エトランゼたち —洋画家たちのヨーロッパ体験
- 会期
- 2026年10月24日 〜 2027年1月31日
- 所要時間
- 60分〜90分(当サイトによる目安)
- 所在地
- 〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2
- 公式サイト
- 公式サイトを見る(別のタブで開きます)
- 混雑状況
- アーティゾン美術館の公式X(@artizonmuseumJP)Xで来場者の反応を見る(待ち時間の告知は公式Xに出ることが多いです)
東京・京橋のアーティゾン美術館で、2026年10月24日(土)から2027年1月31日(日)まで、「エトランゼたち —洋画家たちのヨーロッパ体験」が開催されます。会場は5・4階展示室です。石橋財団コレクションから、黒田清輝、藤島武二、安井曾太郎、藤田嗣治らによる滞欧作をテーマに、日本の洋画家たちがヨーロッパで何を見て何に学んだのかをたどる展覧会です。展示会場の一部では当館のコレクション名作選もあわせて楽しめます。所要時間の目安は60分〜90分。
「エトランゼたち」はどんな展覧会?
明治維新以降、西洋文化を学ぶため多くの日本人がヨーロッパへと渡りました。美術家たちもまた、ヨーロッパ留学によって泰西名画や最新の美術動向に触れ、それらを貪欲に吸収しています。
島崎藤村による随筆『エトランゼエ』には、芸術談義に花を咲かせ、写生旅行へでかける同胞たちの様子が記されています。彼らの異邦人(エトランゼ)としての体験によって、画塾での基礎デッサン、美術館での模写、あるいは現地で交流した人々の肖像、写生地での風景画など、多彩な作品が生み出されました。一方でそれらの作品は、彼らが何を見て、何に学んだのかを雄弁に語る情報源でもあります。
本展は、そうした滞欧作を石橋財団コレクションから集め、その瑞々しい魅力を伝えようとするものです。模写作品が複数含まれるのも特徴で、コローやベラスケス、アングルの絵を前にした日本人画家たちの視線をそのままたどることができます。会期中は「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×藤井光 WHOSE LIGHT? —だれのひかりか」が同時開催されます。
主な展示内容・注目の作品
- 黒田清輝《針仕事》1890年、《ブレハの少女》1891年(いずれも石橋財団アーティゾン美術館蔵)
- 藤島武二《黒扇》1908-09年(重要文化財)、《裸婦》1906-07年、《ローマの遺跡》1908-09年(いずれも石橋財団アーティゾン美術館蔵)
- 百武兼行《臥裸婦》1881年頃、浅井忠《グレーの洗濯場》1901年(いずれも石橋財団アーティゾン美術館蔵)
- 安井曾太郎《水浴裸婦》1914年、山下新太郎《読書》1908年、坂本繁二郎《帽子を持てる女》1923年(いずれも石橋財団アーティゾン美術館蔵)
- 藤田嗣治《巴里風景》1918年、佐伯祐三《テラスの広告》1927年、林倭衛《サント・ヴィクトワール》1925-29年頃(いずれも石橋財団アーティゾン美術館蔵)
- 模写作品として、和田英作《コロー「カステル・ガンドルフォの思い出」の模写》1903年、山下新太郎《ベラスケス(?)「王妃マリアーナ・デ・アウストリア」の模写》1907年頃、髙田力蔵《アングル「泉」の模写》1938年
- 新収蔵作品として、硲伊之助《ニース海岸通》1935年、髙島野十郎《霧の日》1930-33年
「エトランゼたち」の見どころ3選
- 滞欧作という切り口。画塾での基礎デッサン、美術館での模写、現地の人々の肖像、写生地の風景画と、留学中に生まれた作品の幅が一望できます
- 模写作品が並ぶこと。コロー、ベラスケス、アングルという西洋絵画の名作を前にした和田英作、山下新太郎、髙田力蔵の手つきが、学びの記録としてそのまま残っています
- 新収蔵作品の公開。硲伊之助《ニース海岸通》と髙島野十郎《霧の日》が【新収蔵】として紹介されており、コレクションの現在形にも触れられます
料金・開館時間
- 入館料(税込)は、ウェブ予約チケットが一般1,200円、窓口販売チケットが一般1,500円
- 大学生・専門学校生・高校生は無料(要ウェブ予約。入館時に学生証か生徒手帳を提示)
- 中学生以下は無料(予約不要)。障がい者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名も無料(予約不要)
- この料金で同時開催の展覧会をすべて観覧できます(同時開催は「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×藤井光 WHOSE LIGHT? —だれのひかりか」)
- ウェブ予約チケットは各入館時間枠の終了10分前まで販売。予約枠には上限があり、空きがあれば美術館窓口でも購入できます
- 開館時間は10:00〜18:00(毎週金曜日は20:00まで)。入館は閉館の30分前までです
- 休館日は月曜日(11月23日、1月11日は開館)、11月24日、12月28日〜1月4日、1月12日
最新情報は公式サイトで確認してください。
あわせて訪れたい周辺スポット・館内カフェ
アーティゾン美術館は東京都中央区京橋1-7-2にあり、JR東京駅(八重洲中央口)、東京メトロ銀座線・京橋駅(6番、7番出口)、東京メトロ銀座線/東西線/都営浅草線・日本橋駅(B1出口)からいずれも徒歩5分です。館内1階にはミュージアムカフェがあり、通常は11:00〜18:00(ランチ11:00〜14:30、カフェ14:30〜18:00)、展覧会開催期間の金曜日は11:00〜21:00で夜のディナー営業も行われます。館内にはミュージアムショップもあります。年末年始は12月28日から1月4日まで休館するため、冬の旅程に組み込む場合は開館日を確かめてから出かけてください。
まとめ
「エトランゼたち —洋画家たちのヨーロッパ体験」は、黒田清輝、藤島武二、安井曾太郎、藤田嗣治らの滞欧作を石橋財団コレクションから集め、日本の洋画家たちがヨーロッパで得たものをたどる展覧会です。会期は2026年10月24日から2027年1月31日まで。入館料はウェブ予約チケットで一般1,200円、同時開催の「ジャム・セッション 石橋財団コレクション×藤井光 WHOSE LIGHT? —だれのひかりか」もこの1枚で観覧できます。重要文化財の藤島武二《黒扇》や、新収蔵の2点も並びます。
所要時間は、展示の規模と内容から当サイトが見積もった目安です。 じっくり見る方や音声ガイドを利用する場合は、これより長くかかることがあります。 また、会期・開館時間・料金などは変更される場合があります。 おでかけの前に、必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。
会場について
アーティゾン美術館
〒104-0031 東京都中央区京橋1-7-2
旧ブリヂストン美術館が2020年にリニューアルオープン。印象派の名品からジャクソン・ポロック、草間彌生まで、古今東西約3,000点のコレクションを最新鋭の展示空間で堪能できます。
美術館の詳細・アクセスを見る →アーティゾン美術館のその他の企画展
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