目。吸取紙は絵具やインクの余分な水分を吸い取る紙、デカルコマニーは乾く前の絵具に紙を当ててはがす18世紀に開発された転写技法で、シュルレアリストが偶発的なイメージを生む手法として用いました。どちらも本体の「影」として生まれる点に光を当てています
  • 11月12日(木)からの場面替え。「手づくり本」の場面替えが行われるので、11月12日の前と後で異なる場面を見られます

料金・開館時間

  • 観覧料は一般350円(280円)。( )内は20名以上の団体料金です
  • コレクション展とデザインコレクション展(展示室5・6)の共通チケットで観覧します
  • 70歳以上と大学生以下の方はコレクション展が観覧無料です。小・中学生、高校生などの児童・生徒、学校教育・社会教育活動としての引率者(観覧料免除申込書が必要)、身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳またはミライロIDをお持ちの方と付き添いの方1名も無料です
  • 企画展入場当日に限り、企画展のチケットでもご覧いただけます
  • 富山市ガラス美術館との常設展セット券も販売されています(合計550円のところ450円)
  • オンラインチケットも販売されています
  • 開館時間は9:30~18:00(入館は17:30まで)
  • 休館日は毎週水曜日、10月13日(火)、11月24日(火)

最新情報は公式サイトで確認してください。

あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ

富山県美術館はJR富山駅北口から徒歩約15分。美術館の周辺施設として館が案内しているのが、面積9.7haの親水文化公園「富岩運河環水公園」です。環水公園から美術館へ続くいたち川沿いの道は「プロムナード」と呼ばれ、「千年の桜並木」や、館のマスコットキャラクター《ミルゾー》のオブジェがあります。環水公園から中島閘門を通って岩瀬を結ぶ運河クルーズ「富岩水上ライン」は3月下旬~11月下旬の運航です。館内には3階にレストラン「BiBiBi & JURULi」、1階に「Swallow Cafe」があり、屋上には遊具で遊べる屋上庭園「オノマトペの屋上」があります(8:00~22:00、12月1日~3月15日は休業)。

まとめ

「瀧口修造コレクションⅢ」(テーマ「瀧口修造と分身あるいは影像」)は、2026年9月25日から12月28日まで開催されています。吸取紙を使った2冊の「手づくり本」とデカルコマニーの連作から、瀧口の「影像」という考え方に迫る小さな展示です。同じ展示室6では、シモン・ゴールドベルク&山根美代子コレクションⅢも同じ会期で開かれています。

所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。

会場について

富山県美術館

富山県美術館

〒930-0806 富山県富山市木場町3-20

2017年に全面開館した富山県美術館は「アートとデザインをつなぐ」をコンセプトに、ピカソ、ミロ、シャガールなど20世紀の巨匠の作品と、屋上のオノマトペの屋上庭園が人気の美術館です。

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